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2022年1月 5日 (水)

怒りの根源

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。



先日のBSプレミアム「ヒューマニエンス」。

  テーマは「怒り」。

人は他人によって感情を揺さぶられ、怒りを覚える。

  “あの時怒りを露わにしなければ”

そう思って後悔している人は多いであろう。
このブログの読者の方ほど、その後悔に苛まされている方は多いのではないだろうか(笑)。

  それだけ「怒り」とは瞬間的な感情なのだろう。

人間には「怒り」に陥りやすい9つの状況があるという。

  ①生命や身体を守るとき
  ②侮蔑されたとき
  ③愛する家族を守るとき
  ④友人を守るとき
  ⑤社会の秩序を守るとき
  ⑥資源を守るとき
  ⑦自分の属する集団を守るとき
  ⑧自由に移動でいないとき

上記の状況に陥った時に人間は怒りを覚えるという。

  この中で人間特有の怒りがあるという。

それが⑤の社会の秩序を守るときであるという。
あるときから集団で行動するという行動様式を取るようになった人間たち。

  そこでは社会秩序の遵守が集団生活に欠かせない。

よって、その社会秩序を乱す行為に対しての「怒り」が生まれ始めたという。
確かに、我々人間社会では、その集団の中での分け前に対してはより公平になっていなければ納得がいかない場合が多い。

  “なるほどだから給与格差に怒りを覚えるのか(笑)”

しかし、能力の差と給与格差をどう受け入れるかという問題もあるが(笑)。
そこに、民主主義と資本主義の融合があっての現代なのだと納得しているのではあるが。
そしてそう考えると、もっと小売業界は顧客と従業員との間でのトラブルに対しても、もっと怒りの声を上げてもいいのではないかと思ってしまうのは私だけであろうか(笑)。

  そして「怒り」と「和解」の関係。

リアルに面と向かってケンカした場合は、意外にその後の和解も生まれるものだ。

  特に男性の場合は。

そこには上下関係に由来する和解と平等関係に由来する和解があるという。
特に、リアルに相手と向き合ってケンカをした場合には、感情がむき出しになった時ほど、その後の反省も生まれて感情が収まると同時に相手への思いやりも生まれてくるものである。

  重要なのはどちらが先に歩み寄るかということであろう。

そこで、男性の場合はお互いの反省という感情が上下関係に由来する和解であり平等関係に由来する和解という感情が生まれやすいのかもしれない。いずれにしても、ケンカの後にその由来に納得するから和解が生まれるのであるが、そこに男女の差が生まれるのも性の違いなのであろうか。

  そして「怒り」の鎮め方。

これは誰もが興味を持って知りたい内容ではないだろうか。

  怒りの象徴としての握り拳。

ついついケンカを売られた相手に対して、右手の拳を握りしめる、という場面。
よく、映画等で目にする場面であるが、はやり右手の握り拳というのは怒りを増幅させるらしい。

  怒りを察知するのは左の脳。

その左の脳を右手によってエネルギーが増幅されるという。

  逆に左手はそのエネルギーを後退させるのである。

よって、瞬間的に怒りを覚えた場合には左手を握りしめるという行動をとることによって、瞬間的に怒りが収まるという結果であるという。

  これは面白いと思った。

確かに、右手の握り拳と左手の握り拳では、戦闘能力を増幅させるのか萎えさせてくれるのかが直感的に感じられるのではないだろうか。

  人間の歴史上で重要なのは「農耕」の発達である。

特に日本人は農耕民族の代表である。
農耕民族とは集団内の結束も強いが、集団と集団の縄張り争いも存在する。

  そこから生まれた集団意識。

集団から外れたくない、外したくないという感情がいつしか外に対しての怒りの感情へと変化していく。

  競合店に対する敵対意識。

それを有効に活かすことによって、逆に店舗内での組織力を強化するタイミングであることも理解する必要はあろう。

  人間の怒りを活用した組織強化。

これもリーダーが学ぶべき組織マネジメントであろう。



PS
今後開催のセミナーのご案内。

①52週MDマネジメントセミナー
52md 
  日時:2022年1月12日(水)~毎月一回 13:00~14:30 
  定員:30名
  対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般 
  参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
  参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり
  
  *52週MDセミナーの申し込みはこちらから


②データマネジメントセミナー
Photo_20211229140001 

  日時:2022年1月21日(金)~3回の開催 13:00~14:30
  定員:30名
  対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
  店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
  参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
  参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

  *データマネジメントセミナーの申し込みはこちらから

  
*全セミナースケジュールはこちらでご確認を



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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
今から思うと、如何に自分の懐であり背中の貧弱さが思い出されますね。自分では見えない自分の背中や懐の深さ。しかし上司や部下にはそれがはっきりと見えているという事実。どうせ隠せないなら自分の喜怒哀楽を分かち合える仲間を多く持ちたいものです。それが人生を豊かにすることなのかもしれませんね。

投稿: てっちゃん | 2022年1月 5日 (水) 17時07分

怒りで反省した事案は数知らねど失敗した経験は意外と無く(笑)。怒りを抑えると自分のストレスになりますから爆発すれば良い。爆発すると逆に自分の懐の小ささに猛省する事ばかり。
周りはたまったもんではないでしょうが、怒る事で自らの度量を悟り高めていける優しいメンバーに恵まれたのは幸いでしたね。
お陰様で今は仏様と崇められております(嘘です、笑)

投稿: dadama | 2022年1月 5日 (水) 16時51分

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