初めが肝心
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
何事も初めが肝心。
過去にもそんな記事は多かった。
「初めが肝心」
「初めが肝心のルール」
「厳しい言葉」
「組織は生き物」
「引き継ぎ」
その他にも「初めが肝心」のワードが入った記事は多い。
新入社員教育、人事異動による赴任、新任店長としての赴任、転職によるスタート時、そして新規事業立ち上げ時に新規コンサル契約時等々、「初めが肝心」な場面は数多く存在する。
特に組織人としてのスタートには重要なワードであろう。
そして、この時期は人事異動や新規入社、途中入社も含めて、多くの人間が新たな一歩を踏み出している。
多くの社会人はその事を胸に新生活に臨んでいるであろう。
そして、それから半月が経過した。
よって再び「初めが肝心」のワードを表記したいと思う。
新生活をスタートさせる人間達は何も新入社員や新規入学者たちだけではない。
人事異動による職場環境もそうだし新規事業立ち上げも同様である。
そして多くの人間はその言葉を胸に新生活に臨むのであるが、この時期になると新たな環境に適合する為に多くの時間と多くの神経を費やす為に、「初めが肝心」とういう当初の決意が揺らぐ時期でもある。
初めが肝心。
しかし何も、この言葉でありことわざは、始まりだけの問題ではなく、その後その決意を新たにした自らの行動が、そのスタート時点を起点にどう維持継続されているかが問われるのである。
ほんの一時の決意では意味が無い。
その決意を胸に新生活をスタートしたら、その決意を継続していくから、そこを起点として人間は変われるのである。
しかしその決意も早々に崩壊してしまうのも事実である。
「初め」とは、自分を取り巻く多くの人間が、自分に対して何も先入観を持たずに受け入れてくれる時期なのである。
自分に対する先入観無しに受け入れてくれる時期というのは、自分が変われる大きなチャンスなのである。
自分とは他者の認識によって形作られていくものでもある。
自分が如何に「こうありたい」と願っても、それを判断するのは他者であるからだ。
よって、何も先入観を持たない他者に対して、自分を認知させられるのは「初め」の時だけである。
だから人間は初めの時に変われるのである。
このチャンスをどう活かすか。
そこに「初めが肝心」ということわざが生まれたのではないだろうか。
同様に、何かを学ぶ上でも、初めが肝心であると言える。
学ぶ前提には新たな発想という前提が必要となる。
要は、頭を新たな発想を受け入れる為の準備をするということである。
新たな発想を受け入れる準備をしたならば、次には一気に新たな考え方であり基準を一気に学ぶからこそ、新たな発想が身に付いていくのである。
これは一つのセミナー時にも言えることであろう。
新たなセミナーを受講するということは、そのセミナーの内容を学び、今後の仕事に活かすということである。
よって、仕事で活かす為にはスピードを持ってセミナーの内容を習得し、考え方を大きく変えて実践するスピードに活かすことが出来るかどうかである。
その為にはセミナー始動時のスタートの仕方が問われるのである。
そこで一気に受講生の考え方を切り替えることが出来るかどうか。
そこから人間と組織は大きく変化していくのである。
PS
4月20日(水)より開催の「競合対策セミナー」。
その予告編が出来ましたのでご視聴してみてください。
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次回は5月11日(水)を予定。
動画で見る「52週MDセミナー5月編」
①52週MDセミナー(データで見るチャンスの在りどころ)
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
皆さん、やはり65歳という年を節目と考えている方が多いようですね。但し、そこから先の人生も考えた上での今をどう生きるかも、この歳になったら想定しておくことも必要でしょうか。そう考えると、定年てなんだ?、との問いに向き合う日常でしょうか(笑)。
投稿: てっちゃん | 2022年4月16日 (土) 08時09分
とか言いながら引導を陰道と入力してしまい
(^^;)失礼致しました(笑)。
投稿: dadama | 2022年4月15日 (金) 20時34分
顧みれば私もこの歳で新たなるステージに立った訳でこの歳からチャレンジの場を頂けた事はラッキーなのでしょうね。
人生自ら白旗?陰道を渡すまでは「初心忘るべからず。」先ずはあと2年は全力投球していきますよ
。まだまだ若い者には負けれませんから(笑)。
投稿: dadama | 2022年4月15日 (金) 20時32分