« 2022年1月 | トップページ | 2022年3月 »

2022年2月

2022年2月28日 (月)

言葉が通じない

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


このブログでも何度か記載したことがある「言葉が通じない」という状況。

  転職して言葉が通じない
  店長として大切にしていること

転職して初めてわかる、その企業内での価値観。

  この価値観の違いがその企業のワードを決定する。

企業内で通じるワードと通じないワード。

  転職してそのワードの違いに気づくのである。

企業によってそのワードがどのような場面でどのように使用され、そしてどのような重要性を受信者(受け手)に与えるのか。
転職する前は、それが当たり前に、このような場面で使用され、受け手はそのワードをどう解釈してどう行動するのか、それがごく当たり前に自らのDNAに刷り込まれているから、ごく当たり前にその場面で使用するのである。

  しかし別企業ではそれが全く通じない。

今思えばごく当たり前のことではあるが、これは経験しなければ絶対に知りえないことであり、同じ組織内でどう言葉を通じさせて、どう行動を変えさせるかというコミュニケーションの在り方が問われるのである。

  組織内で言葉が通じないという現実。

このような現実に直面したら、その組織はどうなるのであろうか。

  間違いなく弱体化していくであろう。

組織とは、そしてそれを構成する人間とは言葉によって同じ方向を向くという気概と行動によって支えられているものである。

  言葉が通じないとはその気概と行動が連動しない状況になるのである。

それはまさに、組織としての機能を果たさないということである。

  最近思うのはその言葉でありワードに使い方である。

特に最近は新たなワードがどんどん使われ始めているなぁという危惧もある。

  DX、SDGs、カスタマージャーニー、ペルソナ
  エンゲージメント、オムニチャネル、マーケッティング4.0

当方の勉強不足もあろうが、突然上記のようなワードを羅列されても、まったく言葉が通じないことが多い。
それだけ、時代であり業界自体が進化しているのかもしれない。

  しかし、・・・ 。

あたかもこのようなワードを知らないと、付いていけないような、そして仕事に取り組めないような勢いで、これらのワードが使われているではないかと思われてしまう。

  しかしなぜ平易な日本語に訳せば簡単なこと。

問題は、誰が実践するのかということである。

  実践する人間に伝わることが最優先であること。

そう考えると、そのワードが創造された段階ではその原語を使用しなければならないが、それを取り入れて自企業や自分の組織で実践しようとすれば、自ずとその組織内で運用するために通じるワードの変換しなければならない。

  そうしなければ上記のような言葉が通じない環境となってしまうのだ。

如何に平易な言葉に変換してワードを使用するか。

  最近よく想うことである。



PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(4月編)


52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。


 

| | コメント (2)

2022年2月27日 (日)

真犯人は

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

さて、毎週日曜日夜10時30分から放映されている「真犯人フラグ真相編」。

  昨年の9月スタートの番組が今も続いている。

前期は事件が発生し、いろいろな経緯が発展した流れであり、その真相は全く不明のまま進行していたが、今期はその流れが操作によって徐々に解明されていくという真相が明らかになっていくというストーリーである。

  “しかしいろいろと展開していくなぁ~”

そう思って見ていたが、このドラマに登場する人物が、まさに当初事件が勃発した段階では想像も出来ないほどの繋がりを以って今に繋がっているという感想である。

  “よくもここまでストーリーを展開できるなぁ~”

本当に関心してしまうほどの広がりと関連がようやくつながってきたという印象。

  当初のスタートは相良家の妻子3人の失踪事件であった。

そして防犯カメラからの映像と、同時進行での失踪から、同じ犯人による誘拐事件では、との予測の下に操作が進められていく。
そして同時並行的に、犯人と思われる人物からの誘導や外部情報によって、謎が深まっていったのが前期の流れであった。

  今期はその真相が徐々に解明されてきたのである。

そして見えてきたのは、娘と息子が保護された段階で、実はこの失踪事件はそれぞれが別々の思惑からの失踪であり誘拐であった可能性が非常に高まってきたということである。

  そうでなければこのような複雑な経緯は説明が付かない。

当初から、あまりにも複雑な展開であるとは思っていたが、やはり別々の誘拐事件であったのかと納得させられるものがある。

  しかしまだまだ事件の謎は解明されていない。

まだ行動が明かされていない人物が多々いるのである。
そして、彼らの関係であり繋がりでありがどうなっていたのか。

  いろいろな場面で、あり得ない人間同士の関係が交じり合っている。

それがこれからの4話の中で解明されていくのであろう。
しかし、このように視聴者にドラマの謎を推理させながらのドラマの設定を私は初めて経験した。

  以前にも「あなたの番です」があったらしい。

同じ、秋元康原作のドラマ。

  そして今回も同じスタッフによるドラマの制作。

前回の「あな番」も前期と後期に分かれての2期連続の放映であったらしい。
それは今回も続いており、前期で問題提起、後期で問題解決、という流れである。

  この流れも初めての経験である。

要は、約20話が同じドラマで推移していくことになる。
逆に言えば、連続性が次への期待値となって高めながら、リピーターとして再来店されるという小売業界にも通ずるような連続性を維持できる仕組みが構築されたドラマと言えようか。

  この部分の仕組みを我々業界も学ぶ必要性はあるだろう(笑)。



PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(4月編)


52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。




| | コメント (2)

2022年2月26日 (土)

全員参加の強み

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今週は、業績対策、競合対策をメインのブログとなってしまった。

  しかし個店における最大の課題もそこのところ。

よって、競合という切り口で業績を改善していくことは、客数増の取り組みとして非常に重要であることがわかる。

  しかしそれだけでは業績対策にはならない。

客数増をどう維持し、そして客数増から取り組みを進化させて客単価アップを図り、客数、点数、単価をどうバランスよく向上させていくか。

  これが業績対策ということなのである。

その為には、店舗全体でこの方程式を理解し、その方程式の要素を自部門に置き換えて店舗としての自部門の役割を理解しながら部門担当者は取り組むべき具体策を確実に実践し、その積み重ねが店舗としての競合からの客数吸引と点数アップ、単価アップへと連動するのである。

  そのためには店舗全員の参加がなによりも重要。

店長や副店長、そして部門の責任者だけの問題ではなく、パートさん、アルバイトさんまで含めた全員がその取り組みの方向性と自部門の具体的な取り組みを実践していくことが必須であり、そのことによって取り組みの結果がスピードある効果を発揮するかどうかの分岐点となるからである。

  全員で取り組めば結果は二か月目から出るであろう。

しかし、その徹底度合いが甘ければ、効果はなかなか現れてこない。もしくは結果が出せないということにもなってくる。

  結果とはそのお店全体の変化からもたらされるものであるからだ。

一部だけの変化であり取り組みであれば、お客様にはなかなか伝わらないものである。
どんな取り組みであれ、それがお客様に伝わって初めてお客様の買われ方が変わるのであり、その買われ方が変わるまでにはお客様の半分以上にその変化が伝わなければ大きな変化は巻き起こらないのである。

  その為の全員参加型の取り組みとならなければならない。

そしてそのことによって、業績改善のスピードは大きく異なるのである。
よって、店舗のリーダーはそのことも結果検証に取り込んでいくことが重要となろう。

  一部で取り組んだ改善事項。
  全員で取り組んだ改善事項。

これが、結果にどのように影響してくるのか。

  驚くほどの違いが表れるに違いない。

そこからも、店舗のリーダーが普段からどう行動すべきなのかが見えてくるのである。
そして、そこからリーダーとして、どう行動し、どう結果を導き出すのか、そしてその検証からリーダーの仕事の楽しさが見えてくるのではないだろうか。

  それを体験すると現場が見えてくるのである。

そして、人間同士の繋がりの素晴らしさが見えてくるのである。
そして、組織マネジメントというものが見えてくるのである。

  最終的には店長は組織マネジメントの達人にならなければならない。

プレイングマネージャーとしての能力も重要であろうが、それ以上に組織マネジメントの習得による組織力の拡大であり組織マネジメントの重要性の理解からの、一致団結力による店舗の強さをどうスピードを持って実現できるか。

  店舗の業績とはそのような背景が隠されているのである。



PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(4月編)

52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。

| | コメント (2)

2022年2月25日 (金)

52週MDの継続

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日はデータマネジメントセミナー当日。

  ご参加の方はお待ちしております。

そして今日のテーマは「52週MDの実践」。

  現役の頃は12年間継続して実践していた52週MDマネジメント。

“よく12年間も続いたなぁ~”と思う。

  最初の1年は本当にきつかった。

“もう止めよう”

  何度そう思ったことか。

そうやって今まで何度途中で止めてしまったことか。

  “とにかく一年は続ける”

挫折する心をなんとか奮い立たせて、意地でも続けると再び気持ちを奮い立たせてようやく2月までたどり着いた。

  “あと一か月だ”

そして2月月間が終了した途端に、新たな3月が再びスタートし、そこからは前年の写真での反省が残っているから、昨年の売場作りが手に取るように見えてきた。

  “昨年はこの程度の売場だったのか”

逆に、昨年の売場を超える計画と打合せは比較的楽な行動となった。

こうやって、1年52週のサイクルが12回もまわっていくことになったのである。
2年目以降は、上記の通り思いのほか楽に取り組め、そして前年よりも精度の高い計画を各部と詰めることが出来た。

  更に自らもバイヤーとの折衝で商品手配するまでになっていた。

そして、一度回り始めた歯車は逆にそう簡単には止まらなくなっていくのである。

  “来店の為に今継続して途切れさせないこと”

その想いが強くなっていくのである。
そして、そのようなサイクルが回り始めていくと、自分自身の52週のサイクルが見えてくるようになり、その連続性の中で52週後の取り組みまで待つことなく、今週は翌月のどの週に繋がるのか、そしてそれは翌々月のどの週に連動するのか、という連続性を見出すことができるようになる。

  ひな祭りは入園入学に繋がり、そして母の日へ連動する。

そのような連続性を見出せると、逆に一年は早いものだ。

  いずれにしても慣れれば早いということである。

これは人生全てに言えることでもあろう。

  年を重ねる毎に一年が矢の如くに過ぎ去るのと同じである。

前年の経験が無く、試行錯誤で進める初年度はどうやったって辛く長い一年となる。
しかし、翌年も同じ辛さや長さかというと全く異なるのが52週の取り組みと言える。

  そしてこればかりはやった人間だけがわかる効果を伴う。

是非、新年度がスタートする段階から立ち上げて欲しいものである。




PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。
①52週MDセミナー(4月編)


52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。

| | コメント (2)

2022年2月24日 (木)

直ぐに結果が出るもの

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今週は業績対策ウィーク(笑)。

  業績対策とは。

「チラシ」「ポイント」「価格訴求」「タイムサービス」等によって、多くの来店客を集め、そこでしっかりと対策商品で売上を獲得するか。

  しかしそれは一時の対応に留まる。

当然であろう。

  来店動機がそれだけであるから(笑)。

しかし、我々はそれだけで一喜一憂してしまうのである。

  “売上が戻った!”
  “客数が戻った!”
  “業績が回復した!”

それが一時のものだとしても、やはりその瞬間は嬉しいものであり、それが永遠に続くと思い込んでしまうのである。

  しかしその夢は早々に崩れていく(笑)。

それだけ、簡単に得たものは簡単に奪われていく。

  この業界の原理原則である。

簡単に得られないから、地道に続けてきたから、そこから得たものは簡単には離れていかない。

  しかしそれを止めたらまた一気にうしなってしまうのがこの業界。

だから、基本もそうだし地域をしることもそうだし、52週の精度を高めていくという行為も途中で止めてしまったらそこで一気に顧客は離れていくもの。

  競合対策で得た一時の顧客をリピーターに転換する為に。

競合対策で顧客を瞬間的に獲得する手法。
瞬間的に獲得した顧客を永遠に留める法。

  この二つの施策が相乗効果を出しながら継続していくこと。

これが基本を徹底しながら、継続されていくことによって、常に新たな顧客が新規リピーターとして定着していくサイクルが生まれていくのである。

  そのためには全てを抜かずにやり続けること。

一言で言えば、そういうことである(笑)。

  だから、いろいろな対策が提案されるのである。

しかし、すべてが業績対策として提案されることによって、現場はいっぱいいっぱいとなってしまう。

  “そんなの全部できねぇ~よ!”

そんな不満が噴出するのである。

  だからその施策一つ一つの意味を理解しなければならない。

この施策は、どのような何のために実践して、結果としてどのような効果が生まれるのか。

  店舗全員が一つ一つの施策を理解して実践すること。

ここの大きな意味があるのである。

  重要なのは一人一人の維持継続するという意志の強さ。

この意志が失われない限り、そのサイクルは回り続けるであろうし、そしてその結果も地道に店長が一人でやり続けるよりも早々に我々の目の前に現れてくるものである。

  そんな成功体験を積むことの大切さ。

その成功体験から、この業界で大切な原理原則を身に付けていくのである。

  それが正しい成功体験の積み方ではないだろか。



PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


②52週MDセミナー(4月編)

52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。

| | コメント (2)

2022年2月23日 (水)

地域を知る

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今週は「業績対策」をメインに記事を書いている。

  今日は「地域を知る」ということ。

リアルに存在する店舗はその地域に存在し、基礎商圏からの顧客を対象に商売をしている。

  よって普段のリピーターは基礎商圏からの来店客がメイン。

地域の基礎商圏からの来店客であるから、その地域での暮らしを知らなければならない。

  “同じ日本人じゃん”

しかし人事異動で他県にまたがる異動をしてきた人間であればすぐに理解できるのであるが、地域による食文化は大きく異なるのである。
更には、同じ県内や市内でもエリアによる客層も大きく異なるであろう。

  駅から近いか遠いか。
  商圏内の年齢層は?。
  商業地か農業地か?。

更にいろいろな要素が組み合わされて食文化が構築され、季節やイベントによって購入される食材は大きく異なることがある。
その情報を如何に収集し、その地域で需要の高い食材をタイムリーに売場に提供できるかどうかも大きな来店動機の要因となる。

  その来店動機こそが競合対策となるのである。

新規出店した店舗がイベント時やお盆、年末といった大きなイベントに意外に弱く、その時ばかりは既存の店舗に顧客を奪われるという話をよく聞くが、それはその時ほど基礎商圏の顧客は「いつものあのお店に行けば間違いなくあの商品を品揃えしているハズ」という認識が高いためである。

  そして新規開店のお店ほどその情報が無い。

しかし、そこからしっかりと地域情報や経過したイベントの反省を取り込んで対応していくにつれて、イベントに徐々に強くなっていくのである。

  そうやって新規出店のお店は地域に根差していくのである。

それまではなかなかイベントや盆暮れでは競合店に出遅れるもの。
しかし、諦めずに地道に対応していく過程で、顧客の認知度が高まり、競合店から顧客を奪い取ることが出来ていくのである。

  確かにチラシやポイントで客数は増加するであろう。

しかし、一時の増加は過ぎに終焉をむかえるもの。

  重要なのは安定したリピーターを育てられるかどうか。

そしてそれは、安定した地域性を理解した商品展開が出来ているかどうか。
逆に言うと、それは既存の競合店から学ぶ姿勢も重要である。

  店長自身がどれほど競合店との情報交換をしている否か。

その情報交換から早々に地域性を認知し、それを自店の販売計画であり売場展開に活かすという姿勢。

  その為には競合店をリスペクトする姿勢。

特に自店の方が地域で商売をする後輩的な立場であれば尚更だ。

  競合店から学ぶという姿勢。

そんな姿勢とスタンスで競合店と関われば、必ず同じ営業の仲間として競合店も迎え入れてくれるもの。

  そしてそこから得られた地域情報は得難いものとなる。

そしてそれを自店のイベント対応にどう活かすか。

  地域のイベントに対しては徹底することが大切。

そこで地域の信頼を勝ち得るからである。
リアルの店舗を構えるということは、その地域に根差すということ。

  そして地域でどのような存在価値を生み出していけるか。

そこに商売の神髄とやりがいが潜んでいるのである。

  


PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


②52週MDセミナー(4月編)

52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。

| | コメント (2)

2022年2月22日 (火)

基本という普遍性

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は「競合対策」について記した。

  今日は「基本の重要性」。

昨日の競合対策では、その効果は客数増であると記した。

  しかし客数増と売上増はまた異なる経緯を持たねばならない。

確かに、客数増による売り上げ増は一時の価値はあるだろう。
しかし、一時の客数増はあくまでも一時であって、またいずれ獲得した客数は元のお店に戻っていくもの。

  それがこの業界の真実である。

重要なのは、その獲得した一時の客数をどうリピーターとして定着させ、そのリピーターが自店の売場でより多くの点数を購入し、より高単価な買い物をしていただけるか、という長い長いストーリーの始まりであることを認識することである。

  その認識の根底にあるこの。

それが、リピーターつくりである。

  一時を永遠に転換させる要因。

その一つが「基本の重要性を知る」ことになる。
この業界では、基本の徹底は昔から言われ続けてきた商売の原理原則であり、常に年度初めの企業方針や店舗コンセプトにも取り入れられてきた企業が掲げる理念になっている。

  しかし当たり前がなかなか出来ない。

だからこそ、毎年その重要性を掲げて、全従業員に再び基本を喚起させる目的もあるのだろう。

  しかしなかなか若手の頃はその重要性に気付かない。

当然であろう。

  基本の徹底と業績との関係が見えにくいからだ。

基本の徹底とは今リピーターとして来店されている顧客が、ほかの店舗に浮気しないで確実に自店で購入して頂ける為には重要なポイントなのである。だから、客数が現状維持しているということは基本がリピーターに認識されているということであり、そのことによって急に新たな客数が増えるということではないからである。

  しかし商売の原則は生きている。

店舗力や企業力が落ちていく企業が一番初めに欠けていく部分も基本である。

  そしてその直後にその企業は崩壊していく。

そんな企業や店舗を何度見てきたことか。

  そう考えると、基本とは従業員そのものなのだ。

企業や店舗で働く従業員教育のレベルの高さの裏返しが基本のレベルと言えるのである。
よって、多くの企業は常に自社や自店へのメッセージとして、普段の基本レベルを常に意識していくことを意図しているともいえる。

  それだけ基本の効果は計り知れないものがある。

それはこの業界がリアルな対人間を対象とした商売であるからだ。

  顧客としての人間が来店する動機に対する直接的な手法。

それが、我々業界が従来から基本としてきた4っつのS。

  鮮度
  品切
  接客
  清潔

店内の商品に対して、店内の品揃えに対して、店内の従業員の対応に対して、店内の設備に対して、常にリアルなお客様が来店動機を高めてくれるのが上記の4つの項目であり、そのことによって、あくまでも現在来店されているリピーターが再び来店してくれる動機を落とさないことを前提に優先的に実践していくことなのである。

  基本の徹底度は企業存続の基準。

これも我々業界の原理原則であることを知らなければならない。




PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


②52週MDセミナー(4月編)

52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。

| | コメント (2)

2022年2月21日 (月)

競合対策で追うもの

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


競合対策。

  今や業績を左右する最大の要因は競合店の存在。

よって、業績改善を競合対策に置き換えることが多い。

  “そんなのは分かり切っているよ”

皆はそう言うであろう。

  しかし競合対策とは言っても具体的にはどうするか?。

全ての商品を価格合わせをするのか?。
特売の価格で圧倒的差別化するのか?。
品揃えの幅を広げて差別化するのか?。
基本の徹底で来店動機を高めるのか?。

  全てが出来ればそれに越したことはない。

しかしそれは不可能である。

  どこをどう意識して競合対策を施すか。

そこが競合店の存在に悩む企業や店舗の最大の悩みであろう。

  ただ競合対策の手順を理解する必要があろう。

競合対策だけで自店の業績が即改善するわけではない。
そのことを理解して行動し対策をしなければ、その効果に悩むことになるのである。

競合対策によって何を改善するのか?。

  それは「客数」である。

客数とは出店地の基礎商圏によってほぼ確定されてしまうものである。
その基礎商圏によって、そのお店の最大の売上がほぼ決定してしまうもの。なぜなら商圏に居住する世帯や人口以上の来店客数は有り得ないことだからだ。

  基礎商圏からの引き算をより少なくすること。

これが業績対策となる。

  そしてその引き算の最大の要因が競合店の存在ということになる。

よって、競合対策の目的は、如何に客数を最大値として確保するかなのである。

  競合対策の評価は客数で判断する。

これが競合対策の目的であり、その目的に対して現在の客数を伸ばし、伸ばした客数を維持しながら客単価を別の施策でアップさせて総売上を大きく伸ばしていくのである。

  これが競合対策を起点にした業績対策となる。

よって、競合対策とは業績対策のスタートラインとなり、そこから獲得した客数をどう維持するかはまた別問題となり、そこにまた新たな業績対策が生まれ、点数対策であり単価対策でありを自店の販売力から高めていき、

  売上=客数×平均点数×一品単価

上記の基本的な売上の分解式で説明すれば、客数に対して競合対策で改善し、平均単価であり一品単価に関してはまた別の自店内の販売技術を用いて改善していくことになる。

  これが業績対策の全体構図となる。

それでは、その一つ一つの数値の改善の為に具体的に何をどうして対策を打っていくのか。

  それは全てをやることに他ならない(笑)。

それが理想ではあるが、まずは競合対策からの客数増をどう図るか。
そして、客数をしっかりリピーターとして安定した客数として囲い込み、そこからリピーターに対しての商品の魅力、売場の魅力を高めて点数を高め、その積み重ねが継続が安定した業績を維持することが出来るのである。

  その具体策。

それはまた後日。




PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


②52週MDセミナー(4月編)

52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。

| | コメント (2)

2022年2月20日 (日)

Beijing2022

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

北京オリンピック。

  別名「Beijing」オリンピック。

現地の会場に表記れているは「Beijing2022」。

  当初大きな違和感があった。

一番初めにBeijingを目にしたのは「男女混合ジャンプ団体」の争いの場面。

  “Beijingって、なんの意味、なんて読むの?”

というところから、このワードを知るのであるが、世界標準ではBeijingと表記し、ベイジンと日本語では発音することを知るのである。

  そんな違和感のある疑問からスタートした今回のオリンピック。

そして本日が閉会式であるが、このオリンピック、最後までどうも晴れ晴れとした印象が残らないのは私だけではないであろう。

  疑惑だらけのオリンピック。

そういうイメージの濃い大会となってしまったのではないだろうか。

  それはいろいろな意味でそういう印象になってしまうのである。

当然、今回のオリンピックに出場し、活躍した結果はなんの疑いも無い事実である。
そして、そこで活躍した選手たちは、当然に評価され祝福され自信をもって今後に活かしてほしいと思っている。

それでも、

  高梨沙羅のウェア疑惑。
  羽生のリンクの穴疑惑。
  ショートトラック疑惑。
  団体パシュートの転倒。

等々、いろいろな疑惑や残念が出来事が多かった今回のオリンピック。

  そして最後は「ワリエワ」選手の薬物疑惑。

結果、いろいろあったが日本の坂本花織選手が銅メダルを獲得したが、その裏側でのワリエワ選手の大失敗。

  それはそれで結果であるからそれが全てであろう。

この大会での日本人選手やその他の多くのメダリストの競技を見てきたが、実は一番選手の技術の高さを見せつけられたのは、女子フィギュアスケートのワリエワ選手のショートの演技であった。

  あの演技力はこの世の人間のものとは思えないほどのレベル。

彼女の演技は、他の競技者からすれば「絶望」と評されるほどの完璧な仕上がりであるという。

  ライバルを「絶望」の底に追いやる完璧性。

それが彼女の存在であった。そして、その呼び名の通りのほぼ完ぺきな演技をショートトラックでは演じていたのである。

  そして、ショートプログラムでの圧倒的な1位。

いろいろな疑惑があり、いろいろな見方があり、意見があるのは理解できる。
しかし、そうは言っても彼女は今大会の出場が許され、そしていろいろな目線に晒されながら、ショートプログラムを演じた。

  そして私は純粋に彼女の演技は評価したい。

まるで羽生弓弦を思わせる流れるような体の身のこなし。女子選手であれだけの綺麗な体線を維持した演技、そして軸のブレない回転、更には緩急を織り交ぜたスケーティング、すべてに見惚れる内容であり、感動したのである。

  そしてフリーでの演技。

彼女だけを想えば、相当な重圧の中での演技であり、わずか15歳の少女が体験するにはあまりにも酷な環境ではあったのかなとは想像できる。

  この結果が彼女の人生を狂わせないことを願うのである。

そして、今大会での日本人選手の活躍も、楽しませて頂いた。

  男子ノルディックスキージャンプの小林陵侑選手。
  
彼は前半の日本の顔であっただろう。混合ジャンプ団体でも日本チームをどん底から引っ張った功績も大きい。

  女子スピードスケートで金1つ銀3つをもぎ取った高木美保選手。

後半の日本の顔であり、今大会だけでも4つのメダルは特筆ものである。

  そして女子カーリング。

今大会でも日本人のチームプレーの神髄を見せつけてくれた彼女達。
あの笑顔に触れるだけで、勇気が湧いてくる試合運びを見せてくれた。

  史上最高難度の平野歩選手。

なにかと話題の多い今回のBeijingオリンピックを、最後の最後に閉めたのはカーリング娘。

  “準決勝には行けないか?”

と諦めかけたその瞬間に届いた朗報。

  “また試合が出来る”

その喜びが今回の快挙に結びついたのであろう。
そんな感動に二週間であった。



PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


②52週MDセミナー(4月編)

52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。


 

| | コメント (2)

2022年2月19日 (土)

バレンタイン動向

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今年のバレンタイン。

  聞けば聞くほど萎えてきてしまう(笑)。

何故か?。

  各企業とも売切り後免の展開。

もっとも、当方も52週MDセミナーでも同様のアドバイスをしているから、私が言えるような立場ではないのだが。
それにしても、食品スーパーとしてのバレンタインの取り組みというか展開に関しては、完全に一時の盛り上がりは消えていた。

  “義理というワードと共に消えたイベント”

食品スーパーにとっては、これが今年のバレンタインに対する捉え方であり、これは今後益々定着していくであろう。
そして、義理というワードに乗ったチョコレートから、自分へのご褒美であり友とのコミュニケーションとしてのチョコというワードへ完全に移行してきた感がある。

  「好調でした」

多くの方はそういうが、その好調という比較自体が昨年割れで「可」とする意識の強さからくるのであろう。

  その前提があっての今年の予定通りの結果。

想えば、上記の「義理」というワードがこの日本から徐々に消えつつあるようで寂しい限りではある。

  義理。
  人情。
  恩義。

そのようなワードが徐々にこの世界から消えていくような不安であり寂しさが募るのは私だけではないであろう。

  そしてそのような義理チョコという関わりが消えつつある現実。

その現実をどう捉えればいいのかという別の世界観はさておいて(笑)、これからのバレンタインというイベントのキーワードは以下の通りになっていくであろう。

  それは「美味しいチョコを食べる日」。

または、普段の自分へのご褒美として「日頃食べたいと思っている美味しそうなスィーツを食べる日(食べてもいい日、それが許される日)」といイベントへ展開していくのであろう。

  そう考えた時の来年のバレンタインをどう考えるか。

よって、そこへ向けて今からの品揃えであり直近のイベントへの対応が、来年のバレンタインへ繋がることを意図しながら、早々に次回のひな祭りへと続けていかなければならない。

  いろいろな意味で「冷凍食品」の移行が進む昨今。

その反動として、本来の「味」であり「美味しさ」から離れていく普段の食生活。
その普段に対して、「味」への回帰であり「美味しいへ」の回帰をどこに求めるのか。

  そんな回帰という意味での自分へのご褒美として位置付け。

そんな位置づけとしての、バレンタインやその他のイベントが、そのような位置づけに転換していくのかもしれない。

  そんな第一歩としての今年のバレンタイン。

そんな風に捉えてしまう今年のバレンタインであった。




PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


②52週MDセミナー(4月編)

52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。


| | コメント (2)

2022年2月18日 (金)

300坪スタイルの開発

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


各企業の出店スタイルの変化。

  300坪スタイルの小型店への模索。

従来であれば、600坪~700坪スタイルの食品スーパーが開発のメインだった。
しかし昨今は300坪スタイルの店舗の開発が進んでおり、各企業もその規模での出店を試み、そしてそこからの採算を試算している段階であろうか。

  何故300坪?。

それは当然出店に際する立地の有無が非常に大きいであろう。
それだけ、600坪以上の規模の立地が無くなってきているのである。

  出店して10億以上を見込める立地。

そう考えると、なかなかその規模に見合う立地が見当たらなくなってきているという現実。

  唯一300坪前後であれば出店可能な立地なら存在する。

しかしそんな規模での出店では出店経験が遠い昔の世界であり、ここ最近ではその規模での出店の経験が無い。

  よって出店しても採算が合うのか。

しかし、それを指をくわえて検討している隙間に、ドラッグがどんどん出店していく。

  そしていつの間にか競合店としての位置づけとなっている。

それをどう阻止するのか。

  そんな背景。

よって、300坪という隙間にどう出店し、どんな商売をしてその隙間で商売を成り立たせるのか。
そこにトライしていかない限り、今後の出店ペースを高めていくことは容易ではない。

  特に地方スーパーはそこが問題であろう。

人口減の環境の中で、人口集中しているエリアはどこも狭小地の立地しか用意されていない環境なのである。
その隙間に出店して、その商売に見合う利益を創出することが出来るのか否か。

  そこでいち早く採算ベースに合うモデルを創造しなければならない。

しかし、なかなかうまくはいかないのがこの世界なのである。

  何故か?。

やはり商品回転が、他の既存店のような回転が伴わないのが現実であり、売れてナンボという環境で育ってきた従業員にとっては、商品回転が低い店舗での販売意欲でありモチベーションでありをどう維持していくかも重要な課題となるのである。

  要は管理型の商売をどう成り立たせるか。

ここで躓く(つまずく)のであろう。

  やはり商売は売ってナンボ。

しかし売れないお店ほど、売場を100%完成した段階から、補充よりも売切るという行為が先行していくもの。

  “100%の売場も厳しい”

そのような環境では売る楽しさや売れる喜びという商売の本質を追求することもままならない状況となる。
そこを、どう解消しながら、従業員が働く楽しさを共有しながら店舗運営を担っていけるか。

  そこを如何に解決しながら300坪を起動に乗せられるか。

ここが軌道に乗せられるかどうかの試金石となるのではないだろうか。



PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


②52週MDセミナー(4月編)

52md4 

日時:2022年3月9日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

52週MDマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。



| | コメント (2)

2022年2月17日 (木)

恵方巻へ繋げる為に

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今年の恵方巻。

  “まだなんかあるの?”

恵方巻の量販時である節分が過ぎて二週間以上が経過。

  さて来年の恵方巻はどうする?。

と言っても、そこまで見通してい今後の人員育成や人員配置を考えている方は少ないであろうか。

  いやほとんどいないかもしれない。

しかし、そこに向けて人材育成であり人員援助による店内のチームワーク作りを考慮している店長仲間もいるのである。

そんな方の、恵方巻における考え方と実践方法とは。

  やはり応援者の人材育成が全てであると言う。

今年の恵方巻に向けて、昨年11月頃から応援チームを組んだという。
そして年末商戦にも、その人員で寿司の応援を実施。

  お陰様で年末商戦は寿司の動きが大爆発。

その成功によって、その応援チームの成長を確認した店長は、恵方巻の時にはまた別の人員を動員して恵方巻の応援チ―ムを再結成したという。

  “もったいない!”

私はそう思った。

  せっかく年末から結成した応援チーム。

しかし彼は、そのせっかくの応援チームをぶち壊し(笑)、更に新たな応援チームを再結成し恵方巻に臨んだ、という。

  目的は?。

年末の応援チームは十分に応援者としての実力を有し、その成長度合いも見えてきたという。よって、その手順で再結成した応援チームにも同様のプログラムで育成して応援チームを組織したという。

  年末のチームとはまた別の恵方巻応援チーム。

しかしそこでも応援者達の成長があり、予定通りの数量を巻けたという。

  そして応援者達がどんどん増加していく。

最終的には、だれが応援に行っても同様の実績が残せるまでに成長していく。

  店舗運営としては究極の姿ではないだろうか。

そしてそのような応援体制が組めるということは、そのお店の全員が恵方巻に製造に関われるということであり、その結果、いろいろな応援体制が構築されていく前提にもなるのである。

  皆で力を合わせれば。

そんな空気が店内に充満していくのである。

  これこそが店舗運営の究極の人材育成法となる。

そしてそれが、部門内でも同様に応援体制を組むことの前提となり、一致団結することのスピードが増していくのである。

  まさに理想の姿。

是非、一歩一歩そのような店舗内での体制固めをしてほしいものである。




PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから

*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。



| | コメント (4)

2022年2月16日 (水)

売場を記録する

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


コンサルやセミナーをしていると想うこと。

  “企業や個店での店長の実践手法の違い”

この実践手法がこれほど異なるのかと思うのである。

  特に売場を記録するという部分。

売場を記録するとは、売場の写真を撮ってそれを毎週の反省でありデータと共に残しておくとかという週毎に残しておくという行為。

  私はこれを十数年間繰り返し実践していた。

それは52週MDという言葉を知って、そしてそれを企業として実践するという方針が出てからずっと継続してきたことであり、企業がその推進を止めても自ら率先して実践してきたのである。

  何故か?。

そのことによって、52週毎の繰り返しを知り、そしてそれは毎年その精度を高めながらレベルアップしていくことが見えるからである。

  見える化。

よく言われる言葉である。今ではデジタル化したデータであり写真でありをパソコン上で保存して、それを52週の取り組みとしている企業や個人が多くなっていると思われるが、リアルな店舗ではパートさん達がよく通る通路などでそのような見える化をすることによる効果は計り知れないものがある。

  自分の仕事が見える。

要は、自分の陳列した売場が写真として記録されることによって、自分の仕事のレベルが見えるのである。

  結果、自分の仕事のレベルアップが見える、ということ。

これは、普段時間を目途に仕事をしている彼女からかすると、売場という見える状態の進化を目にすることであり、これは彼女らの陳列技術を向上させようとする意欲にもつながるもである。

そんな仕事の仕方をしてきた経緯があるから、同様の仕事の仕方を他企業の店長も実践しているのだろうと思っていたのである。

  しかしやはり仕事の仕方は店長個人の考え方が大きく反映されるのである。

先日、ある店長仲間から、この売場の写真による記録の話をした。

  はやり店長自身の時間確保の課題が大きいという。

在店時間内に、発注を持ちそして部門を兼務していると、どうしてもそちらの実務に割かれる時間が多いという。

  そんな中で、如何に売場の写真をタイムリーに撮影しておくか。

そこに、FacebookやInstagram、更には架空の保存空間に保存しておくという現代の手法が活躍するのである。

  そんな話を店長仲間は話していた。

はやり彼も、売場の記録は必須であると考えている。
そして、それが来年の同じ週に必ず効果を現すのである。

  52週の売場を記録に残す。

この実践を継続して一年を経過すると、必ずそこからの売場の精度が高まるという実践効果はやった人間のみぞ知る現実なのである。



PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから

*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。



| | コメント (2)

2022年2月15日 (火)

Web会議ツール

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


アフターコロナ。

  戻る環境と戻らない環境。

昨年7月にこのコンサル業界に身を投じた。

  しかし世の中はコロナ禍の真っただ中。

コンサル業界も各社の感染対応でリアルな行動が取れない状況。
しかし、私は以前のこの業界のどのような環境下で運営されていたのかもよくわからない中での、コンサルへの転身であったから、私自身は今のこの環境がこの業界の常識として認識しているのである。

  リアルからリモートへの転換。

よくこの業界の方は言われるが、私にとっては今のこの環境がこの業界の常識として映っているのである。

  リアルよりもリモートの需要。

特に、皆を集めてのリアルなセミナーや研修、講義や講演といった学ぶ機会の環境の変化は元には戻らないのではないだろうか。
というよりも、今のこの環境しか知らない私は、この環境でどうこれからの自分を方向付けていくかが焦点となる。

  そこでリモートによる環境を整えることが優先となる。

週一回のペースで仲間達との会合を行っているが、これも試行錯誤の連続である(笑)。

  Skype。
  Messenger。
  zoom。
  Team。
  Meet。

最近はいろいろと試してみた。

  どれも一長一短である。

特に、現在はまだ無料でのお試し施行であるから、今後いずれかのツールを有料にて取り入れていかなければならないとは思っている。

  さて、どれを選択するか。

選択に重要な要素は?。

  ①画質・音質の安定さと鮮明さ。
  ②参加人数と継続時間の妥当さ。
  ③有料版アップデートの妥当さ。

そのような基準で選択したいと思っているが、今現在は検討チューなのである(笑)。

  “慣れという意味ではzoomかな”
  “PowerPoint操作にはTeamかな”
  “今後の動向次第でmeetも可かな”

いろいろな思惑が渦巻くのであるが、やはり自分もそうだし周囲の従来からの操作性を考慮すると、やはりzoomが一番この2年間の環境の中で一般的になってきているのではないかと思う。

  zoom環境での会議の常態化。

これがどの企業でも進行しているのでないだろうか。
そして、画像の安定性、音質の安定性、各種操作性、そして無料版でも録画機能が付いているのは心強い。

  それにしてもリモート会議やwebセミナーの常態化は止まらないであろう。

リアルに集合する必要が無いというメリットは外せないのではないだろうか。
従来であれば、リアルに集合する為の旅費、時間が費やされた。そしてそこに行きつくまでの感染リスクも大きな課題である。

  それを一気に解消したのがリモート環境。

従来からその存在は認知はされてはいたが、いざこのような状況(コロナ禍)による強制的なリモート環境の強要によって我々の業界も大きな環境の変化をもたらされたのであろう。

  しかし私はそれを素直に受け止めるしかないのである。

そしてそこから飛躍していくしかないのかもしれない。

  その武器としてのツールの習得は必須項目なのかもしれない。

そう受け止めて、この環境を積極的に取り込んでいきたいと思うのである。



PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから

*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。



| | コメント (2)

2022年2月14日 (月)

グロサリーの活かし方

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


ワンストップショッピング性を高めるための食品スーパーの取り組み。

  生鮮部門の強化。

これは、食品スーパーが他業態との差別化を図る為に、必須の取り組み事項となる。

  ドラッグやネットスーパーとの差別化。

その為には、生鮮強化は必須項目であり、特にリアルに来店される従来からの食品スーパーとして生き残りを図る為にも、生鮮強化そして生鮮部門で地域の顧客に高い支持率を得ることはこれからの時代を勝ち抜く為には必須となる。

  それだはグロサリーはどうか。

グロサリーで取り扱う商品となると、ドラッグやネットスーパーでも同様の商品が価格で提供されている。

  そしてこの傾向はますます強くなっていくであろう。

そんな環境下にあって、食品小売業は生鮮強化とは別に、グロサリー部門をどのような位置づけで経営をしていくことになるであろうか。

  グロサリーの活かし方。

食品スーパーにとっての生鮮は強化で一致であろうが、逆にグロサリー部門(日配、食品、雑貨、酒、パン等)の部門をどう捉えるかは、企業それぞれにおいて思惑が異なるのではないだろうか。

  「うちは価格で攻める部門とするよ」
  「うちは品揃で攻める部門とするよ」
  「うちは雑貨を絞って効率化を図る」
  「うちは・・・・・・・ とするよ」

各社各店ともいろいろな思惑を秘めて、グロサリー部門を考えているのではないだろうか。

  いずれにしても食品スーパーにとってのグロサリーは茨の道であろう。

他業態にどんどん奪われていくのがグロサリー商材である。

  どこまで価格で対抗できるか。

その為には新たなビジネスモデルが開発されなければそこには対抗できないのではないだろうか。

  逆に、価格に走らなけえれば。

グロサリー購入を生鮮購入のワンストップショッピングとしてついでに購入する方以外は、リアル店舗での購入はどんどん遠ざかっていくであろう。

  そう考えると必然的にグロサリー部門の捉え方が変わってくる。

生鮮で差別化が可能であれば、同時にワンストップショッピングとしての同時購買は可能であるが、同時に店舗としての生鮮の魅力以外は来店動機が無くなるのである。

  店舗としての来店動機にグロサリーをどう活用するか。

生鮮が行ってみなければわからない、という来店動機があるとしれば、グロサリーも行ってみなければわからないという意外性のあるタイムサービスや日替わりサービスがあっていいかもしれないし、その品揃えが面白く、これ食べてみたいという菓子、その調味料で料理してみたいという意外性のある単品が豊富に品揃えされているという部門にしても楽しさがあっていいだろう。

  問題はどこまでやれば顧客が感じてくれるか。

そして、その品揃えの豊富さを、現場の担当者(パートも含む)が、どう理解しどう行動し、そしてどう実現するかである。

  それには普段からの売る楽しさの追及が重要なのである。

個店で品揃えを工夫するということは、個店の担当者が売る楽しさを追及できる環境にあるということであり、それは企業のリーダーや店舗のリーダーがその環境を整備しているということである。

  そこがグロサリー部門の分かれ道になろうか。

グロサリーは製造部門とは異なる。

  よって作る楽しさは薄い。

逆に、売る楽しさを徹底して追及しなければならない部門なのである。

  その方向性をしっかりと掴んでほしいものである。


PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから

*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。





| | コメント (2)

2022年2月13日 (日)

月9ミステリから

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

先週の日曜日のkazuさんからのリクエスト。

  追伸:次回は「ミステリ特集」をお願い致します。

ということで、今週は「ミステリと言う勿れ」。

  毎週月曜日 午後9時~ フジテレビ系列。

いわゆる「月9」である。そして視聴率も相変わらず良くて、第四話までで平均12.6%と高い視聴率を維持している。

  要因は主演の菅田将暉と毎回変わる共演者の存在であろうか。

第一話では「遠藤憲一」がいきなり刑事役で登場したかと思ったら、真犯人となってそれきり(笑)。
第二話と三話では「永山瑛太」と「白石麻衣」が犯人とその妹約で登場したが、永山瑛太と気付くのに時間がかかった。
第四話では「小日向文世」が定年退職した刑事役で登場し、千原ジュニアが犯人役で知らずに登場しているのである。

  更に刑事役の伊藤紗莉や尾上松也が脇を固める。

菅田将暉の「ミステリと言う勿れ」と、黒木華の「ゴシップ 彼女の知りたい〇〇」はどこかストーリーが似ており、そしてその主役のキャラクターも似ているように思えるのである。

  それは現代の若者の理想の姿なのかもしれない。

我々世代であれば、熱血漢的なキャラクターが理想の人間像として掲げられ、それが映画やドラマに登場して、益々そんな理想像を追求していたように思える。

  しかしそんな姿とは真逆の二人の人間像。

おそらく、リアルな人間同士の会話という世代から、ネットやメール、LINEで交わされるコミュニケーションという土台の上での、人間同士のやり取りという会話のスタイルが、このドラマの主演の姿として描かれているのかもしれない。

  だから表情や感情が表現されていないのだろう。

リアルな人間の動作や態度よりも、純粋な会話でありワードの中身でありに、より注目した人間のやり取りに視点をおいたストーリーの展開。

  ここに不思議な魅力を感じるのであろう。

よって、この二つのドラマを見ていると、妙に「なるほど!」とか「そうだよな!」とか、相槌を打つ自分がいるのである。

  それが本質なんだな!。

と腑に落ちる、のである。
更に思うのは、

  “この若さでその奥まで見えるなぁ~”

その読みの深さである。

  彼の役柄としての人生の紆余曲折。

それが、ドラマの途中途中で垣間見れる為、そんな幼少期の経験が彼の視点の奥深さ、物事を掘り下げる眼力、そしてコウモリの目で見る視点を与えてくれたのであろう。

  彼がどんな人生を歩んできたのか。

それが明るみに出るのも楽しみではある。
そして、これからの流れていくと、やはり再び永山瑛太であり、白石麻衣の登場はあるだろう。

  再び質の高い言葉のやり取りが楽しみである。


  
PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから

*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。




| | コメント (2)

2022年2月12日 (土)

ウォーキング

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


ウォーキング。

  徒歩とは違う(笑)。

以前のブログで「散歩」を記載した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9f14db.html

デスクワークが多くなった独立後の職場環境。

  よって体を動かす機会を図っていた。

そしてとりあえずは「散歩」というスタンスで外に出てあることを日課にしたのである。
しかし、人間は不思議なもので、そんなお気楽なスタンスで始めた「散歩」であるが、いつしかウォーキングに変遷していったのである(笑)。

  “何が違うの?”

との問い合わせが殺到しそうであるが(笑)。

  これは実践する人間の内面の問題かもしれない。

散歩と称していた時期は、歩くコースがまちまちであった。

  その日の気分でコースを変えて歩いていたのである。

それはそれで、楽しい毎日ではあった。
今までこの地に住みながら、どの地域にどんな住宅が立ち並び、どんな街並みを形成しているのかという疑問を晴らしてくれるような発見があったからだ。

  “結構空き家がおおいなぁ~”
  “新しい街並みが少ないなぁ”
  “結構遠くまでいけるんだぁ”

そんな新たな発見をしながら、散歩を楽しんでいたのである。

  それが最近は変わってきた。

所有のAppleWatchで、距離と時間を計測するようになってからだ。

  いつしか6k60分という時間設定が出来てしまった。

6キロの徒歩を60分で歩くという目安。
その目安を設定してから、歩くコースも一定化してきたのである。

  夕日を背にして日没後に西へ向かうコース設定。

そのようなコース設定にすることによって、夕日の眩しさを避けながらあることが出来る。

  コースが一定になれば距離が一定化する。

そうすると、必然的に何分で歩けるかという時間との戦いとなっていった。

  以前は6kを60分で歩くことは出来なかった。

かなりのハイペースが要求されたからだ。

  しかしここ最近は60分を切るようになってきた。

体が付いてくるのである。
やはり、毎日の継続が重要なのであろう。

  そして一定のコース設定が大きなポイント。

そこから、同じ条件の下で、どのようなタイムが生まれていくのかというチャレンジ精神が生まれてくる。

  そうすると体調が変化してくるのである。

体が軽くなってきたのと、体の痛みが消えていく。
以前は、背中が痛かったのが、最近ではその痛みも消えた。
足が重かったのが、最近では軽々と歩けるようになった。

  そしてなにより食欲が湧いてきた(アルコール飲量ではない)。

この商売、体が資本である。

  自らのをどう管理していくか。

これもマイペースな管理なのであろう。

  

PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目
225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから

*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。






 

| | コメント (2)

2022年2月11日 (金)

3月のMD

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


節分商戦も終わった。

  そして人事異動の季節。

来期の新たな組織編制へ向けて、社内での人事異動が順次実施されていく時期でもある。
そして新たな年度に向けて、新たな人材によって本部も店舗も動き始めるのである。

  そんな人事異動の季節に向けてのファイブマネジメント。

食品商業での記載したが、ベテラン店長なら数回の人事異動により、新たな店舗への赴任も数を重ねるうちにその段取りであり大切にしなければならない部分が見えており、初めが肝心とばかりに早々にそこに取り掛かることであろう。

  しかし新任の店長の場合はどうか?。

理想の店長になろうとばかりに頭でっかちの状態で意気揚々と新任地に向かうのであるが、食品商業3月号では「新任店長にありがちな失敗」と題して、注意すべき点を挙げているので参照していただきたい。

  そして3月のMDとは。

多くの企業では3月からが新年度。

  いや、4月の企業もあろうし9月の企業もあろうか。

しかし新学期よりも一か月早く3月より新規年度をスタートさせる企業を念頭におけば、3月から新たな年度であり一年のスタートとして如何にスタートダッシュを優位に進められるかは大きなポイントとなろう。

  そして上記のようにいろいろな人々が新年度のスタートに立つ。

この流れで考えれば、3月は人事異動の時期。
そして学生からみれば新学期前の時期。

  人々が移動する時期ということでもある。

人々が移動すれば、食のインフラの購入が行われる。

  リスクは従来の顧客が人事移動でいなくなること。
  チャンスは新たな顧客を獲得する機会となること。

リスクとチャンスは隣り合わせである。

  如何にチャンスを多くつかみ取れるかである。

人事異動で店内の整理におぼつかない状況になるのか、人事異動前から事前打合せによって、店内の整備を完了してから3月度に向かうのかでは大きな違いが発生するのである。

  3月以降の顧客獲得が実現できるか否か。

それには、3月早々からの店舗の安定化に掛かっているのである。
当然、3月当初からの「ひな祭り」、そして「ホワイトデー」「春彼岸」とイベントは続く。

  そして問題は春彼岸以降の4月上旬までの期間。

ここで如何に新規顧客を獲得出来るかが重要なポイントとなるのである。
それを、先日の52週セミナーではたっぷりと話させてもらった。

  視聴された方々は非常に分かりやすい内容との評価。

ここで獲得出来た顧客は、ゴールデンウィーク後もしっかりとマイストアとして自店をリピートしてくれるであろう。

  そして更に52週MDを学ぶことによって連続した一年間を捉えられる。

そんな新たなスタートラインに立つのである。



PS
2月9日(水)開催の「52週MDセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
 次回は3月9日(水)を予定。近日中に申し込みURLを公開予定。

 動画で見る「52週MDセミナー3月編」
  ①52週MDセミナー3月編(データで見る3月のイベント)
  ②52週MDセミナー3月編(3月全般の概況説明)
  ③52週MDセミナー3月編(各週各部門別写真説明)

1月21日(金)開催の「データマネジメントセミナー」の一部を公開致します。
 以下のような内容で計3回にてデータ活用のセミナーを開催しております。
 次回はこの記事の下位にも記載しましたが、2月25日(金)開催予定。

 動画で見る「データ活用セミナー第1回目」
  ①データ活用セミナー1回目(客数データの活用)
  ②データ活用セミナー1回目(具体的写真説明)
 
是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後開催のセミナーのご案内。

①データマネジメントセミナー第2回目
225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから

*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。




| | コメント (2)

2022年2月10日 (木)

小売の歴史を振り返る

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


この業界の歴史。

  あるセミナーで用意したテーマ。

その中に、小売業、特にスーパーマーケットの歴史を振り返るスライドを作成した。
そして改めて、この業界の歴史を振り返って見たのである。

  よく出てくるのは「キングカレン」。

しかしアメリカニューヨークの話から持ってきても、日本という国ではどの時代からスタートしたのかが見えてこないので、ここは日本でのスタート段階からの話をしたい。

  1953年の紀伊国屋が発祥。

そういわれているが、これも諸説あるようだ。
しかしそれ以前の時代には、八百屋、魚屋、肉屋、雑貨屋等の個人商店がその各々の土地に小さなお店を構えて商売をしていた時代であるから、一つ屋根の下にそれらの商品をセルフサービス方式で商売を始めたのは画期的であったに違いない。

  そこから一気にスーパーマーケットは設立されていく。

しかし、当時は「スーッと出て、パッと消えていく」と揶揄されていたという。
アメリカからの輸入されたチェーンストア理論に則って設立されてはいくが、所詮は同じ屋根の下に個人商店が収まる形が多かったようで、同じスタイルを真似ただけではとてもとても、経営が成り立たなかったのであろう。

  当時の交通手段は鉄道やバスが主体。

よって、1960年代は駅前の百貨店が商品売買の主流であり、個人商店での普段の買い物と駅前の百貨店での週末の娯楽という構図であった。

  百貨店に観覧車。

そんな時代である。
しかし、1980年代になると高度経済成長が始まり、人々の交通手段は鉄道・バスからマイカーへと転換していく。

  人々の行動範囲が広がっていく。

そして、GMSと呼ばれる業態が住宅集積地に近寄りながら駅前からの出店を変えていった。

  GMS時代の到来である。

しかし1992年のバブル崩壊による効率化の波。
そこで台頭してくるのが、ようやくスーパーマーケットの時代が到来する。

  同時にそれは競争の時代に突入したと言える。

そして2000年代に入ると、食に対する競争はやがて業態を超えていく。

  異業種との食の戦い。

コンビニやドラッグとの戦いへとステージを移し、それが2010年代に入るとネットスーパーとの戦いへと変遷していく。

  そして2020年から始まるコロナ禍。

コロナ禍が失われた2年なのか、5年なのか、それとも10年と言われるのか。それは、コロナ禍が本当に収束してみなければわからない。
しかしわからないながらも模索していかねばならないのが今だ。

  どう模索するのか?。

利益を出せるフォーマットと同時に、食品スーパーとしての使命の確立。

  それはあくまでも生鮮を強化しながらの効率化。

そして更には、リアル店舗の強みを磨いていくこと。

  課題は多々ある。




PS
食品商業3月号が発売されました。
Image with no description

当方の執筆は以下の通りです。
①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。


今後開催のセミナーのご案内。


①データマネジメントセミナー
225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申す込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



 

| | コメント (2)

2022年2月 9日 (水)

フードテック?

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


フードテック。

  最近よく耳にする言葉。

語源は

  食のフード(FOOD)。
  テクノロジー(Technology)。

その活用事例としては、

  代替え肉
  陸上養殖
  I T 活用

が挙げられる。
そして先日のガイアの夜明けでは、上記の活用事例の中での最後のIT活用によるフードテックの事例を紹介していた。

  ひとつはへスタンキューという調理器具。

ITを導入したフライパンという表現が分かりやすいだろうか。

  それを現代では「スマートキッチン」と表現する。

このへスタンキューは、電子フライパンであり、下の過熱機がITを利用してメニューに沿った過熱温度をコントロールして、プロ級の調理をしてくれるというものだ。

  プロの温度コントロールによる料理の仕上がり。

もっともプロの料理人はその温度コントロールと同時に調味料の配分や素材の吟味等も同時に行うが、このフライパンは温度調節のみである。
が、調味料の配分や素材は全てアプリにインプットされており、そのレシピ通りに素材を調達し、調味料を配合していけば、後はフライパンが過熱の調整をしてくれて、最後は美味しい仕上がりの料理が完成するという流れ。

  確かに仕上がりがプロ級ではある。

やはり料理の味は見た目に現れるものであろう。
試食した大方の感想は「美味」ということである。

  しかし価格は88,000円。

それでもAmazonでは品切れ状態。

  如何にガイアの夜明けのインパクトが強かったか。

番組の最後には欧米の牛肉のステーキの焼き方だけではなく、和食の筑前煮の調理法もレパートリーに入れ込んだメニュー開発をしていたが、こちらもフライパンの温度管理は完璧で、日本では落とし蓋をして温度管理しているのが、このフライパンは落とし蓋が不必要なほどに微妙な温度管理をITが代替えで行ってくれているのである。
そんなフードテックの事例と、今回は味に関するIT活用にて、従来には考えられないような食材と食材の組み合わせによる意外性も放映されていた。

また、味覚センサーレオを開発し、あり得ない組み合わせを提案している企業アイシーも取り上げていた。

  チキンラーメンとプッチンプリンの組み合わせ。
  納豆とプッチンプリンの組み合わせ。

ラーメンにプリンといった「あり得ない」食べ合わせを提案している味覚分析。

  このデータはキリンやグリコといった大企業も活用しているようだ。

「2つの強い味のバランスが取れている」「突出した味をまろやかにする」といった美味しさの法則を活用すれば、「プリンと納豆」のような思いも寄らないメニューも美味しさの組み合わせとして浮上するのだろう。

そしてこのような「あり得ない組み合わせ」が今後どんどん我々の周囲に登場してくるのではないだろうか。

  そしてそれを利用しての関連販売も面白いかもしれない。

近い将来、インスタント麺の隣にプリンが関連展開されていたり、納豆の隣にプリンが関連展開されていたり(笑)。

  以外に情報通の企業は早速取り入れているかもしれない。

いずれにしても、料理や食事、食材やメニューも劇的な変化を成していくこれからの時代。

  働き方も変わるし結婚や食事もその概念が大きく変化していくだろう。

全ての暮らしの概念が大きく変化していく時代が到来しているのである
そして、それはITが人間の頭脳を代替えしていき、そのITによってより豊かな暮らしが待つ時代である。

  逆に人間は何を以って豊かな生きがいを求めるのか。

よりリアルな人間同士の心の結びつきを持てる時代になっていければいいのであるが。




PS
食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通り

①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。


今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(3月編)

52md3 

日時:2022年2月9日(水) 13:00~14:30

定員:30名

対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般

参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)

参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  52週MDセミナーの申し込みはこちらから



②データマネジメントセミナー

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



 

| | コメント (3)

2022年2月 8日 (火)

食品商業3月号から

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


毎月8日。

  「月刊食品商業」の発売日。

今回も当方の連載が載っている。

  一時限目 ~ ファイブマネジメント。
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント。

先日、かっての仲間との電話の中で月刊食品商業の連載の件の話題となった。

  「俺は52週MDを参考にしているよ」。

   「52週は基本中の基本しか書いたないよ」

  「この商売はどこまでいっても基本だよ」

確かにその通りだと思う。

  一年52週というサイクルはこの業界の基本。

確かに、普段の基本を維持継続していくことが基本と言えるが、その次の段階では一年52週が同じサイクルで必ず繰り返し訪れるのが日本人の暮らしそのもの。

  その暮らしに寄り添った売場が当たり前の姿。

その当たり前を求めてお客様は来店されるのである。

  それも地域性という特性を携えて。

そこに多少の複雑性も加算されていくが、基本は52週の環境である。
52週と一口に言っても、そこにはいろいろな部門の、いろいろな季節性であり旬でありイベントが含まれているのである。

  それを店長目線で連載しているのが二時限目の52週MDマネジメント。

是非、購読して頂きたいと思います。
また、今月号は連載とは別の記載もある。

  地方ローカルスーパーの為の「都市型店」の視察ポイント。

今月の16日(水)~18日(金)に開催されるスーパーマーケットトレードショーが開催される。
例年であれば多くのスーパーマーケット関係者が来場し、多くの商品や設備に触れ、今年のMD構築のネタにするのであるが、その過程で多くの方は、特に地方スーパーの関係者はこの機に話題の都内スーパーマーケットを視察していくのが恒例となっているのである。

  今の都市型スーパーの見どころとは。

そんな内容で今回は別途記載している記事が載っているのである。
ただ、このコロナ過という環境下でどれほどの企業の従業員が訪れるかは不透明であるが、都市型店舗に訪れたと仮定して読んで頂いても良いかと思う(笑)。

  それだけ豊富な写真を採用して説明しているからだ。

更に、地方に戻り自店を見回してみると、都市型店舗だけではない多くの競合店がひしめく現実が待っている。

  そんな方々の為に競合店を見るポイントも併記している。

自店と競合店を見て、どのポイントをしっかりと押さえて見るべきか。
そしてそのポイントをどう比較して、どう対応していくべきか。

  それによってどのような効果が得られるのか。

そんな情報も記載している今月号。

  是非ご購読を。


PS
食品商業3月号が発売されました。

Image with no description

当方の執筆は以下の通り

①「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」
②「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

是非、お楽しみください。


今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(3月編)

52md3 

日時:2022年2月9日(水) 13:00~14:30

定員:30名

対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般

参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)

参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  52週MDセミナーの申し込みはこちらから



②データマネジメントセミナー

225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



 




| | コメント (2)

2022年2月 7日 (月)

コロナ過の移住

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日の「目撃!にっぽん」。

  毎週日曜日午前6時10分~40分の放映。

毎回録画で見ているが、先日は「19歳 風花の挑戦~コロナ世代の移住日記」が放映されていた。

  ナレーターは同じ名前を持つ「小芝風花」さん。

現在大学に2年生の彼女は、横浜から三重県尾鷲市に移住してきたのである。
大学の授業は全てオンラインで受講しながら、尾鷲市のまちづくりに協力している。

  もともと街づくりを志向して入学した横浜の大学。

しかし、コロナ過によるオンライン授業が一般的となり、毎日が家中での授業を受ける毎日。
彼女が本来目指して入学した大学キャンパスの生活とは全くかけ離れた状況が続いた。
この状況からしても我々が過ごした学生時代とは全く異なる環境であることがわかる。

  大学生活。

多くの人間は、この学生時代に多くを学び実社会へと巣立っていく。
そして、ここで学んだことを土台にして、実社会において社会貢献を学び実践しながら成長していく。

  この大学生活で学ぶ人間同士の絆。

それは自分の人生にとっても非常に代え難い体験であり、二度と戻らない時間であったといえる。
そしてそれはどの世代でも同様の時間ではないだろうか。

  そんな大切な時間をコロナ過が崩壊させた。

そう、我々世代の人間は思うのだが、この報道に登場する彼女は逆にそれを自分の人生のチャンスの転換しているのが凄いと思った。

  100%リモートならどこでも受講できる。

リアルな受講が出来ない、リアルな友人関係も結べない、そんな環境においても、何が出来るか、を探ると見えてくる自分の学生生活。

  そして、地方の若者離れ。

そのマッチングを利用しての今回の移住と地域貢献へのトライ。
そこで、彼女が地域貢献していく領域は、ネットを使ったPRという分野。

  如何に地域の取り組みや特産品を世界へ発信できるか。

そこに、ネット社会に生きるZ世代がどう貢献していくか、がこれからの若者たちの目指す社会貢献になっていくのであろう。

  “この環境で何が出来るのか?”

その問いと、その問いから自らの回答を出し、その回答に従って行動する行動力。

  最後は行動してナンボ。

そこからでしか、次へのステージは見えてこない。

  そしてそれは今も昔もなんら変わらない。

そして、その地域の良さとは、その渦中にいて仕事をしている人間よりも、外部から素人の目で見た魅力の方が精度の高い発見力があり、その新鮮な目で発見できたことを、Z世代の強みとしてのバーチャルな世界へ発信する発信能力がモノを言うのかもしれない。

  しかしいつかはオンラインからリアルな授業形態へ戻るであろう。

このオンライン授業という環境、そして戻る環境と戻らない環境。

  その環境の変化も今の学生の行動力の原動力になるのであろう。





PS
食品商業2月号が発売されました。
食品商業編集部: 食品商業 2022年 2月号【大田市場・東京青果に学ぶ「卸売市場」超入門】
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
是非、お楽しみください。

PS
食品商業3月号が発売されました。
: 食品商業 2022年 3月号【首都圏SM視察ガイド2022】

「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
「ローカルスーパーの為の店舗視察ポイント」

是非、お楽しみください。


 

また、今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(3月編)
52md3 

日時:2022年2月9日(水) 13:00~14:30

定員:30名

対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般

参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)

参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  52週MDセミナーの申し込みはこちらから



②データマネジメントセミナー
225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申す込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



 

| | コメント (4)

2022年2月 6日 (日)

ドラマ「ゴシップ」から

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今期の冬ドラマ。

  今日は「ゴシップ彼女の知りたい本当の〇〇」。

主演は黒木華。

  昨年の「イチケイのカラス」は記憶に新しい。

更に以前には「重版出来」でも主演を演じていた。

  抜群の演技力。

そう業界は言われているが、その実力がイチケイのカラスから発揮されてきたのではないだろうか。

  そして今回の「ゴシップ彼女の知りたい本当の〇〇」。

最後の〇〇は何を意味するのであろうか(笑)。

番宣では
「日本人の2人に1人が毎日ネットニュースをチェックする時代。本作は大手出版社の編集部員である
瀬古凛々子がネットニュースサイト「カンフルNEWS」の閉鎖危機を救うべく奮闘する姿を描くとともに、そこで働く者たちの生き方や仕事、恋愛を通して新しい時代の人と人との繋がりの大切さを描くお仕事エンターテインメント」

  今やドラマはネットの世界を取り上げざるを得ない時代。

ちょっと、私はついていけないかも(笑)。
特に、Twitterをやっていないためか「ハッシュタグ」や「フラグ」等の専門用語?も未だに活用していない。

  確かにこのようなブログの書き込みはちょっと早かったかもしれない。

しかし、そこにハマってしまうと、それ以外の流行に乗り遅れるのかもしれない。
そして、昨今のドラマはその流行の波にしっかりと乗り込み、その話題からもしっかりとドラマの本質をとらえて伝えているところが、すごいなぁと思ってしまうのだ。

  そしてこのドラマはまさにネットニュースを取り扱うドラマ。

ネットニュースは私もよく見る。

  特にGoogleニュースは私の定番。

しかし、このドラマはそのようなトップニュースを取り扱う情報とは異なり、いわゆるゴシップ記事を扱うカンフルNEWSという組織。
このカンフルNEWSの編集長として活躍する黒木華が現代の若者の姿を描かれており、その新たなリーダーシップが新鮮なのである。

  その姿からメディア本来の姿を追及しているドラマ。

それが、このドラマの面白さなのではないだろうか。
ゴシップ記事と言えば、晒される本人の意志から離れて、どんどん他人の意図が加算されて広がっていくイメージが強い。

  その歪な姿を問うのもこのドラマの姿であろうか。

そしてこのドラマを見ていると、月9の「ミステリと言う勿れ」を思い出してします。

  主人公の姿が似ているのである。

決して、菅田将暉と黒木華が似ているということではない。

  その言動が似ているのである。

どちらも淡々と自らの意見を発し、そこに物事の本質が客観的に発せられるのである。

  確かに!。

と納得させられる、彼ら彼女らの言動。
今期は、このような主役達が活躍しているようである。



PS
食品商業2月号が発売されました。
食品商業編集部: 食品商業 2022年 2月号【大田市場・東京青果に学ぶ「卸売市場」超入門】
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
是非、お楽しみください。

 

また、今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(3月編)
52md3 

日時:2022年2月9日(水) 13:00~14:30

定員:30名

対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般

参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)

参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  52週MDセミナーの申し込みはこちらから



②データマネジメントセミナー
225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申す込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



 

| | コメント (2)

2022年2月 5日 (土)

チラシの在り方

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


折り込みチラシ。

  もちろん新聞への折り込みのチラシのこと。

年々新聞購読者は減少している。

  企業経営者も織り込みチラシをやめたいとは思っている。

しかし、なかなかその踏ん切りがつかないのが現状であろうか。
当然、チラシを止めた途端に客数が減少し、競合店に顧客が流れたというストーリーをいろいろな事例から学んできたこともあるだろう。

  止めたら始めることが需要。

だから、チラシを止めてその代わりに何を始めるか。
それを始めることによって、チラシを止める部分をカバー出来るのかという確実な保証があるのかと言われれば、そこが不安が故になかなかチラシから抜け出せないのだろうと思う。

  やはり未だにチラシの効果は高い。

特に、イベント時や新店が開店したときなどは、認知の意味でもチラシは必須であった。

  今回の節分のチラシ投入手法もそうだ。

2月3日に敢えてダブルで当日のみのチラシを投入し、恵方巻等の特売品を認知していただくために投入する企業もある
当然、恵方巻の購入のために来店していただくために、日替わり品に上白糖等を価格訴求していろいろな来店動機を付けて来店を誘う。

  そして恵方巻の最大値を狙う。

そのような場面では中小スーパーはそのようなチラシ投入を活用して折り込みチラシを入れる。

  しかし徐々に新聞購読者は減少しているという事実。

それにたいしてどう対応していくのか。
逆に、折り込みチラシは減少しているが、同じチラシ内容をネットに掲載している。

  ネットチラシを参考に買い物をしている方が増加しているのだろう。

そう考えると、折り込みチラシは自然減となっていくが、逆にネットチラシによってそのフォローはされているわけだ。
しかし、そのようなチラシも配して、まったくチラシを入れていない企業もある。

  しかも圧倒的な集客力を誇って。

何が違うのだろうか。

  チラシが無いことのメリット。

それはチラシに縛られないという自由さであろう。
チラシがあるから、売場が限定されて、予定された商品が陳列される。

  要は、計画性の高い売場であるという設定。

しかし、計画性が高ければたかいほど自由度が失われ、直近になって本当にお買い得な商品を入れ込む余地が無い、というデメリットが生まれていく。

  チラシを廃止するメリット。

そのメリットを最大に活かしているのがチラシを廃止しながらも圧倒的な集客を誇る企業の販売手法である。

  “あのお店はいつ行ってもお買い得だわ”

そのようなイメージが確立されているのである。
だから、行ってみないと分からない。
しかし、行ってみて、改めて「来てよかった」と思える売場と商品と価格。

  それが継続されているからのチラシ排除。

チラシにもいろいろな目的がある。

  集客目的のチラシ。
  提案目的のチラシ。
  
そしてそれぞれの目的に沿いながらも、やはりそのチラシの商品の購入が50%以上になるのか、20%程度に留まるのか。
いずれにしても、チラシ購入頻度を如何に低いレベルの留めて、売場トータルでの販売力を高めていくことが必須なのである。




PS
食品商業2月号が発売されました。
食品商業編集部: 食品商業 2022年 2月号【大田市場・東京青果に学ぶ「卸売市場」超入門】
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
是非、お楽しみください。

 

また、今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(3月編)
52md3 

日時:2022年2月9日(水) 13:00~14:30

定員:30名

対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般

参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)

参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  52週MDセミナーの申し込みはこちらから



②データマネジメントセミナー
225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申す込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



 

| | コメント (2)

2022年2月 4日 (金)

初めての内視鏡検査

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


皆様、節分商戦ご苦労様でした。

  今年も過去最高を記録したのではないでしょうか。

昨年の状況と今年のコロナ禍における同様の環境が、今年の製造計画と商品計画に反映され、密度の濃い実践が出来たのかと思われます。
但し、予想以上の来客に日中から欠品された店舗もあったことと思われます。

  それも今年の節分のなせる業。

今年は相当な予約受付があったと思います。その製造計画だけでも四苦八苦の状況かと。

  低価格~アウトパック。
  中価格~惣菜部門製造。
  高価格~鮮魚部門製造。

そのような製造計画にて、今年の恵方巻を展開された企業もあったようですね。

  これも一つの製造計画でしょうか。

そして、2022年という年のイベントが本格的に始動しました。

  更に、今月は人事異動の季節。

このイベントを最後に、更にはこのイベントから人事異動で他店での勤務の方もいるかもしれまい。
環境の変化をチャンスと捉えて、自らの引き出しを増やしていってほしいと思います。

さて、当方は2月の2日に初めての内視鏡検査を受けた。

  “いつかは受けておこう”

昨年12月にそう考え、2月の第一週であれば節分前後でもあり、多少の時間が取れると考え予約を入れた。

  というよりそこからでしか予約が取れなかったのだが(笑)。

それだけ内視鏡検査の順番待ちが多いということだろう。

  内視鏡検査。

私と同等の年齢の方は、既に受けられた方も多いかもしれない。

  前日からの「食事制限」。

肉、魚は摂取可だが、野菜類が摂れないという摩訶不思議な食事制限。

  当然、アルコールも無理(笑)。

内臓殺菌などと冗談の通じない世界である。
そして、当日は朝から食事無しで、内臓洗浄のクリスを2リットルほど、2時間かけて飲み干していく。

  約1リットルほど飲むと急激な排泄。

2リットル飲み干す間に5回以上は排泄したろうか。

  そして病院へ。

胃の内視鏡は鼻から、腸の内視鏡はおしりから入れての検査。

  胃は良かったが腸は大変だった。

猛烈な腸の痛みを覚える。
後で見せてもらったが、内部に凹みがあるらしい。

  この凹みが内視鏡に入りを複雑にしたという。

結果、何事も無いということで、当日も普段の食事をしていいとのことだった。
しかし、翌日の朝食後に猛烈な胃の痛み。

  やはり内部が痛んでいるらしい。

当面はおかゆ等の胃に優しい食事が続きそうだ。

  皆様、是非参考に(笑)。

PS
 当然恵方巻は食えず仕舞いだった。


PS
食品商業2月号が発売されました。
食品商業編集部: 食品商業 2022年 2月号【大田市場・東京青果に学ぶ「卸売市場」超入門】
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
是非、お楽しみください。

 

また、今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(3月編)
52md3 

日時:2022年2月9日(水) 13:00~14:30

定員:30名

対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般

参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)

参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  52週MDセミナーの申し込みはこちらから



②データマネジメントセミナー
225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申す込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



 

| | コメント (4)

2022年2月 3日 (木)

改めて想う店長の役割

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


ここ一週間ほど「作業改善」がテーマだった。

  販売力強化とは一線を画すテーマ。

そして改めて想うのは「店長」の存在。

  “作業効率化というからには「店長」もワーカーか?”

そんな風に考えている企業もあるだろうし、そんな風に考えている店長自身もおおいだろう。

  しかし私は逆だ(笑)。

店長の存在感であり存在価値は逆に高まっていくであろう。

  横割りの作業であり行動が増加していくから。

作業効率化とは逆に言えば、従来はチェーンストア理論に則り店長がどこでも誰でも務まるように、本部主導でマニュアルが作成され、部門の縦割りの作業をメインにした効率化が徹底して図られてきたのである。

  しかし今後は自店の横割りでの人員配置が必須となる。

そうなったら、人員配置のコントロールをするのは店長ということになる。

  本部マニュアルの一員として部門のワーカーではないのでる。

そんなことより、如何に店内の人材コントロールを実践しながら、更には従来の業務である販売力の強化を図っていく必要がある。
しかし、部門横断的な人材コントロールが可能となれば部門合同展開も実践しやすくなるというものである。

  母の日や父の日やXmas等のハレの日の合同展開。

いままでどのセミナーや企業で合同展開の話をしても“こんな売場到底できないよ”と諦めかけていた売場作りも可能となるのである。

  売場全体が店長の管轄となるからである。

もしかするとグロサリーチーフ不在の店舗運営を強いられるかもしれない。
そうなったときの、グロサリー売場の販売計画や商品展開は店長が作成しなければならない時代になるかもしれないし、いずれグロサリーチーフが存在していても、縦割りの販売計画から店長主体の横割りの販売計画に変更されていくのではないだろうかと思っている。

  “それは逆にでしょうてっちゃん”

そう思われている方も多いと思われるが、私はそうは思わない。

  なぜならそんな企業が出現し始めているから。

それも、圧倒的な昨年比の伸びを記録しながら、店長主体の販売計画であり売場作りに変更した店舗が売上昨年比を大幅にクリアしているのである。

  それも改装するたびにそんな売上を記録している。

ということは、アフターコロナという環境下において、お客様が選択するお店として、そしてリアルな商品をリアルな人間がリアルに販売する食品スーパーとしての存在価値は、店長のリーダーシップ次第であると言える。そしてそのリーダーシップが地域に根差していけるかどうかに掛かっていると言っても過言ではない。

  そしてそんな企業が地域スーパーを勝ち抜いていくのであろう。




PS
食品商業2月号が発売されました。
食品商業編集部: 食品商業 2022年 2月号【大田市場・東京青果に学ぶ「卸売市場」超入門】
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
是非、お楽しみください。

 

また、今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(3月編)
52md3 

日時:2022年2月9日(水) 13:00~14:30

定員:30名

対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般

参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)

参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  52週MDセミナーの申し込みはこちらから



②データマネジメントセミナー
225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申す込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



 

| | コメント (4)

2022年2月 2日 (水)

発注の細分化

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


ここ一週間は作業効率に特化した記事となる。

  本日は発注について。

商品の発注。

  誰が、何を、どのように、決めて。

これも、企業や店舗によってまちまちであろうか。

  全て責任者が発注。
  全てパートが発注。
  役割を決めて発注。
 
全て社員や主任が発注をする場合は、全ての商品が発注領域となり、それは生鮮や惣菜に限定されるであろう。

  グロサリーが全てを一人でというのは無理がある。

とは言っても、それも店舗規模や売上に応じて異なるかもしれない。
しかし概ねの場合は、日配は細分化されて担当者が決めており、食品や菓子に関しても、それぞれの役割を持って発注担当者を決めていることの方が多いのではないだろうか。

  そこで一人一人の仕事の楽しさという視点へ目を向けよう。

グロサリーは生鮮と異なり、製造という工程が無い。
よって、製造する、商品化する、調理するとい生鮮の仕事のやりがいを、グロサリーはどこへ向けて仕事の楽しさややりがいを追求していくのか、という問いに対して私は言いたい。

  それは「発注」とい領域である、と。

そう、グロサリーの担当者は自ら担当する商品やカテゴリーにおいては店主なのである。

  aさんの発注領域は「a商店」
  bさんの発注領域は「b商店」
  cさんの発注領域は「c商店」

このように、それぞれに発注担当者の売場はその方の商店として位置付けることで、その発注担当者は自らの知恵と工夫でより精度の高い発注精度にて売場を管理し、時には顧客の買い物動向を把握した売場レイアウトを作成して、より商圏の顧客に合った販売レイアウトを構成できる役割をも担うのである。

  このことによって「売る楽しさ」を享受するのである。

逆に生鮮惣菜担当者は、チームプレーによって作業の役割分担を行い、自ら製造する商品で「売る楽しさ」を享受することが可能となる。

  売る楽しさと売れる喜び。

これは、このブログでも何度も言っている、仕事の楽しさであり、やりがいでもあり、小売業ならではの個人個人が満喫できる楽しさであると言える。

  せっかく小売業界に身を置くのだから。

この売る楽しさや売れる喜びを味わってほしいものであり、そのことが小売業の強みでもあることを強調することが重要なのではないだろうか。

  そこから就業意欲が高まり人材不足が解消されていくと思うのである。

更には、先日からの作業効率化においてレジの無人化により、レジ担当者がレジ操作から解放された場合を考えよう。

  さて何をしてもらおうか?。

商品発注である。

  グロサリーをより細分化して発注担当者を増員する。

より絞られた範囲での商品発注により、より精度の高い発注が可能となり、更にはより精度の高い棚割りが完成していくのである。
グロサリーにとって定番の商品回転の高まりは、すなわち定番の底上げにつながるから、グロサリーの定番強化による売上拡大と利益拡大が図られていくのである。

  作業は効率化され発注精度アップからの売上荒利の拡大。

それが、グロサリーの明るい未来を切り開いていくのである。
    


PS
食品商業2月号が発売されました。
食品商業編集部: 食品商業 2022年 2月号【大田市場・東京青果に学ぶ「卸売市場」超入門】
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
是非、お楽しみください。

 

また、今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(3月編)
52md3 

日時:2022年2月9日(水) 13:00~14:30

定員:30名

対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般

参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)

参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  52週MDセミナーの申し込みはこちらから



②データマネジメントセミナー
225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申す込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



 

| | コメント (4)

2022年2月 1日 (火)

店内人員再構築

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日から二回に渡り「作業改善」を記してきた。

  “とっくにやってるとてっちゃん”

そんな企業の方もいるだろうし、更に突っ込んだ作業改善というか作業割当を実践している企業の方もいるであろう。

  それは経験してきた店舗経歴によるギャップであろうか。

特にどうしても縦割りでの商品と作業が連動するチェーンストア理論からすると、横割りの作業にはどうしても入り込めないという店舗の店長の業務感の差なのかもしれない。

  そしてこれからは作業を更に改造していく話となる。

以前からの内容でもまだまだ効率化というか人員調整をしなければならない店舗もあるかと思われる。

  年商10億以下のお店。

そんなお店にとっては、部門の縦割りという発想や視点から店舗の横割りの作業という発想に切り替えていく必要があろうか。

  それもダイナミックな発想へと。

それこそ、鳥の目や虫の目ではなくコウモリの目である(笑)。

  それを一日を通した中で配置していく。

開店までの加工度の高い作業、加工度の低い作業、開店後からの単品補充の作業や値下、整備の作業。休憩後からのアイドルタイムでの作業。そこからのピーク時間までの作業と閉店へ向けての作業。

  一日を通して作業と管理を区分けした仕事の整備。

そこから、加工度の低い作業の組み合わせからの人材と加工度の高い作業の人材の育成とその作業の中身の検討。
その検討からの、一日の作業の流れの再構築と役割分担、そして部門配置の再検討が必須となっていくのである。

  こうなってくると縦割りの人時管理から横割りの人時管理となっていく。

年商15億の店舗でも上記のような対応が必要となっていくのが、これからの店舗運営である。

  但しまだまだそのシフトは確立されていない。

それを確立させて、あるべき売場とあるべき人員投入のフォーマットを作成していくべき年が2022年度であると言える。

  そしてそれによっても勝てる売場が構築されるのか否か。

最後は、勝てるか否か。

  結局は売場的に勝てなかったら意味が無い。

売場が勝てないということは、縮小均衡から逃れられないということである。

  その為には店長としての販売力が問われるのである。

店舗マネジメントを携わりながら、店舗としての利益コントロール力を発揮することが店長の使命であるが、とは言っても、そのコスト管理をしながらも我々小売業の経営の根底にあるのは、地域の中での自店の使命をしっかりと認識し、日々の顧客を獲得していける販売力が最後はモノをいう業界が我々の所属する業界である。

  その事を前提にしながらの店舗としてのシフト管理。

それを今年の中でどう構築していくか。

  モデル店舗にての検証が必須となろう。



PS
食品商業2月号が発売されました。
食品商業編集部: 食品商業 2022年 2月号【大田市場・東京青果に学ぶ「卸売市場」超入門】
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
是非、お楽しみください。

 

また、今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDセミナー(3月編)
52md3 

日時:2022年2月9日(水) 13:00~14:30

定員:30名

対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般

参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)

参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  52週MDセミナーの申し込みはこちらから



②データマネジメントセミナー
225 
日時:2022年2月25日(金) 13:00~15:00
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  データマネジメントセミナーの申す込みはこちらから


*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



 

| | コメント (2)

« 2022年1月 | トップページ | 2022年3月 »