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2021年5月21日 (金)

常温保存

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしていた「てっちゃん」です。


先日のテレビ東京。

  コロナ禍での常温保存食品をテーマにしていた。

コロナ禍による内食化傾向。

  緊急事態宣言の延長にて内食化傾向は依然として高い。

特に首都圏での暮らしは特にそのような暮らしが定着してきているのであろう。

  そんな中での、スーパーにおける需要の変化。

この一年での人々の買い物行動は大きく変化してきているのは、食品スーパーに従事していればよくわかることであるが、1日の客数は減少しながらも、客単価は上昇している。

  そして大きな売上増が昨年からの傾向。

コロナの裏年である為、売上の昨年比は相当厳しい数値になってはきているが、それは全国的な傾向である。
そして、それでも一昨年と比較すると大きな売上増は変動していない。

  要は買い物回数が減り、まとめ買いが急増しているのだ。

そして、まとめ買いをするということは、買物頻度が減少し、日持ちのする商品の購入頻度が高まるということでもある。

  そんな買い物傾向の変動の中での購入商材の変化。

これが今最も注目されているのである。
それをテレビ東京で特集を組んで放映していた。

  都内にある食品スーパーでの取材。

そこで注目されていたのが、常温保存で賞味期限が1年もあるベーコンやソーセージ。
更には冷蔵保存で賞味期限が20日と従来のものに比べて5倍ほど長い、生野菜を使ったサラダ。

  こうした賞味期限が長い商品が続々登場しているのである。

取材の応じた都内の食品スーパーの担当者曰く。

  「昨年の3〜4倍は売れています。」
  「長期保存できるものは人気です。」

ある加工肉メーカーでは、最近力を入れているのが常温保存可能な商品とのこと。
コロナでまとめ買いが増える中、常温保存可能な食品は冷蔵庫、冷凍庫のスペースを取らないことも人気のようだ。

  そして高い需要を受けて、どんぶりシリーズを新たに追加したという。

そして今回の決算では利益の昨年比が170%という異常値。
特に上記のような常温保存の可能な食材の伸びが顕著であるという。

  どうやって長期保存が可能なのか。

従来から見れば有り得ない保存日数であるが、各社とも色々な工夫によって商品開発しているようだ。

  それを実現させたのが冷圧フレッシュ製法という独自の技術。

それは、食品が入ったパッケージを冷水に入れ、超高圧をかけることで雑菌の繁殖などを抑制するとのこと。
よって、一般的な加熱殺菌よりも野菜の色や食感をそのまま保つことができるようになったとのこと。

  要は如何に殺菌を減少させられるか。

長期保存可能とは、如何に殺菌を減らして商品の劣化を防げるかということ。

  そんな開発によって常識を破る可能性を秘めた保存日数。

そしてレンジでチンしてすぐに美味しい肉類や魚類が提供されるという時代。
本来の調理方法がこの世からどんどん消えていく寂しさとは裏腹に、都心を中心にこのような食材がメインとなっていくのであろうか。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
ドラッグの進出で食品スーパーは益々生鮮特化型、接客特化型にしていく必要はありますね。
昨日の話題でも、自らのポジショニングを見極める必要性がありますね。

投稿: てっちゃん | 2021年5月21日 (金) 12時27分

昨夜はお疲れ様でした。
常温保存の商品が増えまとめ買いがし安くなると言う事は惣菜や生鮮が強みのスーパーは来店頻度が高まる可能性も秘めてるとも言えますね。
ドラックやディスカウンターも競合と認識する時代、旧来からのスーパーは生鮮に差別化の道を模索するのは時代のニーズなのでしょうね。

投稿: dadama | 2021年5月21日 (金) 09時06分

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