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2021年11月19日 (金)

コウモリの目

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


前回の有料セミナーのフリートークで出てきた話題。

  今年のクリスマスはどうなるのか?。

もちろん、今年のクリスマスの24日(金)という曜日周りに対して、25日(土)の動向はどうすべきか?、更には25日は敢えて売場をクリスマスで維持すべきか、部分的に年末商材に切り替えるべきか、更には従来通り25日は完璧に年末へと転換すべきか等の議論があった。

  クリスマス商戦。

それを、従来の魚の目、鳥の目、虫の目で捉えると、上記のような発想と課題が見えてくる。

  従来に対して今年の動向をどう読み、どう実践するのか。

それが、上記の魚の目、鳥の目、虫の目で捉えたクリスマス商戦となる。

  それはそれで正しい捉え方である。

そんな議論の最中に、異を唱える意見も出てくる(笑)。

  そもそもクリスマスに鶏肉って、何故?

そこからまた議論があらぬ方向へ飛んでいくのである。

  「そもそも、クリスマスの鶏肉って日本だけだよね」

らしい、のである。たしかに、アメリカ合衆国ではチキンではなくターキー(七面鳥)であり、ケーキではなくアイスクリームのようだ。
そして、鶏の骨付きもも肉をメインとするのはこれこそ日本人独特の文化のようである。

  もっとも骨付きもも肉も減少傾向ではあるようだが。

そこから、「世界のクリスマス」をテーマにした取り組みをしてみてはどうか?、との提案も(笑)。
話はどんどんあらぬ方向へ進んでいこうとしたその時に、また別の意見が入ったのである。

  「とは言っても一番売れるのは相変わらず手羽中や手羽元ですよね~」

ここでまた、冷静な意見が入ってくるのである。何が言いたいかと言えば、

  コウモリの目も重要であるということだ。

魚の目、鳥の目、虫の目、という目線で課題を捉えようとすると、以前として従来の環境から脱せないのであるが、一端そこから離れて「コウモリの目」で世界を見ると、いま自分がいる環境が如何に小さいかが見えてくるのである。

  この目線が大きなヒントを与えてくれるのである。

コウモリの目。

  コウモリとは逆さに止まっている。

よって、コウモリの目とは、逆さに見る、逆側から見る、立場を変えて見る、等の意味で使用される。

  要は発想を変えるということ。

魚の目、鳥の目、虫の目はどうしても同じ場所を同じいろいろな視点で見てみるということだが、コウモリの目は逆の立場になるということ、日本ではなく世界のクリスマスに視点を当てるということ、そこからあらたな発想が生まれ、人々の興味を喚起し、クリスマス商戦において新たなチャンスの在りどころが見えてくるということになるであろうか。

  最もコウモリの目から再び鳥の目に戻す必要はあろうが(笑)。

このように、フリートークといういろいろな意見を交換することで、コウモリの目という視点を磨くきっかけになれればいいと思っている。

  そしてリアルな意見交換もこのような視点を養えるのである。

それが、リアルな人間の交流の最大のメリットであろうか。





当方の販売力セミナー。

  今後の日程は以下の通りです。

11月1回(有料)、12月1回(有料)となっている。

【今後のスケジュール(予定)】 
 
・11月24日(水)13時~ 販売力強化策②&52週MD(12月後半編)有料
  *申し込みはこちらから

・12月  8日(水)13時~ 販売力強化策③&52週MD(1月編)有料
  *申し込みはこちらから

上記日程の予定で進めている。
いずれも午後1時~2時30分までの1時間30分の予定。
  
11月以降の有料版においては、販売面でのより充実した販売強化策と翌月の月間MDを導入し、無料セミナーの概略とは異なりより詳細な販売事例を基に、店舗で実践できる販売力強化セミナーを3回に分けて取り入れていきたいと考えている。よって3回連続で視聴していただくことでより詳細な販売力強化策として学ぶことが出来る。

また、有料版視聴の方には後日アーカイブ動画の視聴も可能となり、当日視聴できなくても後日ゆとりをもって視聴できるのである。

  有料セミナーとしても格安(法人一回視聴3万円 個人一回視聴1万円)な内容かと思われる。

少しでもてっちゃん塾の考え方やスタンスを知っていただきたいと考え、データシステム会社のデータコムさんとコラボにて実現できたものである。

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
このURLに載っている「シュトーレン」。
以前にクリスマスの予約販売しましたが、非常に「イタイ」思い出しかありません(笑)。
チャレンジして失敗して、再びチャレンジしてみる。大切ですね。しかしそれ以外の食材は日本の文化に融合しつつあるので、再び「シュトーレン」にチャレンジすれば意外に受け入れらるかもしれませんよ。まずはチャレンジャーである企業や人間が挑戦してみてくださいな😎。

投稿: てっちゃん | 2021年11月19日 (金) 08時54分

コウモリ🦇の目で引っ掻き回してすみません。
しかしながら商品購買動機は歳神様同様、謂れを伝える事で上がるのでは無いかと思うのです。
もちろん定番はチキンでしょう。でもチキンが大衆化し過ぎてるも事実ですし、プラス一品として例えばローストビーフを並べるので有れば「フランスのメインディッシュ」と一言加える事でお客様の興味は高まりませんでしょうか?
更にはチキン、ローストビーフ、サーモンに合うオススメワインを関連販売する。
コロナ禍が収束したと言え今年はまだ家飲みのトレンドは続くと思います。外食がしにくい時期だからこそチキン一辺倒ではなくレストラン的メニューにチャレンジしても良いクリスマスではないでしょうか。

https://kinarino.jp/cat4-%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%A1/23624-%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E3%81%AF%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E6%96%99%E7%90%86%E3%82%92%E5%91%B3%E3%82%8F%E3%81%8A%E3%81%86%EF%BC%81%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%AE%E3%80%90%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%9414%E5%93%81%E3%80%91

投稿: dadama | 2021年11月19日 (金) 07時45分

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