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2021年5月 7日 (金)

今想う「マスク論争」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしていた「てっちゃん」です。


このブログでもリンクを貼らしていただいている「結城義晴」先生。

  その著書である「コロナは時間を早める」。

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昨年来からのコロナ禍によって、地球上の人間の暮らしが一転した。
それを、過去からの事象や出来事を振り返りながら、このコロナ禍が我々にもたらしたものは何か。

  そしてそれがこれからの我々の暮らしをどう変えていくのか。

特に、小売業界において、コロナ禍が及ぼす影響と今後の対応が示されている。

  その第四章に「イオンのマスク禁止論争」がある。

イオンが2019年12月中旬ごろ、グループ企業に向けて内部通達を発した。

  「接客時におけるマスク着用は原則禁止」

それに対して、傘下企業からの反発。
そしてそれが、翌年の1月には朝日新聞の社会面にて取り上げられた。

  「マスク論争」

この件は結城先生の「毎日更新宣言」のブログにも取り上げられた。

  昭和の時代であればこのような論争は生まれないであろう。

接客業という業界で風邪予防の為にマスクを着用するという行為。

  常識的にもそのような行為に及ぶ従業員は皆無であった。

それだけ、阿吽の呼吸でこの業界のルールがあったように思う。

  しかし現代は令和。

私は思わず結城先生のブログにコメントを入れた。
「小売業で仕事をするということに対しての社会的な就業環境も大きく変化してきているように思います。数十年前であれば暗黙の了解のもとに働く側も自分の顔を覆うようなマスクを着用してお客様の前に出るということはあり得なかったでしょう。しかし、ここ最近の風潮、そして働き方改革等で小売業で働くという環境に対しても世間的な見方が変化し、就業環境を守ろうという意識と働く側の顧客優先からの意識も徐々に変化してきており、それを許される世間的な環境が整いつつあるようにも思います。そしてお客様に対しても「神」という絶対的な存在から欧米諸国のように人間としてはっきりとノーが言えるという環境へと変化していくのではないでしょうか。そんな中での「マスク問題」。我々世代では内心同感しつつも、働く部下や家庭を持つ主婦層の家庭環境に風邪を持ち込みたくないという意識も認めざるを得ない環境になってきているようにも思うのです。」

  
  これに対して先生からはご丁寧に返信を戴いた。

その直後からコロナ禍が始まるのである。

今では、マスクをしていない従業員が逆にお客様から指摘を受ける環境となった。
そして、マスク着用をしていないお客様へ、はっきり「ノー」と言える時代に転換したとも言える。

  コロナは時間を早める。

「マスク論争」はコロナ禍における我々小売業界の在り方の前兆であったのだろうか。
そしてコロナ感染の拡大により、そのスピードは一気に早まったのであろうか。

  確かに早まり、逆に行き過ぎた感はある。

しかし、だからと言ってコロナ以前の価値観に戻るとは思えない。

  従業員がマスクをせずに接客する時代が戻るのであろうか。

そう考えると、通り一遍のマニュアル型接客は通用しなくなるであろう。

  見えないウィルスと対峙する暮らし方への対応。

コロナ感染が収束した後にも、それを前提としたルール作りが必須になるであろうし、お客様も従業員も関係なく同じ人間として見えないウィルスに対応する接客態度が重要になる時代。

  とは言ってもご近所さんとの楽しい会話のあふれるお店。

リアルに来店されるということの意味を深掘りして、従業員とお客様との関係を築いた企業でありお店に来店動機が生まれていく時代。

  それを認識させられた結城先生の「コロナは時間を早める」。

こちらからもどうぞ。
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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
接客という概念、そして小売業とい概念がコロナによって大きく時間を早めたのは間違いないですね。
そして我々現場の価値観も更に時間という限られた枠の中で如何に効果の高い選択をしなければならないかが問われる時代ではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2021年5月 7日 (金) 23時53分

今までの非常識が常識となる時代。
マスクに限らず色々な所で起きてますよね。
消毒液やレジ、サッカー台の仕切。
それが功を奏してスーパー業界からは殆どクラスターは発生していないですし、不幸に発生しても休憩や昼食時の従業員同士由来ばかりですから。
更にはインフルエンザが激減した現実。
欧米では一部マスクを外す許可が出始めそれをコロナ終息宣言&以前の生活シーンに戻れる第一歩と捉える向きもあるようですがコロナが終息しても公衆安全衛生面的には戻らないまま定着していく事は多々あるでしょうね。

投稿: dadama | 2021年5月 7日 (金) 16時49分

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