翻訳作業
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
翻訳作業。
通訳のことではない(笑)。
ある言葉やある行間、あるメッセージをわかりやすい言葉に置き換えて伝えること。
企業のトップの発信を理解しやすい言葉に置き換えて伝えること。
このようなイメージでとらえられるであろうか。
同じ企業内での翻訳作業。
そんなことがあり得るのであろうかと思えるほど、同じ組織内でも翻訳作業は上司の重要な役割となろうか。
ましては企業が違えばその翻訳も相当な苦労が伴うものだ。
転職という経験をした人間であれば、そのことを身を持って体験することになる。
私も、転職前は同じ業界であり、同じ言葉や内容に翻訳などあり得ないと思っていたのであるが、転職をして初めてそのことに気づいたのである。
気づいたというよりも打ちのめされたという表現であろうか。
それほど、今まで培ってきた経験がDNAごと削ぎ落されていくという感覚であろうか。
本当に言葉が通じないのである。
言葉もそうだが、従来であれば「阿吽の呼吸」とでもいえるであろうその場の空気(いわゆる空気を読むという理解過程が不透明な状態となるのである。
それはお互いのそのような空気に包まれていくのである。
この喪失感はなんとも言えない。
“なぜわかってくれないのだろう”
しかしそれはお互い様だった。
自分で思う以上に相手の認識は大きかった。
そのギャップを埋めるのに、1年以上を費やすことになるのである。
思えばそこからこのブログが立ち上がったと言ってもいいだろう。
それほど、そのギャップは今までの人生を逆さまにするほどの脅威となって私を飲み込んでいった。
“本当にこの企業でやっていけるのだろうか”
そして、そこから翻訳作業が始まっていくのである。
それもお互い様ではあっただろう。
相手が翻訳して私に伝える。
私も翻訳して相手に伝える。
この繰り返しであるから、それは時間がかかるのである。
そして、その地道な繰り返しから、徐々にお互いの世界に広がる空気が透明になっていく。
そして翻訳が進むにつれて見えてくる相手の言葉の意味。
翻訳が進むと、相手の世界のすばらしさもみえてくるものである。
“逆にこっちの方が優れているかも”
そんな感動も生まれてくる。
それは、翻訳された言葉に準じて行動した結果、自分で体験するから納得できる部分も大きい。
それが実体験から学ぶことなのであろう。
そしてそれが今の私を形作っているとも言えるのである。
当方のファイブマネジメントセミナー。
今後の日程は以下の通りです。
日程は、10月1回(無料)、11月2回(有料)、12月1回(有料)となっている。
【今後のスケジュール(予定)】
・10月28日(木)13時~ ファイブマネジメント及び52週MD(ボジョレ解禁編)無料
*申し込みはこちらから
・11月11日(木)13時~ 販売力強化策①&52週MD(12月前半編)有料
*申し込みはこちらから
・11月24日(水)13時~ 販売力強化策②&52週MD(12月後半編)有料
*申し込みはこちらから
・12月 8日(水)13時~ 販売力強化策③&52週MD(1月編)有料
*申し込みはこちらから
上記日程の予定で進めている。
いずれも午後1時~2時30分までの1時間30分の予定。
10月の内容はファイブマネジメントの概略と11月ボジョレ解禁MD。
11月と12月の有料版においては販売強化策①~③と52週MD(12月~1月)。
10月は従来のファイブマネジメントセミナーの概略を中心に、そして11月以降の有料版においては、販売面でのより充実した販売強化策と翌月の月間MDを導入し、無料セミナーの概略とは異なりより詳細な販売事例を基に、店舗で実践できる販売力強化セミナーを3回に分けて取り入れていきたいと考えている。よって3回連続で視聴していただくことでより詳細な販売力強化策として学ぶことが出来る。
また、有料版視聴の方には後日アーカイブ動画の視聴も可能となり、当日視聴できなくても後日ゆとりをもって視聴できるのである。
有料セミナーとしても格安(法人一回視聴3万円 個人一回視聴1万円)な内容かと思われる。
少しでもてっちゃん塾の考え方やスタンスを知っていただきたいと考え、データシステム会社のデータコムさんとコラボにて実現できたものである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
お互いの共通語を見出すと言う過程から、双方に今までにない学びの余白があることを知るのではないでしょうか。
それが、異なる血に触れると言うことなのかと思うのです。
色々な場面で「異なる血」に触れるチャンスは巡ってくると思うし、それを求めて自ら行動することも重要でしょうか。
投稿: てっちゃん | 2021年10月16日 (土) 09時17分
売上=客数✖️客単価の基本式ですら分解していくと企業により見解や基準がバラバラですからね。尤も基本式だからこそ企業の商品や売場への認識も見出せるので、他社基準から「こうもりの目」で見た考え方も提案出来るのですが。
先日のリモートでも盛り上がりましたが異なる企業の翻訳から共通語を見出す事もまた楽しでしょうか(笑)。
投稿: dadama | 2021年10月16日 (土) 09時05分