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2022年2月23日 (水)

地域を知る

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今週は「業績対策」をメインに記事を書いている。

  今日は「地域を知る」ということ。

リアルに存在する店舗はその地域に存在し、基礎商圏からの顧客を対象に商売をしている。

  よって普段のリピーターは基礎商圏からの来店客がメイン。

地域の基礎商圏からの来店客であるから、その地域での暮らしを知らなければならない。

  “同じ日本人じゃん”

しかし人事異動で他県にまたがる異動をしてきた人間であればすぐに理解できるのであるが、地域による食文化は大きく異なるのである。
更には、同じ県内や市内でもエリアによる客層も大きく異なるであろう。

  駅から近いか遠いか。
  商圏内の年齢層は?。
  商業地か農業地か?。

更にいろいろな要素が組み合わされて食文化が構築され、季節やイベントによって購入される食材は大きく異なることがある。
その情報を如何に収集し、その地域で需要の高い食材をタイムリーに売場に提供できるかどうかも大きな来店動機の要因となる。

  その来店動機こそが競合対策となるのである。

新規出店した店舗がイベント時やお盆、年末といった大きなイベントに意外に弱く、その時ばかりは既存の店舗に顧客を奪われるという話をよく聞くが、それはその時ほど基礎商圏の顧客は「いつものあのお店に行けば間違いなくあの商品を品揃えしているハズ」という認識が高いためである。

  そして新規開店のお店ほどその情報が無い。

しかし、そこからしっかりと地域情報や経過したイベントの反省を取り込んで対応していくにつれて、イベントに徐々に強くなっていくのである。

  そうやって新規出店のお店は地域に根差していくのである。

それまではなかなかイベントや盆暮れでは競合店に出遅れるもの。
しかし、諦めずに地道に対応していく過程で、顧客の認知度が高まり、競合店から顧客を奪い取ることが出来ていくのである。

  確かにチラシやポイントで客数は増加するであろう。

しかし、一時の増加は過ぎに終焉をむかえるもの。

  重要なのは安定したリピーターを育てられるかどうか。

そしてそれは、安定した地域性を理解した商品展開が出来ているかどうか。
逆に言うと、それは既存の競合店から学ぶ姿勢も重要である。

  店長自身がどれほど競合店との情報交換をしている否か。

その情報交換から早々に地域性を認知し、それを自店の販売計画であり売場展開に活かすという姿勢。

  その為には競合店をリスペクトする姿勢。

特に自店の方が地域で商売をする後輩的な立場であれば尚更だ。

  競合店から学ぶという姿勢。

そんな姿勢とスタンスで競合店と関われば、必ず同じ営業の仲間として競合店も迎え入れてくれるもの。

  そしてそこから得られた地域情報は得難いものとなる。

そしてそれを自店のイベント対応にどう活かすか。

  地域のイベントに対しては徹底することが大切。

そこで地域の信頼を勝ち得るからである。
リアルの店舗を構えるということは、その地域に根差すということ。

  そして地域でどのような存在価値を生み出していけるか。

そこに商売の神髄とやりがいが潜んでいるのである。

  


PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


②52週MDセミナー(4月編)

52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

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当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
どの企業も今年は物価高相場高の影響で売上金額自体は伸びるであろうと予測していますが、どうなのでしょうか。確かに昨年同様の集客力があれば単純に単価アップ分が上乗せするのでしょうが、逆にお店の選択も厳しくなるでしょうから安心は出来ませんね。
そしてボロボロの健康診断。
一か月無給油にてパソコンを買い替えろという神の声ではないでしょうか😎。

投稿: てっちゃん | 2022年2月23日 (水) 08時45分

本部誘導のMDと作業効率化によって価格低減と利益追求に走ってきた業界もコロナ騒動による消費行動の変化、更には原油価格の高騰、人件費上昇等の経費増加が続く中、価格競争だけでは息切れする企業が出てくるでしょうね。
本部のマスメリットと個店裁量による地域最適化のバランスを見極める事がこれからの店長には求められる事でしょう。本部にお任せで自らのスキルを磨かく事を疎かにしてきたツケは必ずやってきますねー(笑)。店長は本部の犬になってはいけませんよ。それを是とする組織に今後の成長はないでしょうね。今日は辛口復活ですみません・・・健康診断がボロボロだったので(笑)。

投稿: dadama | 2022年2月23日 (水) 00時15分

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