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2021年9月21日 (火)

企業規模

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先ずは、ファイブマネジメントセミナー(無料)のご案内。
本日は無料セミナーのご案内である。

  9月29日開催のセミナー申し込みはこちらから

日時は、9月29日(無料)以降、10月2回(無料)、11月2回(有料)、12月1回(有料)となっている。
【今後のスケジュール(予定)】
    9月29日(水)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(10月編)  
  10月15日(金)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(11月編)
  10月28日(木)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(11月編)
  11月11日(木)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(12月編)有料
  11月24日(水)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(12月編)有料
  12月  8日(水)13時~14時30分 ファイブマネジメント及び52週MD(1月編)有料
上記日程の予定で進めている。
  
  内容はファイブマネジメントの概略。
  更には、翌月の52週MDの詳細説明。

翌月の一週分の52週MD研修も付け加えての90分のセミナーである。

  無料セミナーとしては内容豊富かと思われる。

少しでもてっちゃん塾の考え方やスタンスを知っていただきたいと考え、データシステム会社のデータコムさんとコラボにて実現できたものである。

  特に9月と10月開催のセミナーは無料となる。

11月開催以降においては、12月商戦へのステップとなる52週MD研修の内容となる為、こちらの内容を充実させながらのセミナーとなり、ここからは有料とさせた頂く予定ではある。

とは言いながら、52週MDも盛り込んだ内容は、現場の店長には横割りの販売計画立案に必須の考え方を取り入れており、非常に参考になると思われる。

9月~10月の無料セミナーを視聴の上、11月以降の有料視聴を検討されてもいいかと思うのである。



世の中には、いろいろな企業規模の小売店が存在する。

  単独店から数百店舗の企業までそれぞれに存在。

単独店舗というと、八百屋、魚屋、肉屋、等のように個人商店もあれば、300坪程の中小のチェーンストアを思わせる単独店舗も存在する。
そして、5店舗前後のチェーンストアから200店、300店を有するリージョナルスーパーも存在しよう。

  ある程度の規模は重要。

しかしそれは仕入れ力や商品開発力、そして物流コスト面での視点であり、あくまでも販売面から見た視点はどうなのだろうか。

  単独店舗の強みと弱み。
  中小小売の強みと弱み。

最近はそのことを強く思うようになってきた。
それが自らの使命であるとも思う様になってきたのである。

  スーパーマーケットはこうあるべき。
  チェーンストアとしてこうあるべき。

それは自分自身のキャリアに大きく左右されるものでもある。
そして、一企業だけでキャリアを積めば、その企業規模でのあるべき姿にたいしてはより深いものさしで図れる技量を身に付けられるであろうが、それ以外の企業規模、店舗規模に対しての柔軟性には乏しくなっていくことになる。

  そこから先は自社の枠を超えた情報交換が必要になる。

しかしなかなか隣の企業の正しい情報は入ってこないことが多い。

  隣の芝生は綺麗に見える。

ということだから(笑)。

  どうしても隣の良い情報だけを見ようとする偏見。

そのようなものが生まれると、隣の芝生の良さを取り入れようとしてしまうものであるが、商売においてはいろいろな販売情報や商品情報を得ることは重要であるが、そのメリットとデメリットを正しく取り入れる必要はあろう。

  必ずしも大きい組織の姿が強いということはない。

自社の強み、単独店舗の強み、小規模企業の強みは必ずあるもの。

  それは現場力だと思っている。

現場、売場、お店で働く従業員の販売意欲。

  特にベテラン社員の経験に基づく販売技術。

この技術を如何に情報共有できるか、という課題に関しては、中小規模の企業ほどそのメリットを活かすことが出来るのであろうし、若手の発想も即現場で実現できるというメリットもあろう。

  更には仕入れと販売の一体化。

店舗の運営責任者が兼務でバイヤーや売場責任者を任されている場合は、個人商店の本来の姿である、自ら仕入れて自ら販売するというあるべき姿をまさに実現しているのである。

  これは最大の強みであろう。

逆に大手も現場の店長にこの権限を委譲する方向へ向かう企業も出てきているほどである。

  自ら仕入れて自ら販売する。

そのような環境を生かすも殺すも現場次第。
そして、それを強みと位置づける店舗は商品軸に強みをもつお店として地域の中でも特異な存在感を示しているのである。

  そしてそれを更に明確に仕組み化できるか否か。

そこに自身の存在意義を見出していこうと思っている。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
地方の中小スーパー。
まだまだ生きる道、そして生き残る道は閉ざされていないばかりか、無限にあると思いますよ。中小といえど、一店舗は一店舗。その一店舗同士の戦いに大手とか中小とかは地域のお客様にはあまり関係無いように思っております。
但し、従業員の取り組み方であり、モチベーションが最大の課題であり、それも大手、中小関係なく同じ課題を背負って個店の競争に入っているのではないでしょうか。
自分だけが厳しいという発想から、どこも厳しいんだという視点で競合店と向き合うことが重要でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2021年9月21日 (火) 20時02分

ざっくり言ってしまえば大手はマスメリットによる商品力と生産性による価格力。
中小は地域密着と安心安全が鍵になるのかなと考えます。当社も各エリアの店舗数を見れば明らかに地域スーパーですから大手とより中小スーパーの土俵に乗るべきでしょか(笑)。大手はマスメリットによるリベート施策が不可避ですからなかなか現場の意見は反映し難いですし、地域密着も本部誘導のMDでは的外れだと感じます。
地域中小スーパーは真摯に地域密着を目指し現場が輝けば大手スーパーと棲み分けは出来ますし共存は可能ですね。
現実地域密着で輝いているスーパーはこちらにも沢山有りますし大手が進出しても繁盛してますよ。
中小スーパーは企業規模が小さい=風通しが良い=トップの姿勢が従業員のモチベーションに直結する事は経営を携わる方々には心してほしいですね。

投稿: dadama | 2021年9月21日 (火) 06時52分

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