業績のバラツキ
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
業績であり数値のバラツキの要因とは何か?。
最終的には店舗の業績を店長は問われる。
しかし、とは言っても店舗内には青果、鮮魚、精肉、惣菜等のそれぞれの部門が存在し、それぞれの部門に責任者がおりそのバックには本部商品部の商品政策によるMDが存在し、そのMDに沿った品揃えや売価設定が為されているから、チェーンストアとしては店舗毎にはそれほど大きなバラツキは生まれないと思われるのであるが。
とは言っても店舗毎に以外なほどに業績の格差が生まれるのである。
特に、店長が替わったお店ほどそのようなバラツキが生まれるのは何故か?。
以前に、「問題発見」と「問題解決」を記した。
店長自身が忙しく振舞うことではなく、しっかりと自店の問題を発見して確実に問題を解決していく分析力と行動力によって、現場の働く環境が改善され、必然的に部下の行動が改善されていくという内容である。
従来からのこのブログでも提唱している「ファイブマネジメント」。
それは、「自分マネジメント」
「商品マネジメント」
「人材マネジメント」
「組織マネジメント」
そして、「競合マネジメント」
しかしどうしても皆の関心は「商品」であり「競合」となる。
しかし、ファイブマネジメントとはそのどれもが有機的関連し合いながら、そのマネジメント力が高まっていくのであり、商品や競合だけ取り組んだからと言って、効果が継続的に高まるかといえばそれは全くのナンセンスな話となる。
重要なのは「自分マネジメント」。
この自分マネジメントが他の全てのマネジメントに関与するという構図を忘れてはならない。
自分マネジメントは組織内での自らの影響力をマネジメントすることにある。
自らの影響力を高めるというよりも、影響力をマネジメントするという視点が重要となる。
ただでさえ強い存在である、店舗の店長という存在。
その彼が、更に影響力を高めていけば、いずれ店舗は店長のいいなりでしか動けなくなっていくもの。
時に皆を同じ方向へ向かわせ。
時に個人の意志を引き出し。
時に組織の後始末をする。
そうやって、個々人の能力を如何に有効に引き出して、組織全体を成功へ導いていくか。
その為には組織を知る必要がある。
そしてその組織の力学を応用して、店舗力を高めていくのである。
それが自分マネジメントの概念である。
それじゃ、その具体策をどうなのか?。
それは50枚ほどのPowerPointのシートに纏まってあるのだが(笑)。
そして、そのほとんどは、このブログに記載されてきた内容でもある。
思えば、このブログをその都度その都度、それらの現場での現実の出来事から自分なりに学んだ方程式を書き綴ったものである。
よってそれらを纏めたのが自分マネジメントである。
それらを振り返って、私のホームページのYouTubeにて配信していければとは思っている。
当方の販売力セミナー。
今後の日程は以下の通りです。
12月1回(有料)となっている。
【今後のスケジュール(予定)】
・12月 8日(水)13時~ 販売力強化策③&52週MD(1月編)有料
*申し込みはこちらから
上記日程の予定で進めている。
いずれも午後1時~2時30分までの1時間30分の予定。
11月以降の有料版においては、販売面でのより充実した販売強化策と翌月の月間MDを導入し、無料セミナーの概略とは異なりより詳細な販売事例を基に、店舗で実践できる販売力強化セミナーを3回に分けて取り入れていきたいと考えている。よって3回連続で視聴していただくことでより詳細な販売力強化策として学ぶことが出来る。
また、有料版視聴の方には後日アーカイブ動画の視聴も可能となり、当日視聴できなくても後日ゆとりをもって視聴できるのである。
有料セミナーとしても格安(法人一回視聴3万円 個人一回視聴1万円)な内容かと思われる。
少しでもてっちゃん塾の考え方やスタンスを知っていただきたいと考え、データシステム会社のデータコムさんとコラボにて実現できたものである。
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コメント
返しコメント失礼します(笑)。
そのどろどろの感情に翻弄されない武器が証拠や根拠としてのデータですし。私の1番の武器であり鎧でしたね。性格の好き嫌い、よいしょ♪だけでは何れメッキが剥がれますから。
投稿: dadama | 2021年11月29日 (月) 22時37分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
いろいろな角度から自らの商い、商売、仕事を見直してみる。そうすることで、結果というものが何を起因に決定されるのか。そこを追求していくと、人間のどろどろとした感情に左右されていたりして(笑)。以外にあり得るデータ解析になるような気がするのですが。
投稿: てっちゃん | 2021年11月29日 (月) 21時13分
私はとある店舗の競合対策を兼ねながら店長サポート的職務をしておりますが客観的データの大切さを改めて感じております。売上は客数・客単価の相乗積。その因数分解をしていくと色々な事が見えて来る。
具体的数値は説得力が高いですから限られた人員・時間の中で売上に繋がる確率の高い指示を出せる事。頑張れとか根性で数値論で数値を達成する時代ではない事を理解せねばならないですね。
データはあくまでも結果ですからデータに対しての評価・検証・改善提案力もこれからは求められる時代と感じます。
来期はデーター主軸のセミナーも開催されるようですので楽しみですし、その重要性を管理職には理解してほしいですね。
投稿: dadama | 2021年11月29日 (月) 11時12分