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2021年11月27日 (土)

今年のりんご

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


現役のころから興味を持って販売してきたこの時期のりんご。

  どうも今年は高値安定のようだ。

よって、価格的にも中玉で税込170円が相場といったところであろうか。

  例年であれば中玉税込120円が相場、特売等で98円で大放出。

そんな相場と価格でこの時期に徹底してサンフジが拡販される時期であるが、サンフジを価格訴求している企業は果実の売り込みに積極的な小売業に限られているようだ。

  そして税込170円での単品量販。

おそらく相場と品質との関係でこのサイズと蜜入りの程度を考えれば、どうしても170円レベルの価格が精いっぱいなのであろう。

  “サンフジは価格を出すべき商品か?”

そう問われれば、そうだと返答するであろう。
しかしそれは、しっかりサンフジらしい「蜜」が入っている商品であることが前提である。

  今年のように生育が不安定の年は蜜入りもおぼつかない。

そんなときに敢えて98円を強調して量販しても、結果として蜜の入っていない確率の高いサンフジを量販したなら、そのお店はそれ以降りんごの需要は激減するであろう。

  しっかり蜜の入った商品で価格訴求するサンフジりんご。

そう考えると、170円税込で豊富なボリュームを演出しているスーパーは意外に少ないものだ。

  他はどちらかというと色づきの悪いサンフジを170円税込で販売。

まして、この時期は早々に冬の果実の代表格のみかんも入荷している状況であり、今年のりんごの相場を考えたら、早々に売場の最前列をみかんに切り替えることも考えられる。

  現にそうやってみかんを売込む企業も多い。

しかし、・・・ 。

  この時期はみかん以前に売るべき果実は山ほどある。

それらの果実を売込んで、果実の豊富感を顧客に認識させながら12月商戦のみかんの展開へ繋げていくことが重要ではないのだろうか。

  りんご各種の美味しさを提供すべき時期。

私は、この時期はそう思っている。

  みかんより蜜入りりんごのほうがどうみてもご馳走感たっぷりであろう。

そう、果実はある意味「ご馳走」としての位置づけをしていく必要はあろう。

  とは言っても、1個398円のりんごを売ることではない。

あくまでも1個198円、2個398円等にこだわりながら、しっかりした蜜入りのサンフジなり、名月なりを拡販するのが11月という月間なのである。

そして、蜜入りのりんごはやはり甘味、旨味が極めつけの国産果実であり、毎年この時期しか食されないという季節限定的な打ち出しと、デザートとしての位置づけで売り込めば、リピーター含めて再びりんごを購入していただく機会が激増する単品であろう。

  そしていよいよみかんの季節へと移行していくのである。




当方の販売力セミナー。

  今後の日程は以下の通りです。

12月1回(有料)となっている。

【今後のスケジュール(予定)】 
 
・12月  8日(水)13時~ 販売力強化策③&52週MD(1月編)有料
  *申し込みはこちらから

上記日程の予定で進めている。
いずれも午後1時~2時30分までの1時間30分の予定。
  
11月以降の有料版においては、販売面でのより充実した販売強化策と翌月の月間MDを導入し、無料セミナーの概略とは異なりより詳細な販売事例を基に、店舗で実践できる販売力強化セミナーを3回に分けて取り入れていきたいと考えている。よって3回連続で視聴していただくことでより詳細な販売力強化策として学ぶことが出来る。

また、有料版視聴の方には後日アーカイブ動画の視聴も可能となり、当日視聴できなくても後日ゆとりをもって視聴できるのである。

  有料セミナーとしても格安(法人一回視聴3万円 個人一回視聴1万円)な内容かと思われる。

少しでもてっちゃん塾の考え方やスタンスを知っていただきたいと考え、データシステム会社のデータコムさんとコラボにて実現できたものである。


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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
まさに現場の強みですね。1200ケースといえども、現場の強みを活かせば完売できるという道筋があるからこそ仕入れるわけですから。
とは言っても本部サイドからすると、
 勝手なことを!
そして、
 廃棄になったら?
という現場の勝手な行動に対する不満はあるでしょうが(笑)。
そして、その恐怖感とワクワク感からの売る楽しさはこの仕事の究極のやりがいでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2021年11月27日 (土) 10時25分

30年前になりましょうか、長野県店舗に異動になり、リンゴ畑を見ながら通勤しておりました。季節になると鳥に突かれたり傷になったりんごは畑にそのまま廃棄される訳ですがそのりんごの美味さといったら筆舌に尽くしがたいですよ。スーパーに並ぶりんごは市場・仲卸と経由する為トマトのように若干早めに収穫します。完熟リンゴはすぐに腐る・ボケる(笑)。
本拠地に戻ってからも何回か長野勤務時代にお世話になった市場の方にお願いして主に地域で流通するりんご(個選と言って農協を通さず生産者が直接市場に入札するりんご)を最盛期時に大型車1車買い(10キロ換算で1200ケース)して半日で売切った経験があります。地元消費のリンゴは完熟させて収穫するので甘さや果汁分が全く異なる。お客様には「このりんごはすぐに腐りますから早く食べて下さいね」とと言っても試食されたお客様は普段食べている味の違いに仰天してほぼ100%のお客様が買われていきましたね。
あと地元の泥ネギを本拠地で販売したのも私。
当時は商品部にぼろ糞怒られましたが今では農協とタイアップして全店主力販売されるようになり態々長野まで買い出しに行かなくても甘いネギが食べれるようになりました。お客様の買い物かごに泥ネギが入っていると同志に出会えたようで嬉しいですね。
何れにしても商品に惚れて販売する事はお客様への販売者としての責務であると思いますしその意思が単品量販への原動力と感じます。
もちろん本部紹介商品でも惚れる商品は山ほどありますよ(笑)。

投稿: dadama | 2021年11月27日 (土) 10時08分

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