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2021年8月23日 (月)

52週MD研修を構築して

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


私自身がコンサルとして企画する52週MD研修。

  ようやく12か月分が完成した。

12か月を月別に全体の概略を現したものが一部。
そして、12月を月別に週毎にまとめた概略が一部。

  そして毎週を詳細に編集したものが一部。

今回ようやくその全ての研修資料が完成したのである。

  完成までにほぼ一か月を要した。

なぜこれほどまでに時間を要したのか。

  それは写真を重点的に使用したからである。

従来から撮りためてきた売場の写真。

  ほぼ10年ほどの写真が保存されている。

その全ての写真をめくっていくと、一番インパクトのある写真を探していくうちにこれほどの時間となってしまったのである。

  全体の概略や月別の概略はそう時間がかかるものではない。

しかし、いざその概略に合う写真を探そうとすると、どうも「帯に短しタスキ」に長しのものばかり。
これだっ、という写真にはなかなかたどり着けないものである。

  よって自らが納得する写真に巡りあう時間が長かったでのある。

しかし、それだけ時間を掛けた結果、今回は自分でも十分に納得できる仕上がりになったと思っている。
やはり、52週の売場作りを説明するのには、百聞は一見に如かずの言葉通り、写真で説明するのが一番早いし伝わりやすい。

  一目瞭然で売場のイメージが掴めるから。

それともう一つは、前回も説明したと思うが、52週のその週の効果が必ず翌週かまたは次のイベントに繋がるような連携が毎週毎週存在するのである。

  今週の和の取り組みは翌月のあのイベントに繋がる。
  来週の洋の取り組みは今月末の洋のイベントに繋がる。

そのように、必ずその週の取り組みが必ず近未来の週のお客様の来店動機に繋がることが見えてきたのである。

  毎週毎週が単発の取り組みとなはならないということ。

これは実践する側にとっては、今週の取り組むモチベーションを高めてくれるものである。

  “今週の取り組みが来月の秋彼岸の来店動機に繋がる”
  “来月の秋彼岸の取り組みが七五三の来店動機に繋がる”

そのように、次ぐ次と今週の取り組み結果が近未来の次へとつながっていくものである。
それを、データ等を活用して検証していくことによって、高いモチベーションを維持しながら仕事に取り組めるであろうし、店長としても店舗のメンバーに次々と新たな課題を提供することが可能となり、店舗一丸となって毎週の売場作りを実践できることになるのである。

  これは非常に有意義な52週の取り組みとなろう。

今回は、特に店舗を預かる店長としての視点で、52週MDの資料を編集した。

  52週MDにもいろいろな視点での捉え方があろう。

しかし、店舗を一個の商品として捉えて52週MDを捉えた資料はほとんどないのではないだろうか。

  部門別に52週を捉えた資料は数多い。

しかし、今回は店長用に店舗を一個の商品として、その強みを発揮できるような毎週のまとめ方をしたので、店長にとっては非常に有効でかつ短時間で効果的に重点項目を集中して取り組める内容としてあるので、そのような認識で12か月を取り組めば、必ず店長自身の実力がアップする内容になっていると思われる。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
52週のポイントを店長目線で店舗としての商品別重点ポイントをまとめた資料ですから行動しやすいのではないでしょうか。
模擬講義、9月に予定してみますか。

投稿: てっちゃん | 2021年8月23日 (月) 06時56分

商品部は部門縦割りの組織が多いですから部門に横串をさせるノウハウは欲しいでしょうね。
私的には52週MDの理解により店長が商品に興味を持って頂く事は嬉しい限りですが(笑)。
是非、模擬講義を受けてみたいですねー。
コア限定で(笑)。

投稿: dadama | 2021年8月23日 (月) 06時31分

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