数値は作るもの
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
数値は結果である。
地域のお客様との信頼関係。
その結果が今の業績である。
よって、今の業績は過去の結果であることは否定しない。
しかし未来の結果はどうなのか。
それは、今実践しているお客様との信頼関係作りが未来の結果につながるのである。
これも否定できない事実。
要は、数値は作るものである。
それは結果的に自分がやってきた過去を紐解けば見えてくることである。
見えてきたら、現在の結果からの成功事例が、今後の業績を作る足掛かりとなることは容易に見えてくるであろう。
その足掛かりをやるかやらないか。
数値とは、その足掛かりをやるかやらないか、だけの話だ。
その足掛かりの数が結果を大きく左右するのである。
その足掛かりを私は「引き出し」と呼んでいる。
自らが持つ成功への「引き出し」。
その引き出しをいくつ持つかが、その担当者の能力であり、その能力を如何に数多く実行できるかが後々の結果に繋がり、それが実力として評価されるのである。
能力とは引き出しの数。
実力とは結果を出す力。
引き出しは、タイムリーに再び開けなければ実行に移せないし、その引き出しを数多く開けることが結果に繋がり、実力として評価されていくのである。
その実力が更に自らの引き出しとして蓄積されていく。
実力とは、引き出しをタイムリーに開ける能力でもあり、その的確なタイムリーさが効率の良い結果を引き出すのであろう。
そして、意図して結果を引き出す為にタイムリーに適正な引き出しを開けて実践することが実力なのである。
要は、結果は作るもの。
それは個々の人間の行動によって変化してくるものであり、同じマニュアルに沿って同じ情報から同じ売場を作っても結果が異なるということは、そこにタイムリーで的確な引き出しの開け方が個々に違ってくることからくるギャップなのである。
結果は後からついてくるもの。
それは、今開けている引き出しが後から必ず結果につながるという自信と実践と継続の賜物であり、その自分への信頼が継続という行動を持続させ、その持続が結果に必ず繋がるという好循環のサイクルが回っているからなのであろう。
結果は作るもの。
仕事とは全てそのような意志と自信によって支えられているのであり、その意志が無い限りは永遠に結果は付いてこないと思っていいのである。
そしてそれがいずれは企業としての「政策」となり、それが自社が持つ「戦略」として蓄積されていくのである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
本部やトップとの信頼関係。
店舗の店長にとってこの関係は非常に重要な要素となってくるのではないでしょうか。よって、店長職にあるものは、現在のバイヤーやトレーナーをかっては部下に持っていたという関係があれば非常に店長として自店の商品面をスムーズに運営できる環境下にあると思うのです。そういう意味では、店長とは部下を育て育成し本部に送り込んで、本部の信頼関係を土台として店舗運営ができることが理想ではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2020年12月 3日 (木) 09時50分
商売とは鮮度が命ですからコンサルならともかく現場に携わる物は引出しから引っ張り出して活用する事が出来なければなりませんね。ただ如何に周りに共感を得て広げて行くのか。でなければ某担当者のように実績を上げても評価に結びつかない。学びを実践する為には周到な準備と根回しも必要でしょう。担当者の思いに共感し盾になる度量も店長には必要でしょうか。
もちろん盾になるには本部やトップとの信頼関係もなければ玉砕してしまいますが(笑)。
投稿: dadama | 2020年12月 2日 (水) 19時08分