年間スケジュール
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
各企業では、今年度の方針やコンセプトが固まりつつあるのであろう。
今年の年間の計画とスケジュールの策定。
そして、それによって部門や店舗がその方針を確認し、具体的な手法に則って毎月、毎週の販売計画なり行為計画が実践されていく。
毎週なんとなく同じことを繰り返しているわけではない。
いや逆に、毎週同じを事を繰り返している企業も店舗もあるかもしれない。
それでは何の進歩も無いし感じないであろう。
目指す目標と、その目的が明確であるから、人間とはその目的と目標に向かって具体的に行動できるのである。
コンサルとしての私の今年の目標は、取り組み企業が地域の競争を勝ち抜く為のフォーマット作りとなる。
その為の年間スケジュールの作成。
そう、自らの今年一年間のスケジュールではなく、取り組み企業の指導スケジュールの作成を重要視しなければならない。
その年間スケジュールでは、何を重視して策定しているのか。
マネジメントと販売の両面での同時進行。
この二つは、時間的なギャップが伴うものである。
それもまた微妙に異なるギャップがある。
皆さんもよくご存じであろうが、マネジメントという領域はそう簡単には業績への寄与には至らない。
人が学んで人が行動し人が結果を出す。
それがマネジメントであり、その為にはその学んだ本人が成長し行動してようやく業績寄与が発生するものである。
しかし、販売手法はそれよりも短期間に瞬間的な業績変動が生まれるのである。
しかしそれはあくまでも瞬間的なものでしかない。
継続させるためには、マネジメントを学んだ人間の継続力が必須だからである。
そしてそれを年間スケジュールでどう組み立てていくか。
それによって、継続的に業績を維持できる仕組みが構築されていく過程を、今年は確立させていくことが大きなテーマとなろう。
そこに全力を傾けて取り組み企業を支えていくこと。
それを大きな柱として、細部の具体的なメニューの組み立てと作成を順次実施していくことになる。
更に加えてセミナーの継続と構築。
52週MDセミナーは毎月開催するが、短期的な各種テーマを持ったセミナーをどう切り開いていいけるか。
データマネジメントセミナー。
競合対策セミナー。
意外に、今年は「利益獲得セミナー」もいずれ開催したいと考えている。
日本における経営環境の激変。
これは何も小売業界だけの問題ではないが、この業界にも大きな波が押し寄せよう。
如何に具体的に利益を獲得するか。
それも、競争に勝ち抜きながらの獲得である。
基本は販売力という前提に立ちながら、とは言ってもそれ以外の利益獲得策をどう実践するか。
そこも当面の企業課題ではないだろうか。
そこに切り込んだテーマを再度構築しながら、取り組み企業の支えとなっていこうと考えるのである。
PS
4月20日(水)より開催の「競合対策セミナー」。
その予告編が出来ましたのでご視聴してみてください。
自店の業績を左右する競合店。
そんな存在である競合店に対しての対策セミナーを通して、
競合店からの顧客の吸引と維持を学んでみませんか。
競合対策セミナーの予告編の動画はこちら
4月6日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
次回は5月11日(水)を予定。
動画で見る「52週MDセミナー5月編」
①52週MDセミナー(データで見るチャンスの在りどころ)
②52週MDセミナー(涼味麺の合同展開と軟皮果実の展開)
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
*全セミナースケジュールはこちらでご確認を
食品商業5月号が発売されました
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
お楽しみください。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
確かに利益面では大きな変動のある一年になるでしょう。それも含めた競争激化の年。やはり自店の強いと地域での位置付けを明確にしてお客様に認知して頂けるかが鍵でしょうか。
投稿: てっちゃん | 2022年4月21日 (木) 08時07分
今日も店舗巡回で出た話題が光熱費の経費増。更には電子決済やクレジット経費。昨年は広告やポイント施策が3密回避で入れにくい時期の反動もあり経費コントロールが大変難しい。
更には競合との戦いも戻りつつあり。
今年は将来を占う一年になりますね。
てっちゃんの剛腕、外野からお手並拝見と参りましょうか(笑)
投稿: dadama | 2022年4月21日 (木) 00時23分