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2021年7月 6日 (火)

契約書

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


企業を立ち上げて二週間。

  いろいろな経験をしてきた。

そして、契約書なるものも今回初めてサインをし、企業印を捺印し、その一部を手元に、そしてもう一部を企業側に送付した。

  契約書。

従来であれば、企業に就職したときに結ぶ契約書が主であった。
また逆の立場としては、店長として店舗所属のパートさんやアルバイト達の契約書はいままで何百枚、何千枚と書いてきたことであろうか。
そして、それに付随する店舗資料や用紙も含めると、おそらく何万枚という契約書をまとめて本部に送付したことだろう。

  それだけ契約書という言葉はありふれていた。

しかし今回は、事業主としての契約書を相手側の企業と交わすという行為。

  初めての経験である。

思わず、じっくりと読んでしまった(笑)。

  甲とか乙とかの文字。
  業務報告書との文字。
  締結するという文字。
  守秘義務という文字。
  中途解約という文字。
  支払方法という文字。
  残存条項という文字。
  
従来の契約書ではあまり気にも留めていなかったワードが目に入っていくる。

  どんなな内容なのか。
  何を想定してなのか。
  こちらの非はどうか。

しっかりと読んで理解しておかないと、後々こじれることになるから、契約書ひとつとっても相当な時間を掛けて目を通してしまう。

  いいことなのであろう。

立ち上げた企業は、最終的には自分で守るしかないということである。

  従来は所属企業が守ってくれた。

しかし、今後は所属企業はてっちゃん塾であり、その代表が私自身であるから、私自身が全ての決定権を持ち、決定した全ての件に関して責任を負うということである。

  責任を負う前提が契約書ということであろうか。

そういう意味では、今後契約書という類のものを幾度も相手企業とかわしていくことになるのであろう。

  いち早く慣れたいところではある。

しかし、慣れに潜む失敗も覚悟せねばならない。

  そして注意しなければならないのは「守秘義務」。

従来の店舗の店長として、他企業の方々との情報交換という名目でのあらゆる情報交換をしてきたのであるが、それとは一線を画して行動しなければならないということであろう。

  もともと口は堅いことでは有名であった(笑)。

しかしそれは企業内での私への認識であって、実際に企業外の人間の評価ではない。
むしろ、企業外においては、他企業の方と頻繁に情報交換をしてきたのである。

  情報は発信した人間に帰ってくるもの。

それは間違いなくその通りである。
有益な情報ほど、その傾向は強い。

  ある意味のこのブログも情報発信基地であると言える。

しかし今後は取引する企業の情報は慎重にならなければならない。
それは人間対人間の信用問題であり、それがいずれ信頼につながっていくのであるから。

  まずは信頼されるコンサルを目指すべきであろう。



PS
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 https://www.tetu-juku.com/


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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
今回の契約書はもちろん先方で作成したものを当方が受け取り、社印を捺印してもう一度送付したものであり、当方が作成したものではありません。流石にそこまでには至っておりませんが、個人事業主としての重みを感じております。
それにしても商売とは深く掘り下げれば掘り下げるほどに今まで見えなかったものが見えてくるものですね。
だから飽きない(商い)なのでしょうが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2021年7月 6日 (火) 12時47分

契約書のフォーマットもご自身で作られたのですか?もう別次元に行かれちゃいましたね(笑)。
仕事的にもプロとして再認識された事とお察し致します。守備義務はプロの生命線ですし、踏み外すと取返しがつきませんから。
私は今更スタンスを変える事は出来ませんし、お世話になっている会社の為に学び続けたいですね。私は一企業の社員なので何が武器でありどう攻め切れば他社との差別化を図れるのかを極めてみたいと思います。この歳になってもまだまだ学びと実践の場を与えてくれる環境に感謝です。

投稿: dadama | 2021年7月 6日 (火) 09時07分

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