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2021年6月25日 (金)

情報収集

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今まで何度か書いた「現場での情報」。

  今までは当たり前に手に入ってきた「情報」。

しかし、いったん現場から離れると、この「情報」というものが非常に貴重なものであるということが理解できた。

  現場でお客様の買い物行動を見るという行為。

これは、最新の情報収集なのである。
そして日々の買い物行動から読み取れる、直近のトレンド。

  これを最先端で感じられる現場は強い。

本当にそう思えるのである。
そして、それが現場の強みであり、その強みを活かしてどう商売という切り口に入り込むか。

  それを業務と思うか特権と思うかの違いであろうか。

現場でその情報に触れることが出来るのは、現場で勤務する人間にとってみると至極当たり前のことであるが、一旦そこから離れるとその情報の有り難みをヒシヒシと感じるのである。

  “これが長く続くと現場感覚はすぐ吹っ飛ぶな”

それが最近の危惧である。

  よって敢えて情報収集を心がけるのである。

特に、6月以降は完全に独立した関係上、以前の企業との情報もあまり入らなくなってきた。
よって、こちらから電話にて情報収集を多方面へかけて集めるのである。

  外見上の売場からは見えてこない内部情報。

それが重要なのである。
その情報は、かっては売場に立っているだけで十分に収集できたのである。

  しかし今の売場からは何も伝わってこない。

そこに「意志」が入っていないからである。

  「意志」が入れば数値が反応する。

それがデータに反映されて数値として認識される。

  それがデータ検証となる。

その大元である「意志」が入らない売場を見ても、何も伝わらないのである。
この記事を読んで、なるほどと思うか、そんなことなのと思うかであろう(笑)。

  それだけ現場の人間は恵まれているのである。

もっともっとそれを強みとして活かすことを考えるべきではないだろうか。
現場から離れてしまうと、その強みを失うことを切実に知るのである。

  そしてそれが仕事のやりがいでもあった。

そして同時に、人とのコミュニケーションの根源でもあり「売る楽しさ」「売れる喜び」の共有でもあった。

  そしてそれが日常でもあった。

しかしそれはそこを離れて見て初めて知るのである。

  是非、現場の人間には現場の強みを活かして欲しいものである。




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コメント

dadamaさんへ。
やはり自分が見えない視点を持つ意見をどう受け入れるか。そこを大切にしていきたいと思いますね。

投稿: てっちゃん | 2021年6月26日 (土) 17時22分

そうですね。販売側の色眼鏡に囚われず顧客目線で見れるのはメリットですね。

投稿: dadama | 2021年6月25日 (金) 17時59分

dadamaさん、こめんとありがとうございます。
本当に痛い現実ですね。
しかしそれもまた如何にチャンスとしてカードをめくれるかでしょうか。
逆に立場の視点を得たのみ事実。
意志とひきかえに客観というチャンスを如何に自分に活かすか。それをこれからは真剣に自分の強みとして味方につけていきたいと思います。

投稿: てっちゃん | 2021年6月25日 (金) 17時47分

痛い所に気づかれましたね(笑)。
私も前企業で現場から追放されたので未練なく鞍替えさせて頂きました。現場でやり残した事が山積してましたので新たな環境、それも喰われる前(笑)のDNAに近い企業で引き続き自分のあるべき姿=企業の成長の一助になればと思います。

投稿: dadama | 2021年6月25日 (金) 10時28分

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