古巣への道
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
かっての古巣。
自宅から小一時間と結構な距離。
以前は、クルマで通勤していた時間と行程である。
当時は季節の移り変わりを愛でながらの通勤であったが、最近はめっきりその景色を愛でることもなくなった。
が、・・・ 。
実は、当方の税理士の方がかっての古巣のある街に事務所を構えているのである。
なんの因果であろうか。
それとも腐れ縁か(笑)。
よって時折かっての古巣への道を通ることがある。
なんだろうか、懐かしいというよりもその変化の方がはるかに目に入ってくるのである。
新たな道路の建設。
河川敷の整備状況。
新たな設備の設置。
等々である。
そして何より変わったのは、
役所の稼働であろうか。
以前勤務していた時は、その役所は場所を同じ敷地内に移転して新たな建物として建設していたのである。未だ完成には至らない状況で当方は退職した。
しかし現在は稼働しているではないか。
以前とは比べ物にならないほどの規模で新規建設していた役所。
それが稼働し始めていたのである。
市民にとっても長年の夢であり希望であっただろうか。
近くには花見公園もあり、人々が集う場所でもある。
一部は工事をしている途中ではあるが。
とは言っても内部は稼働している様子。
私が在籍している間は、結構な時間を要して建設していた途中であったのに、いざ退職してみるとあっという間に完成して稼働しているのである。
なんとも感慨深いことであろうか。
あの場に5年ほど通った街。
そこに再びの縁。
年に何度かは行くことになろうか。
今思えば新店からの5年間。
新店を設立して、そこからまる5年を同じ店舗で就業するということもこの業界では珍しいことかもしれない。
まして、通勤距離が半端なく遠いお店である。
新店からの5年とは、他の既存店と比較しても激変の5年といえるかもしれない。
自店が他の競合からみれば新たな脅威として映った当時から、逆に新たな競合の出店や閉店を幾度も経験していくことになる。
更には、人材の変動もかなり変化するであろう。
新店ほどなかなか固定しにくい環境にあるのかもしれない。
そして、お店の売上自体も従来の経験値が無いため、試行錯誤の連続でなかなか販売計画と数量、そして実績がマッチしない状況が続く。
しかし逆に言うとそんな新店の過程を見続けられたのは幸いだった。
だれもが経験できない分、自分はその過程を学べたからである。
だからこそ思い入れも深いのかもしれない。
いまでは、どのお店にも同様の思い入れがあり、思い出されることも同様に多い。
しかし5年の月日を経験できるのは稀である。
そしてこれからもそのつながりが続くと思うと、一入である。
PS
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
dadamaさんと初めてお会いした当時から比べても、だいぶ街の様相は変化しました。特に近くの市役所は大幅に新設されて市のシンボル的な存在に。そしてその時はまだ今のお店の開店しておらず、あまり足を踏み入れる場とは思わなかったのですが、なんの因果か(笑)。
すべての発端があの場だとすれば、これからもなにかと腐れ縁が続く予感も当然でしょうか。
投稿: てっちゃん | 2021年7月 9日 (金) 12時42分
私との出会いの地もかっての古巣の駅前でしたね。お陰様でそちらの地の距離感が大変近く感じる様になりました(笑)。
ご縁?因縁?私にとってもその地は人生転換のきっかけの地ですよ。
投稿: dadama | 2021年7月 9日 (金) 11時23分