情報共有の進化
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
情報の共有。
最近はそのワードが持つ意味も広がりを感じるようになってきた。
従来であれば、情報の共有とは「同じ情報を企業内や店舗内で共有しあう」という意味であった。
よってそれは言葉が主な媒体となっていた。
そして、その手段としては会話であり紙ベースの資料が一般的であった。
よってリアルに聞いた人間だけが情報を持ち得ていた時代。
しかし近年はネットという情報網が発達し、リアルに聞くこと以上にネット検索にて一般的な意味からもっと奥深い意味やそれに関する情報を得る事が出来る時代となってきたのである。
そしてそれにともなって更なる情報の共有化が図られるようになった。
それは、以前であれば自分のパソコン内だけで作成していた資料が、cloudによって架空の保存場所に保管されている資料を、その保存場所にはいって何人でもその資料に修正を加えたり完成させたりして、一つの資料を数人で同時に仕上げていくことが出来るようになってきたのである。
これも以前から存在する手法ではあるが。
それが、本当に最近になってきてからは、OneNoteやOnedrive、そして最近ではGoogleドライブなるものまで存在するようになってきた。
かといって当方も全て認識しているわけではない。
先日、ある取引先の方との情報共有で、一つの資料に私なりの意見や返信を付け加えて私の部分を完成させたのであるが、それがその瞬間に情報共有化されて同時に公開されているのには驚いた。
まさに一つの資料を基に情報を共有して次へ進む形式。
それも全く異なる場所に居ながらにしてである。
コロナ禍によるメリットなのかどうなのか。
いずれそのような方向へ進んでいくことになるのであろうが、コロナ禍という目の前の現実がその方向へ進むスピードを速めたのであろう。
それによって、在宅ワークをメインとした仕事の仕方。
それに合わせて、手法もどんどん進化していくようである。
そして、自分のパソコンもどんどん軽くなっていくのであろう。
私のパソコンの保存容量は1Tバイト。
しかし近い将来、それほどの容量を持たずとも、cloudと共有によってパソコンの保存容量はもっと少なくて済むかもしれないし、同時にパソコン自体の重さも更に軽くなっていくかもしれない。
しかしcloudという架空の場所に保存できるという時代。
その段階から私の頭はついていけなくなってしまった(笑)。
そして同時に、どうしてもその保存方法が信用できないでいる自分がいるのである。
“あかの他人にダダ漏れじゃね?”
そう思ってしまうのは私だけであろうか。
しかしそれは情報を持つこと自体が価値と思う世代なのであろう。
情報は活かしてナンボ。
昔は情報を持つこと自体が価値であった。
しかし、情報などいくらでも持てる時代である。
重要なのはどう活かして価値とするか。
その競争の時代なのであろう。
そう捉えると、情報の共有化はますます垣根なく進化していくのではないだろうか。
そしてその次に待つ時代が楽しみではある。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
ホームページを立ち上げたら勝手に付録としてついてきたというGoogleドライブ。
せっかくなので必死で使いこなそうとしているだけですが、保存容量30GBに対して1GBも使いこなせておりません(汗)。
投稿: てっちゃん | 2021年8月21日 (土) 18時46分
先端を進んでますね(笑)。
私なんぞスマホでさえアプリ移行が億劫でなかなか買い換えの決断が出来ません。
情報共有については便利な一面漏洩等のリスクもあるので足元を掬われないよう相手を選ぶ慎重さが必要ですね。そこを弁えれば強力な武器になる事は事実が証明していますから(笑)。
投稿: dadama | 2021年8月21日 (土) 18時25分