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2021年8月 7日 (土)

種蒔きの時期

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


種を撒いて刈り取る。

  農家の方の日常であろうか。

そして上記の言葉はよく「例え」としても引用される。

  「自ら撒いた種は自ら刈り取る」

これは自ら欲するものは、自らの手でその種を蒔かねば、その実を得ること(刈り取ること)は出来ないということわざである。
それが現代では、どちらかというと否定的な意味合いで、自ら犯した罪は自ら償うという意味合いで広く広まっているように思う。

  不倫したケツは自分で拭う。

そのような引用の仕方が増えてきているように思えるのは残念な事ではあるが。
いずれにしても、目指す目的に対して、その目的が即達成されるかと言えばそんなことはあり得ないし、それが実現できるのであればそれはその程度の目的でしかなかったのであろうという例えであろうか。

それは商品の販売でも同様であろうし、目的を持ったプロジェクトに対しもそうだろうし、はたまた新規事業の立ち上げに対しても同様であろう。

  特に私自身の場合は今がまさにその時である。

ブログの書き換え、ホームページの作成、そして自らのコンサルの領域の開発と整備。
そして、6月から正式に立ち上げた法人としてのzoom等によるファイブマネジメントのプレゼン等を現在は重ねている段階。

  自社の種蒔きの段階が続く。

種を蒔かないことには、どんなに肥沃な土地でも実は生らない。
そして、蒔いた種の通りにしか実は生らない。

  だから「種」は重要である。

企業も人生もすべては、蒔いた種の通りに実を結ぶものである。

  先ずは、自ら将来実らせたい実や花は何なのか。
  そして、如何に広大な土地に多くの種を蒔くか。
  最後は、どのタイミングで実や花を収穫するか。

蒔いた種が、即成長して即実を生したり花を咲かせたりすることは無い。

  それ相応の育成期間を要するものである。

初めはほとんど成長していないのではないかと思うときもあろう。
しかし、ある時期を過ぎると、目に見えて蒔いた種が成長していくのがわかるようになる。

  手ごたえを感じる時が来るものだ。

自らが打った手であり、新商品の動向であったり、新規プロジェクトの効果であったりの手ごたえを感じる時が必ず来るものである。

  それがどの程度のタイムラグによるものかは不明である。

即実の生る種もあろうし、もしかすると数年を要する種もあるかもしれない。

  しかしある一定のタイムラグの後に必ず実を結び花を咲かせるものである。

そしてそれを信じて育て続ける根気が必要となる。



PS
株式会社てっちゃん塾のホームページはこちらです
 https://www.tetu-juku.com/

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
種蒔き、育成、そして刈り取り。
これが一体となるから、刈り取りのうれしさが一入なのであって、どれかひとつでも欠けるのは辛いものですね。
現場という場の最大の強みはその3つの行為を同時に実践できるという強みと達成感だと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2021年8月 7日 (土) 18時14分

私も種を蒔く機会と言うより立場が少なくなりましたね。あれだけ畑を荒らしまくって何を言ってるのと言われそうですが(笑)。
蒔く事は出来ても水撒いたり追肥したり間引したりは毎日現場に居なければ中々出来ません。
やはりノウハウを如何に受信者に的確に伝授するかが私の課題なのでしょうね。
この歳や立場になっても種を用意したり撒いたり出来る環境に感謝です。

投稿: dadama | 2021年8月 7日 (土) 09時42分

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