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2022年5月28日 (土)

強みの表明

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


良く問われる、強みと弱み。

  自社自店自部門の強みと弱み。

そのようなアンケートを職位別に記載させると、強みは見えるが弱みが見えないとか、逆に弱みは見えるが強みが見えないという自己評価が為される場合もある。

  自店の強みは見えるが競合の強みが見えない。
  競合の強みは見えるが自店の強みが見えない。

特に競合店と拮抗している場合には、その冷静な客観視が問われるのである。

  自店の強みは見えるが競合の強みが見えない。

これは、逆にいうと自店の弱みを直視していないという裏返しではないだろうか。

  競合と比較しての自店の弱み。

そのような視点がなければ、競合の強みと自店の弱みが相反する位置づけて存在しているという視点にはならないであろう。

  逆もまた然りである。

競合の弱みが見えなければ自店の強みが見えてこない。

  自分の視点と世間の視点の違い。

これもまた重要な視点である。

  自分はこう判断するが他者はどう見ているのであろうか。

また、自社自店という視点と同様に、競合の視点はどのように自店を捉えているのか。

  この視点も非常に興味をそそられるものである。

この視点に関しては、実際の競合店の担当者や店長と会話をすることによって正確な情報が入手することが可能であろう。
そういう意味でも、競合店の店長同士のコミュニケケーションは重要なのである。

  いずれにしても自店の強みが見えないということはどういうことか。

結局それは、自店の強み弱みに対して明確な判断基準と判断するうえでの見極める力が無いといういことではないだろうか。

  強み弱みを過去に構築してきたか。

その過去からの構築が現在なのであるから、それが見えないということは、過去に戻ってそのような強みの構築が無かったということであろう。

  “結局今まで何をしてきたのか”

そう判断されても否とは言えない。

  自店の強みを過去2年間でどのように構築してきたのか。

または、自分の強みを過去2年間でどのように構築してきたのか。

  それを明確に回答出来ること。

それを今からしっかり構築していくことがこれからの仕事に対する視点であり、それが競合店と比較してどう構築していくのか。

  その結果としての二年後の強み弱みの判断となるであろう。



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 次回は6月22日(水)の開催となります。
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  52週MDマネジメントセミナー(6月編)ダイジェストの視聴はこちら

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 次回は7月編を6月8日(水)に開催予定。

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
増収減益ならまだしも、減収減益の時代に突入する企業も多いのではないでしょうか。
如何に目的を持って来店されるかという店舗。それを店舗として、そして部門として追求しなければならない時を迎えましたね。

投稿: てっちゃん | 2022年5月28日 (土) 11時33分

強み弱みが見えても評論家店長や担当者も増えてきましたかね。この傾向は組織の分業化やコンプライアンス等時代の流れもあるのですが。
何れにしても企業都合でお客様を蔑ろにすれば直ぐに見限られる現実。
烏合の衆より動き結果を出す行動力が求められますね。結果は売上より利益を伸ばす施策と行動がポイントでしょうか。暫くは増収減益の流れになるでしょうから。

投稿: dadama | 2022年5月28日 (土) 09時01分

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