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2021年8月 6日 (金)

お盆商戦2021

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


本日は8月6日(木)。

  いよいよ来週からはお盆商戦となる。

もうすでに、各企業、各店ともそれ相応の準備似て万全を期してのお盆商戦であろうか。

  しかしここに来てのコロナ感染拡大。

一気に過去最高の感染者数を各県とも更新し始めてきた。

  “今年のお盆帰省はどうなるのか?”

非常に曖昧な状況になってきたのは確かであろうか。

  高齢者のワクチン接種の浸透。
  若者のコロナ感染者数の爆発。

この二つの状況が拮抗しているのが現状であろうか。

  田舎では両親がワクチン接種を終えた状況。
  緊急事態宣言下の都会からは移動しにくい。

上記の矛盾する環境が今年のお盆商戦を目前にして一気に広がってしまったのではないだろうか。

  特に帰省を待つ地方は気が気ではない。

お盆商戦とは帰省を待つ地方と人口減の都心とでは真逆の世界となるからである。

  昨年のお盆商戦はその状況が色濃く出た年である。

とはいうものの、地方でも内食傾向は強まったから、家族の帰省はなくとも外出外泊外食も閉ざされたお盆であったため、食品スーパー業界は大きな最小限のダメージで抑えられたが、さて今年はどうであろうか。

  確かにより多くの県で緊急事態宣言やマン防止法が適用。

昨年以上に外食や外泊しにくい環境にあろう。

  そしてオリンピックが閉幕する。

7月後半から8月上旬はオリンピックの開催という解放感とその話題に隠れて、感染爆発という危機意識が緩和されていたが、オリンピック閉幕以降は一気にコロナに話題が集中するであろう。

  再び人の移動がモラルとして問われる時。

上記のタイミングとワクチン接種による感染者の数や重傷者、死亡者の数がどの段階から逆転してくるのか。
そのせめぎ合いの中で、お盆商戦に突入すると思っていたのだが、完全にコロナ感染第5波という大波にさらわれてしまった今年のお盆商戦である。

  よって状況は昨年とほぼ同じ環境。

そうとらえるのが一番妥当なところではないだろうか。
しかし店舗ではそこからが悩みどころとなるであろう。

  今年のお盆商戦はいつから?。
  今年のお盆商戦はいつまで?。
  今年はギフト商材はどうか?。
  今年の果実ギフトはどうか?。
  今年の刺身お造りはどうか?。
  今年の天ぷら商材はどうか?。

日別に時間帯別にどう読み、どう計画し、どう製造販売するのか。

  昨年と同様なのはわかるが更に具体的にどう流れるのか。

ここを詰めなければ現場は動けない。

  そこを直感で言い切る決断が重要なのだ。

今年はアルコールに対する需要は大きく伸びるであろう。
今までの締め付けもあり、昨年以上に帰省した際の飲酒は増加するのではないだろうか。

  それに伴っての惣菜や刺身、生食の需要は増加するのではないか。

更にはお墓詣りは昨年自粛した関係上、今年は多少は増加するであろうし、それに伴う生花や仏花の需要も高まるのではないだろうか。

  それを今年は検証出来ないのが残念ではあるが。


PS
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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
アルコール類の拡大は正解ですね。
デルタ株という新たな脅威。
この脅威がワクチン接種にて抑えられるか否か。
これによって今後の動向は大きく異なりますから、目が離せない状況でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2021年8月 6日 (金) 16時09分

際に来て混沌としてきましたね。
3密対策でチラシも出せるか微妙になっています。
当に直感と根性ですね。
アルコールは最大限の場面拡大を図りました(笑)。

投稿: dadama | 2021年8月 6日 (金) 15時42分

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