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2022年6月12日 (日)

頼朝の最後

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

大河ドラマ「鎌倉殿」。

  三谷幸喜脚本。

やはり、何度見ても三谷幸喜作の大河ドラマは面白いなぁ~と思うのである。
それだけ、従来の大河ドラマにありがちな、権力者達の英雄像が強調された内容の作りではなく、主人公のその周辺の人物像、そしてその人物がどのような過程で葛藤し、生き方を変えていくのかが今回の鎌倉殿の全体像であろうか。

  いよいよ今夜は源頼朝の最後。

と早まってはいけないが、今回から次回にかけて源頼朝が死を迎える回へと進路を変更する大切な回となることは間違い無いであろう。

  是非、見ておきたい回である。

と言っても、鎌倉殿に関しては、前から何度かこのブログでも記しているが、毎回が見ておきたい回となって描かれている。

  義時の兄の北条宗時。
  坂東武者の上総広常。
  源頼朝の弟の源義経。
  大天狗の後白河法皇。
  義時と結ばれた八重。

最近の回はほぼ毎回、重要な役どころが最後の時を迎える。
それだけ、主役が毎回変わりながら、我々視聴者からは〇〇ロスという感傷が植え付けられていくのである。

  そのあたりのストーリーの回し方も流石である。

そして気が付けば、一年の半分が終わろうとしているのである。

  このドラマは源頼朝が主役ではない。

あくまでも鎌倉時代の執権の座を確実なものにした北条家の、そしてそのきっかけとなった北条時政、そしてその次男坊も北条義時、更に姉の北条正子を中心とした、政権の中枢を担った人物像を描いたドラマ。

  よって、源頼朝の死後からが本番であると言える。

それがようやく今月あたりから見えてくるのである。

  ある意味、13人の戦国絵巻が集約されたドラマ。

よって、その人間の裏と表の心理戦が、このドラマの真骨頂であると言える。

  如何にして北条義時(小栗旬)は実権を握っていくのか。

当初は、いやいやながら源頼朝を立てていき、いやいやながら源頼朝の信頼に応え、そしていやいやながら政治の中枢への階段を上っていくのであるが、頼朝の死をきっかけに政権へと昇り詰める速度が加速していくのである。

  どこかで自らの意志が固まり行動が変わった瞬間。

それが6月放映の中に凝縮されていくのであろう。

  毎回が最終回。

そんな気持ちで今夜から数回が大きまヤマ場であることは間違いない。



PS
4月20日(水)より開催の「競合対策セミナー」。
 次回は6月22日(水)の開催となります。
 競合対策セミナーの予告編が出来ましたのでご視聴してみてください。
 自店の業績を左右する競合店。
 そんな存在である競合店に対しての対策セミナーを通して、
 競合店からの顧客の吸引と維持を学んでみませんか。

  競合対策セミナーの予告編の動画はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
 
5月11日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。

  52週MDマネジメントセミナー(6月編)ダイジェストの視聴はこちら

 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は8月編を7月5日(火)に開催予定。

是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。



今後のセミナーのご案内
①第3回競合対策セミナー
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日時:2022年6月22日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

※流通小売業様以外のご参加はお断りさせていただく場合がございます。
*第3回競合対策セミナーの申し込みはこちらからどうぞ。


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を


食品商業7月号の予約販売が始まりました。 
7
Amazonでの食品商業7月号のご注文はこちらからどうぞ。

当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。




 

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コメント

kazuさん、コメントありがとうございます。
鎌倉殿からいきなりPDCAが回り始めましたね(笑)。
売る楽しさはPDの領域
売れる喜びはCAの領域。
この二つの願望を満たすことで、必然的に販売のPDCAが回っていく。食品商業の6月号にも記載しましたが、この楽しさや喜びは本来人間に備わっている基本的な欲求ですから、年代や職位を問わずにそれを軸にして同じ方向を向ける大きな軸なのではないかと思っています。そしてそれを組織的に店舗全体で回していける仕組み作りが店舗のリーダーの役割かと思うのです。

ここからはコマーシャルになりますが、当方のファイブマネジメントセミナーにおいてより重点的にお話出来るかと思うので、是非御社でも如何でしょうか😎。

投稿: てっちゃん | 2022年6月12日 (日) 08時04分

kazuです。

なるほど~。
日本史にはあまり詳しくないものですから会長の説明を聞いてから大河を見たほうが数倍楽しめそうです。

「なるほど~」と思えることは大変重要な事で、仕事に関しましてはその重要性が増すと思っています。
今回それを実感したのが会長の記事です。「PDCAを廻しなさい。」と最近では良く耳にします。「計画して実行して検証して改善実行」そんなことは当たり前で現場では発注から販売実績のPOS情報、残も含めて改善しようと考えて継続しています。
しかし会長の記事でPDCAに関して腑に落ちた表現を頂きました。
「PD:売る楽しさ」「CA:売れる喜び」これを見たときには「なるほどな~」と心から思うことが出来ました。
「楽しくなければスーパーではない」今まで聞いてきた会長の本質の一部を改めて見させていただきました。
こちらの記事も、あちらの記事も今後も頑張ってください。どちらも視聴させていただきます!

投稿: kazu | 2022年6月12日 (日) 07時19分

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