詰めの甘さ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしていた「てっちゃん」です。
最後の最後で肝心の一押しが足りない場合。
「最後の詰めが甘いんだよ!」
例えば、12月商戦。
最終31日の売上。
この日の売上が残念ながら、昨年売上を割ったしまった。それもラスト1時間で。
また、12月月間の売上前年比を割ってしまった。それも最後の31日の売上で。
また別の例で言えば、全ての会議の段取りを完了したと思っていたが、肝心のプレゼン用のプロジェクターの用意を忘れていた、とか。
ある程度の部分はしっかりと完了したと思っていたのに。
しかし、どこか一点、それも一番重要な部分の手配や詰めのなされていなかったという後悔。
誰もが一度や二度は経験があるのではないだろうか。
それでも、組織に属していると、誰かがそのカバーをしてくれてフォローしてくれるから、大きな支障をきたすということは少ないであろう。
“誰かがどこかでカバーしてくれるであろう”
私もそれを当然と見なしていた。
特に店舗の店長の場合は、それをカバーしてくれる部下が大勢存在していたから、店長はどちらかというと要所要所で重要な発信をする役割を担うことが多かったせいか、最後の詰めの部分になると全てが部下の役割となっていた場面が多い。
しかし・・・ 。
これからは、自分がその全てを準備して臨まなければならない。
詰めの甘さが如実に露見してしまうのである。
今月に入って、私自身、その詰めの甘さを二度ほど露見させてしまったのである。
先日、結城義晴先生の事務所にお邪魔した。
ビデオ撮影。
1回目はスムーズに進められた。
十二分に内容を準備してきた部分だから。
“結構いけるじゃん(笑)”
そこで、ナメて掛かったのかもしれない。
撮影第二弾はメロメロ状態。
詰めの甘さが露呈した格好だ。
“これからは誰もカバーしてくれない”
その覚悟が無いうちは、独立など100年早いということであろう。
これからは、企業が給与を払ってくれるのではない。
自分自身の能力が金を産むのである。
その能力とは、全て公開されて、相手に伝わって、現場に戻って実践できるレベルの内容でなければならない。
詰めの甘さなどというレベルでは到底通用しないのである。
そういう意味では、結城先生初め、ゼネラルマネージャーの亀谷さんには大変ご迷惑をお掛けしたことを反省しているのである。
改めて、自らの詰めの甘さを反省する次第である。
ちなみに、もう一つの詰めの甘さは、これもまた重大な部分であり、これはまた後ほど公開したいと思っている。
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コメント
結城先生、コメントありがとうございます。
→
「勇気とは、
未知なる世界に一歩、
目隠しで踏み込む、
心の在り方だ」。
その心の在り方を今実感しております。
そして踏み込まなければ見えてこない世界が少しずつ見えてきたような気がしました。外部からでは決して見えないその内部の厳しさと楽しさ。
それを教えて頂いた先日の収録でした。
ありがとうございました。
そして今後ともよろしくお願い致します。
投稿: てっちゃん | 2021年5月12日 (水) 07時08分
大越さん、初めての吹込みとしては、
驚くほどの出来栄えでしたよ。
大丈夫です。
「勇気とは、
未知なる世界に一歩、
目隠しで踏み込む、
心の在り方だ」
投稿: 結城義晴 | 2021年5月11日 (火) 23時07分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
本日は屋号と事業立ち上げの報告をしてきました。先祖の血を受け継ぎ商売を自ら立ち上げたことへの報告でした。
いよいよ待ったなしの状況となりました。
後は自分次第。自信を持って前進してまいります。
投稿: てっちゃん | 2021年5月11日 (火) 20時10分
サラリーマンは気楽な家業と来たもんだ〜♪
なんてフレーズが有りましたね。
社員になれば一応の保証はされ安定志向と言えるでしょうか。私の父も官公庁勤めでしたのでその背中から人生処世術を自ずから受け入れたとも感じます。てっちゃん商売人としてのDNAの血が騒ぐのでしょう。今日はお墓参りのようですので決意を語られたとお察し致します。
己のDNAを信じて突き進んで下さい!
私はお気楽サラリーマン人生を突き進みます(笑)。終わり良ければ全て良し。お互い自らの成長を楽しみましょう。
投稿: dadama | 2021年5月11日 (火) 11時25分