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2021年3月 9日 (火)

なぜ店長で売上が変わるのか

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


チェーンストア理論。

  その根底には誰がどのお店を担当しても同様の売場管理ができるということ。

そしてさらにその奥を深堀すれば、だれがどのお店を担当しても、同様の業績を維持できるという期待がある。

  しかし、・・・  現実はどうか?。

店長によって業績は大きく異なり、チーフによっても部門業績は大きくことなる。

  部門チーフの人事異動によって部門の業績が変わるのはわかる。

しかし、なぜ店長の異動によって店舗の業績が変わるのか?。

  別に店長個人が商品を持ち、部門を持っているわけではない。

しかし、店長が変わると業績が変わるという事実はどの企業でも否定できない。

  そこにスーパーマーケットの難しさと面白さが共存しているのである。

そこにはどんな魔法が潜んでいるのか?。

  そこに店長育成の謎が潜んでいるのであろう。

企業が求めるあるべき売場を維持する為に、企業毎に店舗運営のマニュアルが職位ごとに定義されているのはご存じの通りである。
そのマニュアルにそった職位毎の階層別教育が為され、その階層に到達したらその階層別教育を受け、部門に配属され実践しながら部門のバイヤーやトレーナー、スーパーバイザーといった専門的な実践教育を受け、そしてその部門の運営能力を養っていくのである。

  よって部門の直接的な業績を担うのは部門チーフであることは間違いない。

そう考えると、店舗の業績とは部門チーフの総和によって変動するものであり、決して店長の腕で左右されるものではないのが理屈であろう。

  しかし、なぜか店長次第で店舗業績が大きく異なるという事実。

それは、店舗は一個の商品だからである。

  それはこのブログでも何度も記してきたことでもある。

一個の商品としてどれだけその地域で影響し合える競合店との関係において、競争力のある個店としてお客様に認識されるかという存在。

  そこには、店舗を一個の商品として価値をどう磨くかに起因するのである。

よって、店長が異動してきて、すべての部門にあるべき売場を維持させる能力ではなく、あくまでも店舗を一個の商品としての競争力としてお店を押し上げられるかというポイントになっていくのである。

  そこには部門の役割を明確してその集合体としての商品力を磨くことにある。

その為には、部門毎に強化、強調しなければならないポイントがある。
そのポイント強化の集合体が、競争力のある一個の商品として磨き上げられていくのであり、お客様の視点で見たときの地域の中でも魅力のある一個の商品として認識されるのである。

  そこを如何に把握して店舗内で実践できるか。

そこに店長の腕が試されるのであり、そこに業績を変える店長の存在があるのである。
そして、店長自身がその部門毎のポイントをしっかりと認識し、部門チーフと連動して実践しているからこそ、魅力ある部門の集合体としての店舗を実現出来るのであり、業績を改善させる要因が潜んでいるのである。

  今はまさに人事異動の季節。

3月からまた個店毎に大きく業績が変わっていくことであろう。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
今年は再び小売業の五感が試される一年になるのではないかと思っております。
五感とは
「鮮度感」
「季節感」
「安さ感」
「安心感」
「清潔感」
の5感となりますが、この5感を如何に自社や自店の強みとして維持できるか否か。この5館を追求できた企業が本番での強みを発揮できるのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2021年3月 9日 (火) 23時20分

店舗は人対人で成立してる場であり工場生産ラインのようなロボット的作業は企業としてそこを極める仕組を構築せねば難しいのでしょうね。
店舗レイアウトやゾーニング、バックヤード等ハードな面の標準化。発注の効率化。在庫管理。
これらが一本串で通ってる企業なら個店の特徴は薄れどこの店舗に行っても同じ売場を感じられる。ドラックやディスカウンターは店舗経費を低く押さえなければならないですからパートさんによる運営が基本ですからそうせざるを得ない。
しかしながら私達の籍を置く企業は果たしてスタートラインがそこにあったのか?企業の成長と共に本部バイイングや運営の効率化によるメリットの創出は必要とは思いますがそれが主にして最大の力が発揮出来るのか?
商売は本来楽しく痺れるもの=お客様やメンバーの人対人のコミュニケーションにより切磋琢磨し成長してくものであり成長の結果に職位があると思うのです。
コロナ特需で勝手に商品が売れる&人対人の接触が薄れた一年。
営業数値は一気に転げ落ちる事でしょう。
その数値責任を誰が負うのか?
今年は現場力を預かる店長の立ち振舞いが営業数値に大きく影響してくるでしょうね。

投稿: dadama | 2021年3月 9日 (火) 10時07分

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