キャリアを振り返る
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日は「シャッフル」を記した。
全てがシャッフルされた昨年一年間。
そしてそのピンチをチャンスに如何に変えられるか。
それが当面の私の課題となろうか。
その為には、徹底して自分の強みを前面の押し出していくことが先決であろうか。
自分の強み。
それは自らが認識している強みと認識していない強み、そして弱みがあるだろう。
自らが認識している強みであれば、それはそのまま自らの認識に任せて押し出していけばいいのであるが、自らが認識していない強み、そして弱みとは。
それは他者の言葉から引き出すのが一番確実であろうか。
しかし今更、それを真っ当に直言してくれる人間はそういないであろう。
“ブログのコメントで徹底して暴きますか(笑)”
そんな悪魔のコメントが数多く寄せられそうな気もするが、出来ればそんな方はあちらの会のメッセンジャー等にてお願い致します🙇♂️。
そんな訳で、私が歩んだ人生を現在までの自分のプロフィールにて振り返って見た。
1960年生まれ 現在60歳
中学〜高校時代〜 野球部に所属し、高校時代は甲子園を目指し?練習に励む。
大学時代 〜 漕艇部(ボート部)に所属し、シェルフォア、エイト等に漕艇。
24歳 〜 東北のスーパーに入社 鮮魚部門に配属。鮮魚の基本とマネジメントを学ぶ。
25歳 〜 竹岸食肉専門学校に半年間入学し、徹底した軍隊教育と団体生活を学ぶ。
29歳 〜 鮮魚チーフとして、会津若松市内の店舗のチーフとして赴任し、会津三泣きを知る。
30歳 〜 白河市内の量販店に鮮魚チーフとして異動し、数値管理による業績改善を学ぶ。
31歳 〜 鮮魚スーパーバイザーとして、福島県のいわきエリアを担当し本格的に魚を学ぶ。
この年に結婚
33歳 〜 再び店舗にて、副店長として全般的な店舗運営のマネジメントを学び始める。
33歳 〜 労働組合の中央執行委員として企業側と組合側の兼務により組合活動にも加わる。
37歳 〜 北関東に出店する店舗の副店長として初めて北関東に着任し、文化の違いを知る。
38歳 〜 再び鮮魚スーパーバイザーとして北関東エリアを受け持ち、築地等にも足を伸ばす。
42歳 〜 再び店舗にて山形市内の新店の副店長として山形の食文化の豊かさと地域性を知る。
43歳 〜 石巻エリアの店長として初の店長職に就き、店長としてのマネジメントの難しさを知る。
45歳 〜 店長として2店舗目の宮城県北部の店長として、部下との信頼関係構築の本質を知る。
この年に転職
45歳 〜 20年間勤務した企業から北関東に本拠する企業へ転職し、根差す文化の違いを知る。
45歳 〜 転職後数ヶ月で最大売上店舗の店長に昇格し、前企業で学んだ「部下の人生を背負う」を実践。
50歳 〜 5年間の同店の勤務にて業績の起承転結や単品量販の引き出し、52週MDのきっかけを掴む。
更にこの年に人事異動にて本格的に52週MDをスタートさせ、その効果を知り以後継続していく。
この年にブログをきっかけにしてdadamaさん等と知り合う。以降「てっちゃん会」なるコミュニティーが生まれる。
またこの年に東日本大震災を経験し、この業界が人間のインフラを担う業務であることを再認識させられる。
53歳 〜 紀文の販売コンテストがきっかけで結城義晴先生のミドルマネジメントセミナーに参加。
てっちゃん会なるコミュニティーが単なる飲み会から勉強会へと学びを深め仲間が結束する。
56歳 〜 二度目の新店としてお店を立ち上げ、それ以降5年間での店舗運営からお店の成長過程を学ぶ。
60歳 〜 コロナ禍による未曾有の大転換期を経験し、そして自らの使命を問い、自らの立ち上げを決意する。
ざっと上記のような流れであろうか。
だいぶ間の隙間を省略した部分もあるが、基本的には上記の流れで半生記が過ぎたというところであろうか。
そして上記のキャリアを振り返ると、やはり現場での店長経験の長さが目立つ。
店長として約20年。
鮮魚に関わり12年。
地区バイヤーで5年。
前20年 現企業16年。
東北3県北関東1県。
組合との二足のわらじ。
ブログからの出会い。
いろいろな経験をしたものだ(笑)。
そしてこの経験が、自分自身にとっていろいろな引き出しを作ってくれたのだとも思っている。
そして以下のように学んだことをまとめて見ると。
25歳〜45歳 全企業で学んだこと。
・販売面での習得に大きな特徴がある
・特に鮮魚部門での仕入れ販売業績達成へ向けた販売技術面の習得する。
・業績達成へ向けての達成技術と貪欲なその意識と行動力を学ぶ
・部門合同展開や関連販売技術の習得も同時に学ぶ
・店長としては最後の店長時に部下の人生を背負うマネジメントを学ぶ
・上司の店長の「自分の言葉に置き換えること」学ぶ。
・別の店長の「労働組合的手法でのパートの活かし方」を学ぶ。
・労働組合委員長の「知の管理・情の管理」を学ぶ。
45歳〜60歳 現企業で学んだこと。
・店長時代が長いことから店舗運営技術の習得を重点的に学ぶ。
・基本の徹底とその継続による業績達成要因を学ぶ。
・更にAJS会長から「店舗は一個の商品」という格言を学ぶ
・それ以降店長としての店舗計としての業績改善の視点で競合対策をメインに行動する。
・同時にてっちゃん会に参加する企業の壁を超えた有志達との関係から業界内の志の高い仲間の存在を知る。
どちらかというと、やはり現場、店長、店舗運営、店舗計としての強みの発揮、鮮魚を軸にした生鮮部門での強みの発揮、てっちゃん会というコミュニティーを通しての学びの場の模索。
それが現在の強みとなっているのだろうか。
いずれにしても、このような経験から自らの強みを更に構築し、店舗が一個の商品としての強みを発揮し、競争力のある店舗を構築していく店舗育成を主たる業務としていきたいと考えていきたいと思っている。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
標準化によって企業規模を拡大すべき規模の企業もあれば、一定規模に到達しその標準化故に大企業病に陥っている企業もあるのも事実。ひたすら個店や個人の強みの発揮のみがいいことではないとは思いますが、働く側から見たやりがいや仕事の楽しさからくる就業意欲も考慮しなければいずれ企業から人材が去っていくことを考えれば、そこに焦点を当てなければいずれ負け組に転落していくことになりますからね。如何に両立させていけるかが企業の力になっていくのでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2021年3月 4日 (木) 08時10分
必要に迫られるとパワポでもリモートでも何とかついていかなきゃの焦りもあり(笑)。
偶然昨日も触れましたが企業や店舗の強み、そこに個々の人間が持ち得る強みを引き出していけるのか。企業規模が大きくなる程仕組や標準化で個性を打消す事が多い。最近思うのはその流れを受け入れる?流される?諦める?管理職が散見される事、更にはそのような管理職の評価が意外にも良い事(笑)。トップ的には従順な良い子が可愛いのでしょうが企業としての成長、特にこれからの時代を生き抜くにそれが正しいのかは判りませんが色々な事態に備えて外の景色を見たり学んだりする事が自らの成長に通じひいては会社を救うと思うのですが。
キャリアの話題から脱線して申し訳けありません・・・毎度の事ですが(笑)。
投稿: dadama | 2021年3月 3日 (水) 10時42分