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2021年5月 2日 (日)

大滝詠一の世界

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしていた「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

先日のBSプレミアム。

  大滝詠一を特集していた。

最近は昭和の時代に多くのヒット曲を産んだ作詞家や作曲家を特集する番組が多いが、今回はその中でもJ-POPの先駆けとなった大滝詠一と「ロングバケーション」を取り上げる番組が放映されていた。

  ア・ロング・バケイション。

発売が1981年とのこと。

  私が大学二年の時だ。

当時の私はアイドル一直線であり(笑)、松田聖子命であったが、当時ボート部の合宿に行くと、硬派の学生は矢沢永吉や柳ジョージにハマり、私のような軟弱派はアイドルにハマり、そしてちょっとお洒落な感度を持つ連中はア・ロング・バケイションにはまっていた。

  それほどこのアルバムが登場は衝撃的だったと思う。

リゾート感満載のメロディーと、そのメロディーに乗ったなんとも言えない微風のような歌声。

  “こんな曲の流れる海辺のホテルでシャンパンを飲んでみたい”

そんな憧れを抱かせる曲が満載のこのアルバム。

  しかしよくよく聞いてみると「恋するカレン」などはエゲツない詞。

このギャップが単なるメロディーだけの曲ではなく、そこにフォークの吉田拓郎や井上陽水を思わせる直球を感じるのであった。
そして大滝詠一が産んだ名曲の数々を代表して、抜群の歌唱力を持つ歌手たちが一流の豪華演奏家達をバックに歌うシーンが設けられていた。

  大滝詠一/「君は天然色」、「幸せな結末」
  小泉今日子&大滝詠一/「快盗ルビイ」
  小林旭/「熱き心に」
  島津亜矢/「風立ちぬ」
  鈴木雅之/「夢で逢えたら」
  TARAKO/「うれしい予感」
  氷川きよし/「さらばシベリア鉄道」
  BEGIN/「恋するカレン」
  薬師丸ひろ子/「探偵物語」
  横山剣(クレイジーケンバンド)/「冬のリヴィエラ」

なんと豪華なアーティスト達が、上記の歌を素晴らしい演奏をバックにフルコーラスで歌っていたのである。

  特に圧巻は島津亜矢の「風立ちぬ」。

松田聖子の曲の中でも名曲の一つであろう。
それを島津亜矢が見事な歌唱で歌い上げた。

  “松田聖子が歌っているのか?”

一瞬そんな疑念を抱かせるほどに、松田聖子と同じ声質から始まったのである。

  そして、風立ちぬの切ない叙情詩。

堀辰雄の文学作品である「風立ちぬ」をモデルに松本隆が作詞をし、大滝詠一が作曲したこの歌。
大滝詠一はこの曲のみが、松田聖子と関わった作品という。

  この叙情詩を19歳の松田聖子が歌い上げる。

そして今それを島津亜矢が再び聴かせる。

  この曲だけでも聴きごたえのある番組であった。





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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

kazuさん、コメントありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、kazuさんの柔道ネタに関しては、私も「ハァァ〜⁉️」ですねぇ〜(笑)。
逆に私はその青果チーフに「そうかぁ〜、柔道一直線だったのかぁ〜。じゃぁ〜得意技は地獄車だな!」と言って場を更にシラケさせるでしょう👍。

投稿: てっちゃん | 2021年5月 2日 (日) 11時04分

kazuです

ごめんなさい・・・
今回のネタは私より一世代前のお話の様なので「わからず」です。

先日、店舗の従業員数名で食事に行った際、青果チーフが「僕は学生の時、柔道をしていました」と言ったので、「ニャンコ先生みたいにニャンパラリンだね」と私が訪ねたら「ハァ~?」と言われたので「ごめんごめん。分かりずらかったね。風大左衛門だね」と言ってもまたまた「ハァ~?」と言われてしまいました。

私と部下の事例までのジェネレーションギャップは有りませんが、ちょっと分からなかったです。

PS,
現在放映中のドラマで私が今最も面白いと感じているのは「コントが始まる」です。

投稿: kazu | 2021年5月 2日 (日) 10時47分

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