GMS閉店の影響
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
2月の後半に駅近くの大型GMSが閉店した。
当店から直線にて1.5k先。
但し、線路の逆側であり、どの程度の影響が出るのかは微妙であった。
予測としては、数パーセントと想定はしていた。
そして実際に閉店。
今月からはその影響度がじわじわと現れてくるであろうと思っていた。
閉店当初は、どうしてもそのお店での買いだめ等があるため、なかなか影響度としては現れてこないのも事実。
更にそこの固定客の選定時期でもあろう。
通常から普段の買い物をしているお客様は、改めて自分のお店が閉店した段階から、新たなお店探しをしなければならない。
近隣に数店舗ある食品小売業のどのお店を軸に買い物をするか。
それは、買い回りをして実際に自分の目で感度で選定する時間が必要である。
先週、地域の競合店をMRして回った。
そこでの競合店長の感想はまちまち。
「買い溜め需要が増し客単価が伸びた」
「当店だけの高質商品の点数が伸びた」
「先日の雛祭りの需要が大きく伸びた」
等々、それぞれの競合店でそれぞれの動向が見られるようだ。
そしてコロナ禍からの一周年。
今月の数値は当然に昨年割れ。
三桁の業績であれば一目瞭然でその効果が見える。
しかし、他店と同様に二桁の業績故に、なかなかその突出度合いが見えてこない。
よって、明確な業績メリットは現在のところ極端には現れていないのが現状であろうか。
しかし、・・・ 。
明らかにピーク時の客数であり、売上金額でありは、増加傾向にある。
特に即食カテゴリーの増加が顕著であろうか。
刺身類や惣菜、弁当、寿司、ベーカリーでの商品動向が顕著が高まってきているように思えるし、部門チーフも同様の感想である。
他店との比較でも以前以上に業績の開きが出てきているの明らか。
底堅い客数と買い回りの増加。
そのような表現が出来ようか。
とは言っても月間計では未だ未達。
ここに私自身ももどかしさを感じるのではあるが(笑)。
先日上司への電話のついでに言われた。
「そう言えば、てっちゃん店舗のGMSが閉店したんだけど、未だに影響度が上がってこないね〜。どうしたのかなぁ〜(笑)。」
痛いお言葉を頂いた。
この言葉に、メラメラと体内が燃えてくるのが分かったのである(笑)。
“なんかこの感覚久しぶりだなぁ〜”
さて、今月までに明らかな業績増加が見られるであろうか。
最後の私のワクワクが始まったようだ。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございまあす。
→レジ客数より部門客数への意識。
まさにそれが自部門へのお客様の誘導に直結する担当者の育成に繋がるのでしょうね。その為に部門担当者が店内の客動線に興味を持つことを考えると、将来の店長候補がこの段階から育成されていくというメリットも併せ持つことにもなりますね。
是非、数値動向が注目されますね。
投稿: てっちゃん | 2021年3月12日 (金) 20時10分
昨日はありがとうございました(笑)。
棚から牡丹餅の恩恵も大切ではありますが
一番心せねばならないのは自店に来店されたお客様を如何に売場回ってもらい一品でもより多くの商品を買って頂くか。お出迎え(笑)頂いたお店でも通路・ゾーニング・マグネット陳列により買上点数を上げる取組をされておりました。コロナ特需一巡の今年はレジ客数よりも部門客数を意識する事が店舗の営業力を強くすると考えます。奇しくも私が勝手にいじらせて頂いている店舗のゾーニング変更も本日ほぼ終わりました。ポイントは①関連性の強化②客導線を円滑に回すレイアウト③消費期限の短いカテゴリーを客動線の強い場面に配置し米・飲料ケース等重量物をレジ前に移設等々です。結果は如何に、来週の数値がワクワクドキドキです(笑)。
投稿: dadama | 2021年3月12日 (金) 16時26分