過去の整理
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今後のコンサル活動の資料作り。
ファイブマネジメントは完成した。
よって、別途販売強化系の研修資料の作成に取り掛かっている。
52週MD資料。
次の課題はそこである。
よって、その資料作りに為に、まずは過去から取り組んできた自らの52週MD資料の為の写真の整理をしている。
52週MDに本格的に取り組み始めたのは2010年。
今からちょうど10年前のことだ。
10年前から現在までの10年間の歴史。
そこに私の52週の取り組みへの歴史が刻まれている。
それを紐解いてみると、その取り組み方の推移と、時代の流れであり売場作りの風潮の変遷が読み取れるのである。
そしての繰り返しからの自分なりの進化。
それはまさに「PDCA」の繰り返しであり、その連続からの52週MDの進化であり、より効率の高い取り組みへの変遷とでも言えるのである。
当初はまさに媒体の取り付け程度の52週
よって、自分の意図した売場というよりも、各部での取り組みを単なる媒体の取り付けによって店舗トータルでの分かりやすさであり見える化をした程度の52週への取り組みであったのだが、翌年以降から、その一年間の取り組みが大いに役立つのである。
ここで一年継続することの大切さを知るのである。
単なる「媒体設置」と「写真撮影」の継続の一年であったが、自分の頭の整理には非常に有効な一年であり、その後の継続心を養わせてくれたのである。
そこから生まれた自信と次年度への意欲。
それが、その後の自分の52週MDを変えた。
そして、翌年の雛祭りからの取り組みは、前年の反省を踏まえて自分なりに色々なチャレンジをしていくことになる。
単品量販、部門合同、手書き媒体、カセット吹き込み等々。
特に自分が居ない売場でもう一人の自分をどう設置するかという問題は、非常に効果があったように思う。
何故か?。
もう一人の自分は、お客様視点でその売場を再び見ることを自分に要請したからである。
お客様としてこの売場を見た時に想うこと。
それを想像するだけで、視点が変わるのである。
このことによって、単に媒体設置や手書き媒体の作成だけではなく、商品自体や関連販売、陳列技術に鮮度管理にサンプル陳列という、販売全般の技術を見直すことになった。
販売者側から購入者側の視点への転換。
そのきっかけは、もう一人の自分、それもそこにいつも居ないもう一人の自分だったら何が必要か、という問いである。
その問いかけにより単品量販力が身に付いた。
単品量販力とは、単に安価で大陳するだけではなく、遠くからのお客様を如何にその売場に引き込むか、そしてその商品を見て頂くか、更にはその商品価値をどう伝えるか、見える化、感度をどう伝えるか、そのような単品量販の流れや顧客心理を学ぶことが出来たのである。
それが52週続くのである。
単品量販から毎週の継続になり、それが周期となって毎年繰り返しやってくるという経験値。
それが次年度は更にバージョンアップして計画していける。
その積み重ねの写真集。
それを基にどう分かりやすく整理していくか。
しかし、10年間の積み重ねは今更ながら、大変な継続であったと想うのである(笑)。
PS
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