春彼岸商戦2021
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日は彼岸明け。
今年の春彼岸商戦が終了した。
昨年の春彼岸は金曜日。
よって3連休の春彼岸。
今年は土曜日であるため、通常の連休での春彼岸商戦となった。
しかし、生憎の日曜日の雨により、日曜日の売上は落ち込んだ。
逆に金曜日〜土曜日が前倒しで需要が高まった。
昨年同様、今年もコロナ禍真っ只中の春彼岸商戦となったが、昨年との違いから前倒しでの需要拡大となった。
昨年は春彼岸頃から感染が拡大してきた時期。
よって、彼岸での帰省を控える行動が広まりつつある時期ではあった。
ということで、家中での巣篭もり需要の拡大は相当高まったのであるが、逆に帰省しての墓参り等は自粛され、普段の食材の拡大が顕著であったのだった。
その反動が今年は多少発生したのかもしれない。
都市部が不振で地方が好調。
そんな大きな流れではないだろうか。
昨年は地方が通常の春彼岸の需要が無く、逆に都市部での普段の食材の買い回りが非常に頻繁になってきた時期である。
よって、今年はその逆の傾向が多少発生したのかもしれない。
生花の需要が相当高まったのである。
やはり昨年以上にお墓参りの方の需要が増加したのであろうか。
よって、その関係からの家飲みの需要も高まったようである。
刺身盛り合わせの需要も生花同様に高まった。
同様に落雁、焼き菓子、お供え品等の需要も昨年を越せる販売数量に拡大したのである。
しかしギフトは相変わらずの低迷。
やはり直接の手渡しという需要には未だ向かっていないということだろうか。
しかし今回の春彼岸から見えること。
それは、お盆商戦に繋がる春彼岸となったということであろうか。
昨年の、帰省無しという人々の行動パターンが今年は緩んで来ており、今年こそは帰省という思考に向かっていることだけは確かなようだ。
そしてその頃には、高齢者の方のワクチン摂取もほぼ完了し、規制や人材の行動に大きな変化がもたらされていくのではないだろうか。
いわゆる地方の賑わいの高まり。
逆に都市部の低迷。
しかしそれが本来のお盆商戦のパターンである。
それが昨年はコロナ禍以前のお盆商戦でのお客様の行動パターン。
そこに急速に向かうのか、それとも徐々に向かっていくのであろうか。
いずれにしても手応えを感じる彼岸商戦であった。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
おはぎとぼた餅。
どうしてもぼた餅という表現と発音が棚ぼたというイメージを持ちやすいし、歯切れのよくないイメージが付きまってしまう「ぼた餅」。よって現在では「おはぎ」が春も秋も一般的な使われ方になってしまったように思いますね。
投稿: てっちゃん | 2021年3月23日 (火) 23時46分
おはぎとぼた餅の意味も知らないメンバーが多い彼岸でしたが、お供物を大手パンメーカーので済ますか専門店や自社インストアの商品を飾るのか?個人的には4個パックの小さなぼた餅より大きなぼた餅一個を供えたいですね。
お彼岸に限らず晴れの日のおもてなしは価格だけでは語れないですね。
生花の伸びもあの方とのツータッグによりお客様の期待値が一致した証ではないでしょうか。
平日の価格に強いお店、晴れの日に強いお店。
自社は幸いそこそこのチェーンストアなのでマスメリットを活かしたそれなりの競合価格は出せますが価格はあくまでも対抗策として本来の土俵は商品軸である事を語る一年になるでしょうか。
お盆におはぎをあっちの店では1円安く売ってたで評価されるようなお店にはしたくないですね(笑)。
投稿: dadama | 2021年3月23日 (火) 12時01分