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2021年7月14日 (水)

本を共有する

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


部下と一冊の本を共有する。

  非常に有効な部下教育となろう。

以前は私も新入社員に対して、一冊の本を手渡し、読後にその感想文を提出させていた時期があった。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_30a3.html

結果、感想文まで書かせることで、自分なりにその本の内容を如何に目の前の仕事に活かそうかという発想でその本を読むことになる。

  この前提が大切なのである。

「読書」を通して、理屈と現実の世界の仮説と検証が繰り返される。
「読書」を通して、現実の世界の真実への、挑戦する意欲が生まれる。
「読書」を通して、現実に対しての、自分なりの「真実」が見えてくる。

  読書による部下育成は即戦力にはならない。

それは目の前の仕事の具体的なマニュアルとは違う部下育成であるからだ。

  作業マニュアルを通して目の前の仕事を覚えていく。

これはなにも店長が更に入り込んで教育するというものではない。
部門チーフや本部トレーナーがそれ相応に教育スケジュールを用いて実践していることであるから。

  大切なのは仕事への取り組み方である。

その取り組み方を勉強するには新入社員の時が一番効果的に人間の頭と体に入っていくのである。

  なぜか?

まだまだ柔軟だから。

  なんでも受け入れる柔軟性があるからだ。

これが数年もたつと、ある程度仕事への考え方が固まってきており、逆に言いうと自分の持っているその分野の世界を広げてやる方が効果的な場合が多い。

  よって私は新入社員時に一冊の本を手渡した。

最も何冊も購入できないので、一冊を数名の新入社員が読みまわすのである。

  よって、一週間の期間を決めての回し読み。

そんな期間設定によって、ある意味必死に読み終えるという流れが出来上がる。

  一冊の本。

捉えようによっては、いろいろな受け止め方があろう。
しかし、それはそれでいいのだ。

  受け止め方は十人十色。

大切なのは、本に書かれている理屈が現実の世界、そして自分の目の前の世界ではどのように繰り広げられ、それを踏まえながら理屈や理想を如何に現実の世界で実践していくかという行動力を養うことである。

  そして理屈を実践する知恵が生まれていくのである。

本に書かれた理想や理論、マニュアルに書かれた理想や理論、それを現実の世界でその理論がどのように事実として繰り広げられているのか。
それを知り、そしてそれを踏まえて、リアルな人間社会の中でその理論を自分なりに実践していく行動力。

  それが自ら考え自ら行動するという行為を誘引するのである。

そして私は、教育とか育成という表現ではなく、「共有」という表現を使用すべきかと考えている。

  「共有」。

部下を教育するのではなく、育成するのでもなく、一つのことを「共有」する。

  そこのはお互いに学び合うという意味がある。

概ねは部下が上司から学ぶというウェイトの方が高いであろうが、部下の目線に学ぶ場面も多いある。

  そこから相互通行のコミュニケーションに発展するのである。

それが、本を通じでの共有であれば、いろいろな発展方法があるであろう。


PS
株式会社てっちゃん塾のホームページはこちらです
 https://www.tetu-juku.com/

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
人間、得手不得手はあるでしょう。
その得手の部分を如何に活用するか、それも部下を成功へ導くためにどう活かすか。結果それが自分のキャリアアップにも大いに繋がるのですから。
私は以前の労働組合の委員長から受け取った一冊の本から始まりました。

投稿: てっちゃん | 2021年7月14日 (水) 09時00分

私は読書は得手ではなかったので部下に読ませたのは業界紙位でしたね。
最近やっと読書から得る情報と経験値の擦り合わせをするようになりましたがメンバーと共有するレベルにはまだまだ行き着いていません。
酒談義はするのですが(笑)。

投稿: dadama | 2021年7月14日 (水) 07時49分

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