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2021年9月24日 (金)

マーチャンダイザーとして

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先ずは、ファイブマネジメントセミナー(無料)のご案内。
本日は無料セミナーのご案内である。

  9月29日開催のセミナー申し込みはこちらから

日時は、9月29日(無料)以降、10月2回(無料)、11月2回(有料)、12月1回(有料)となっている。
【今後のスケジュール(予定)】
    9月29日(水)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(10月編)  
  10月15日(金)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(11月編)
  10月28日(木)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(11月編)
  11月11日(木)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(12月編)有料
  11月24日(水)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(12月編)有料
  12月  8日(水)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(1月編)有料
上記日程の予定で進めている。
  
  内容はファイブマネジメントの概略。
  更には、翌月の52週MDの詳細説明。

翌月の一週分の52週MD研修も付け加えての90分のセミナーである。

  無料セミナーとしては内容豊富かと思われる。

少しでもてっちゃん塾の考え方やスタンスを知っていただきたいと考え、データシステム会社のデータコムさんとコラボにて実現できたものである。

  特に9月と10月開催のセミナーは無料となる。

11月開催以降においては、12月商戦へのステップとなる52週MD研修の内容となる為、こちらの内容を充実させながらのセミナーとなり、ここからは有料とさせた頂く予定ではある。

とは言いながら、52週MDも盛り込んだ内容は、現場の店長には横割りの販売計画立案に必須の考え方を取り入れており、非常に参考になると思われる。

9月~10月の無料セミナーを視聴の上、11月以降の有料視聴を検討されてもいいかと思うのである。



マーチャンダイザー。

  仕入れから販売までを一貫して携わるもの。

簡単に言えばこのような役割か。

  通常であれば仕入れと販売に分けられるこの業界。

よってその両方に携わるということは、自社や自店の品揃えを決め、仕入れをして販売をする仕事となる業務。

  専門家から言わせればもっと複雑になるかもしれない(笑)。

そしてこの業界ではそのように両方とも携わるということは、個人店の店主がもっとも適する存在なのかもしれない。
または、数店舗のチェーンストアのバイヤー兼店長やバイヤー兼主任、更には一店舗の部門担当者という存在であれば自分で仕入れて自分で売場作り、販売までを網羅する仕事となっていくので、かっこいい言い方をすればマーチャンダイザーと呼ぶべき仕事となろうか。

  マーチャンダイザー。

仕入れから販売までを一貫して携わるということは、仕事も非常に多種多様となり、それを一人でこなすのは時間的にも多忙となることであろう。

  逆に言うとやりがいにもつながる役割。

自ら決めて、自ら仕入れて、自ら売場を設計し、自ら陳列して販売、売り切る仕事。

  どうしても抜ける部分が発生するのも致し方無いことか。

しかし仕事の効率化と合わせて考慮しなければならないのは、売場の設計と定番としての固定化であろうか。

  それを縦割りという括りで自ら設計すること。

その思考がどうしてもぬけてしまうのは致し方ないことなのかもしれないが、自分一人ですべてが完結できればいいのであるが、そこに部門というチームでの運営を考えると、変動する売場と固定化させる売場の両面を明確に決定して徹底することも重要であろう。

  要は縦割りの順守。

部門毎に縦割りを明確にし、標準化し、そして順守する。
大型チェーンストアでは当たり前の売場設計であるが、チェーン化されていない企業や店舗では売場の担当者によって全く異なる配置や陳列がされていることが多い。

  同じ商品が陳列はされているが。

とは言え、顧客視点で売場を見ると、用途に応じた商品が縦割りで集中されていないから、定番購入のお客様からみたら、毎日売場が変わる、毎日探さなければならない、毎日本当にあるかどうかもわからない、という不安は解消しないであろう。

  リピーターを失わない。

その視点で見れば、定番の固定化は必須項目であり、更に言えば、それを縦割りとしてくくることで、自らも顧客視点に立っても作業しやすい、だれがやっても同じ場所に同じ商品が並び、いつ行っても同じ場所として安心して買いやすいということになる。

  固定客獲得の第一ステップと言えるのである。

マーチャンダイザーとして意識すべき部分であろうか。






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コメント

dadamaさんへ。
確かに従来のチェーン化された500坪スタイルのお店とは異なり、
「独自のPB商品導入」
「価格感度品の徹底訴求」
「商品メインの売場展開」
「果実の旬の独り占め」
このテーマにおいてブレずに商売をしていたと思われます。
毎回の墓参りの帰りに寄りたいお店でしたね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2021年9月26日 (日) 12時59分

本部主導の一典型例はMRされた前橋の新種鳥類(笑)の店と思います。無機質で冷たく感じる売場にお客様が群がるのですから。
価格コンシャスを持ちながらローカル&高質スーパーでも有り・・・
私の売場概念を崩された店舗(企業)です。

投稿: dadama | 2021年9月26日 (日) 09時41分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
ほとんど100%本部主導で全店が同じレイアウトで店舗運営している企業もあれば、店舗毎にエンドが異なる企業もある。同じ企業規模でも上記のように異なる店舗運営。作業効率と販売効率、そして販売力。それぞれに異なる追及の仕方をしながら販売力を高めていく手法の正解は、やはり現場にあるのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2021年9月26日 (日) 08時53分

定番はさておき、エンドやプロモーションの管理は大手でもなされてない事が多いですよ。理由は簡単で店舗レイアウトが標準化されていない(笑)。300~600坪超、更にはゾーニング・スパン・棚尺数・段数の異なるテンポの二桁以上存在する計画を誰が組むのか?
商談だけでも多忙な本部が現実論として魂の入った売場を提案出来るのか?
結果殺気を感じない並んでいるだけの売場・・・
大手チェーンストアのアキレス件はその辺りにもあると感じますが如何でしょうか(笑)。

投稿: dadama | 2021年9月25日 (土) 08時37分

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