バレンタインデー考察
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今年のバレンタインデー。
2月14日(日)。
流石にバレンタイデーは曜日に関係なく毎年2月14日で固定である(笑)。
しかし日曜日。
過去にも日曜日のバレンタイデーは何度か経験している。
義理チョコが不振。
しかし本命チョコは好調であり、手作りや高額な百貨店での購入は大きく跳ねるのである。
しかし今年はコロナ禍が大きな影響を及ぼすであろう。
ちなみに昨年もコロナ感染者が出始めたのであるが、コロナ禍というほどの災害を及ぼしてはいなかった。
しかし今年は緊急事態宣言が延長されるなど、未だ国政的にも国民的にも人との接触に対しての罪の意識が伴う環境下にある。
直接心を寄せた人との接触を避ける傾向にはあろう。
しかも日曜日であるから、本来であれば本命との熱い接触とともにチョコレートにもそれ相応の心のこもった選択がされようものだが、はてさて今年の日曜日というバレンタインの曜日めぐりは、我々業界にどのような影響を及ぼすのであろうか。
全般に言われているのは「手作りチョコ」と「義理チョコ」は大不振。
そのような前触れとともに始まった今年のバレンタイン商戦ではあった。
しかし商品展開をしてみると、意外に動きは悪くはない。
とは言っても、動いているのはキャラクター商材が多い。
鬼滅の刃の登場が大きくモノをいっているだけのことか。
これも、バレンタインという本来の需要ではなく、単なる話題性。
そしておそらくその需要は子供の為とか自分の為という需要であろう。
そして今年の展開商品も上記のものが多いようである。
元々バレンタインというイベントにおける食品スーパーでのチョコレート需要というのは本命宛ではなく義理と家族用。
特に、お父さんや自分の旦那に対しての義理チョコというニュアンスのウェイトが高いであろうか(笑)。
そこに目をつけたのか、お酒系チョコの豊富な品揃え。
それで旦那が機嫌が良くなってくれるのならば安いものである。
そして、本命チョコの動向はどうなのであろうか。
あるアンケートによると「手作りチョコ」の需要拡大が期待できるとのこと。
やはり女性の自宅時間の長さが、本命には心を込めて手作りで、という志向が今年は強いらしい。
徹底して義理チョコは減少し(日曜要因)本命中心に。
そんな傾向が強まるとのことである。
更には、一部家庭を除いては、外出できない日曜日であるが故に、家庭での早い時間帯からの手作りメニューによるご馳走の増加は期待できるであろうか。
チョコという義理的なものから豪華メニューという志向。
それはアリ、かなと思うし、そうあって欲しいものである。
そうなれば、自店の素材部門が大きに活躍してくれるであろうし、そこ経験値が更に今後へと飛躍していくことであろう。
そしてそれが本来のバレンタインという暮らしなのであろう。
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コメント
dadamaさん、ありがとうございます。
手作りチョコ。
一度手作りの生チョコを食べるとチョコレートの世界観が変わりますよ。
私から「アイ」を籠めて差し上げましょうか(笑)。
投稿: てっちゃん | 2021年2月10日 (水) 10時31分
チロルチョコだろうがブラックサンダーだろうが貰えるなら喜んで貰いますよ(笑)。
コロナ禍でストレスが溜まりやすい中、ちゃらけの義理チョコを送る方も送られる方も控えようと言う心理が働くのでしょうね。
手作りに優しさ、温かみ、癒しを求めるのも納得です・・・私には無縁の世界ではありますが(笑)。
投稿: dadama | 2021年2月10日 (水) 07時58分