二度目の緊急事態宣言から
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
1月7日に発令された「緊急事態宣言」。
とは言っても一都三県に限定された発令であったが。
しかしその波及効果は高い。
成人式直前の3連休前の発令がその後押しをした。
というのは、1月9日〜11日の3連休前であるから、当然その直後の3連休は一都三県及びその周辺に隣接するエリアは同様に緊急事態宣言を重く受け止めるであろう。
本来であれば行楽に出る従来の3連休。
よって、昨年までのこのタイミングでの3連級は行楽、ウィンタースポーツ、旅行等で移動する人達が多かったのであろうが、今回ばかりは巣篭もりによる家中食にて3連休を過ごす方が相当増加したであろう。
よって土曜日〜月曜日での食品小売への買い出しの増加が見られたのである。
購入されるのは、昨年4月後半のゴールデンウィーク時の買い回りと同様の日持ちのする食材等。
野菜、肉、加工品、冷凍食品等。
3日間も外に出ずに、そして外食もせずに家内食や家飲みに徹するわけであるから、その需要は相当高いものになるのであろう。
それらの方々が再び食品スーパーに集中するのであるから、その需要は大きく伸びたのである。
思えば今年の成人達は可愛そうである。
中には、大学入学と同時に入学式等がリモートに切り替わり、入学式もリアルに行われずに悶々とする新入学生活を強いられ、そして成人式すらもリアルな参加が限定され、その後の同級会等も行えないという状況。
この時期が青春真っ只中という年代であろう。
その時期の仲間達との会合はいろいろな意味でいい思い出としていつまでの心に焼き付いているのであるが、そんなタイミングも未だに経験していないのであろう。
しかしまぁ〜、よく取ればその反動は必ずやってくるものである。
それも相当凝縮した形で巡ってくるものである。
それが人生であるのだから。
そして、リアルな人間同士の交わりの重要性を知るのであり、その時間が凝縮すればするほどに濃密な思い出として焼き付いていくのである。
それは社会人一年生でも同様の事が言える。
特にリモートによる仕事が可能な業界へ入社した方達は尚更そのような不満もあろうか。
リモートからのリアルもありその逆もあろう。
そしてリアルな人間同士の会合が如何に重要であることがいずれ理解できる日が来るのである。
12月という月の期待感の重さとは逆な今月の動向。
それは、あまりにも期待しすぎた反動として1月という新年において発動されたと言っても良いのではないだろうか。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
本来であれば行楽等で家から出るタイミングの週末での巣篭もりが一番の変更点でしょうから、週末や連休初日での食品スーパーへの集中につながっているのではないでしょうか。
当地も本日の午後4時以降からの集中という特性がありますね。
投稿: てっちゃん | 2021年1月15日 (金) 22時04分
こちらも緊急事態宣言が発令され、買物が午前中にシフトして来ましたね。完全開店に磨きをかける良いチャンスかと(笑)。客数減と客単価アップ。朝と夕方の2回買物する特にご年配の方が多い証なのかも知れません。客数、客単価、買上点数、購買率・・・考えれば考える程奥深いです。
投稿: dadama | 2021年1月15日 (金) 17時54分