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2021年1月21日 (木)

リアルな情報

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


情報。

  一口に情報と言ってもいろいろな意味合いがある。

競合店が出店すると閉店するとかの競合情報。
新商品が発売されるとか終売とかの商品情報。
人事異動が近々あるとかないとかの人事情報。

  まさにいろいろな情報に取り囲まれながら我々は仕事をしている。

しかし一番価値のある情報は、こうやったら売れたという販売促進面での情報であろうか。

  そしてそんな情報は組織外から入ってくるものがほとんどであろうか。

組織外とは自社の企業外から入ってくる情報の方が多いし意外性も高い。
それだけ、自社内での情報とはある程度限定されているし、同じ商品を同じ売り方や売価設定で販売しているのであるから、情報も閉鎖的と言える。

  しかし外部情報には枠を飛び越えた意外性がある。

そしてそれが本当の情報であり、意外性に溢れ、自店でも取り入れてみようと思えるようなワクワクとした情報が多い。

  それは今まで見たことも聞いたこともない情報であるからだ。

そしてそんな情報は、自ら足を運んで現場現実を見ない限りは得られない情報が多い。

  リアルに出向き「百文は一見に如かず」の如く自らの目と耳で確認することが重要であろう。

そして、そうやってリアルに真実を求めようとする人間にだけ、貴重な情報はもたらされるものである。

  それが価値を求めるというものであろうか。

やはり、本当の価値とは自らの足で稼ぐものである。
しかし、この一年はそのような環境にはならなかった。

  ネットやリモートという環境からの情報収集。

確かに、従来は得られなかったそのような環境下での情報取集もこの一年間で会得はしたが、どうしても上記のような価値ある情報はリアルに自らの足で稼ぐという原理原則は変わらなかったのである。

  それがこの一年間で学んだ私なりの結論であろうか。

逆に言うと、だからこそ自らの足で稼ぐリアルな情報の価値の高さをこの一年で再度認識させられたと言っても良いのかもしれない。
それは、百文は一見に如かずと言うリアルに自らの目と耳で体験すると言うことと、更にはそこに仲介する人間もリアルに会った人間への伝達力とリモートで伝える伝達力には雲泥の差が出ると言うことでもある。

  情報発信者とリアルに出会う。

このことが価値ある情報を得る最大のポイントではないだろうか。

  そこから伝わる立体感こそが情報の価値であると言えるであろう。

情報の立体感?。

  そう情報の立体感である(笑)。

要は、リアルに合わなければ伝わらない深みや重みであり、それは平面のリモートの世界では絶対に見えてこない、感じる事のないものをリアルな出会いによって、その奥深さや重みが見えてくるのである。

  その奥深さや重みが本当に得なければならない情報なのである。

それには、リアルと言う出会い以外は難しいのではないだろうか。

  コロナ禍の一年。

再びリアルという価値を思い知ったのである。







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コメント

k,kさん、コメントありがとうございます。
あちらの会は自らの意思で自らの組織を飛び出し、皆同じ立場で同じ志の下に集う衆ですから、なんの遠慮もいらずに語れるのが最高ですね。
今年こそはそんな語りの場を再び設けたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2021年1月22日 (金) 00時38分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
一年前と比較すると相当贅沢三昧ではないでしょうか(笑)。
私もそんな環境に身を置いてみたいものです。

投稿: てっちゃん | 2021年1月22日 (金) 00時34分

私はあちらの会で新参者で職位も皆様より低いのですがお会いしたときは対等に扱って頂き更に色々情報交換もでき他社の方と価値観の共有等もあり感謝しております。リアルがどれだけ大事か。他社と関わりを嫌う自社だけの耳無し芳一上司と話してるとイライラすることもあります。頭が固いんじゃないですか?と言ってしまいそうなこともしばしば。早くコロナが明けると良いですね。参加したいです(^-^)v

投稿: k,k | 2021年1月21日 (木) 19時19分

私は以前の経験を今の勤務先で応用してますが、良い所を取り入れてTTP(笑)する事が業績アップの近道であると感じてます。
但し、以前の常識は今の非常識であり、非常識を如何に理解納得して常識として受け入れてくれるのか。勝手に動いてしまえば短期的には数値は変えれても継続的な力にはなりませんね。
限られた時間で少しでも継続的な力がつけられるか?今日も朝から店舗の乱れ=自律的継続の難しさを痛感しながらも少しづつでも理解、受け入れてくれる事を信じて痺れる戦いをしています(笑)。
何れにしても何の柵もない身分。純粋な気持ちでお客様に喜んで頂く売場を目指すのみ・・・これは1番の贅沢な職務でしょうか(笑)。

投稿: dadama | 2021年1月21日 (木) 18時35分

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