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2020年12月22日 (火)

期待値を超える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


期待値。

  期待する値。

もっとわかりやすく言えば、相手が自分に対して期待しているレベル。

  例えばお客が自店に対しての期待しているレベル。
  例えば上司が部下に対しての期待しているレベル。

その期待値に対して、実際にはどのレベルだったのかという結果が数値や信頼という言葉として残っていくのである。

  期待値以上の結果であればお客の評価は高まりリピーターとなる。
  期待値以上の結果であれば上司の評価は高まり昇格の機会を得る。

よって元々高い期待値をもたれる企業や人間は、より高いレベルの結果を出さなければ期待値に応える事にはならない。
逆に元々高い期待値をもたれていない人間が、思いの外に高い結果を出せば、一気に評価は高まる事になる。

  そこが業績を出し続ける企業か否か、伸びていく人材か否かを分けるのである。

要は、伸び続けるか否かの分かれ目は、期待値を超え続けられるか否かというところに掛かっていくのである。

  それでは、期待値を超え続ける要素とは。

それも期待する相手を知る事である。

  相手を知る。

それは自分を知ること以上に重要な事なのかもしれない。

  お客様は自店に何を求めているのか。
  上司は自分に何を求めているのか。

お客様は自店に何を求めているのか。

  それが先日記した「五感に訴える」である。

お客様の店舗に期待する感度。その感度を如何に競合店以上に磨いていけるか、更にはお客様の従来からの期待値以上に磨いていけるかどうか。
それを店舗トータルとして磨いていけるかどうかである。それが店舗を預かる店長としての最大の競合対策と言えるであろうか。

  以前「期待値を高める」を書いた。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-174cbe.html

  期待値は客数そのものを左右する。

そしてその期待値とは、今を否定するものではない。
今の現実を素直に受け止め、素直に向き合い、素直に改善していくところから始まるのである。

  今の現実から如何にお客様の期待値を超えていけるか。

その継続からの期待値を超え続けていくことが、業績を達成続ける事になるのである。

  そしてその業績達成が自分の上司の期待値を超えていく原動力ともなろう。

上司が部下に対する期待値とは、最後は業績。
よって、途中経過もあろうが、最後は上司が求める結果を出しているかどうか。

  途中いろいろあろうが最後は結果オーライ。

そしてその答えは部下がお客様の期待値を超える事によって実現されるのである。
よって、全てはお客様の期待値を知るというところからスタートするのである。

  期待値。

そしてこれから始まるクリスマス・年末商戦。

  これぞ期待値が全てを制する。

下半期からのお店に対する期待値。
その期待値をその店舗が超えていたのかいないのか。

  その結果がクリスマス・年末商戦の結果として通信簿として評価される。

そいう意味では、もはや期待値は変えることが出来ないかもしれない。
しかし、それでも期待値以上の売場を作り、その売場がそれ以降のお客様の期待値へとつながるのである。






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コメント

てつろうさん、コメントありがとうございます。
AIの台頭。
時間の問題でしょうか。
そしてAIがどこまでの業務を担っていくのかも大いに興味がありますね。おそらく近い将来、値下げに関しても売り切る商品をスキャンしただけで適正な割引率によって打ち出された値下げシールを商品に貼るだけでの作業で閉店時には売り切れる判断がAIによってなされる時代が来るのでしょうか。そんな会話を先ほどのリモートミーティングでなされておりました。

投稿: てっちゃん | 2020年12月22日 (火) 22時49分

もうちょっとですから頑張って下さい。といしか言えませんが。将来的にAIがもっと優秀になってしまえばそのお店に合った売れ筋商品とかの予想をある程度出してくれるのではないかと期待しております。でもそうなると店長は面白くないですよね(笑)。それでは買い物に行ってきます。本日はほうれん草が安くなっているはずです。

投稿: てつろう | 2020年12月22日 (火) 17時54分

お肉屋一番さん、コメントありがとうございます。もしかして第01肉屋さんでしょうか(笑)。
PCあるあるですねぇ〜。しかし予備のPCがあってよかったですね。やはり最後はバックアップでしょうか。バックアップしていて良かったは過去にも何度もありますから、最悪を考えて最善を尽くすのが危機管理でしょうか。コトPOPもお客様が増加すればするほど効果も高まりますから年末商戦は必須ですね。

投稿: てっちゃん | 2020年12月22日 (火) 16時06分

日々の売り場変更で見やすさを重視した売り場立ち上げ、ロードラインを守り、極力冷蔵庫には物を残さないように出し切りながらも冷蔵庫の在庫の多さと戦いながら脚注準備に取り組んでいます。
昨日、pc壊れました。ポトpop作ってる最中だったので、データが飛んでしまったのが悔やみきれません。現在は予備ノートPCでデータ吸い上げ中です。

投稿: お肉屋一番 | 2020年12月22日 (火) 15時56分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
思えば昨年の年末は本部でパソコンを打ちながらどよ〜んとしていましたね。それに引き換え今年は水を得た魚に例えられるでしょうか(笑)。
いずれにしても、自ら立てた仮説に従い現場で商売が出来るのは何を置いても重要なことなのだと思います。
まだまだ感染リスクは伴いますが、痺れる年末商戦を楽しんでください。

投稿: てっちゃん | 2020年12月22日 (火) 13時55分

期待値=売上とするならば先月任せられた部門の地区1番でしたので外様が好き勝手にやっても目を瞑ってくれたインテリ上司(笑)の顔に泥を塗らずやれやれでした。
このままの勢いで年末年始を突破出来れば良いのですが。年末はとにかく商品を鬼の如く積むから
しっかりと発注しておいてねー。と担当者にはお願いしておきましたから今年は久々に現場で痺れる年末となりそうです(笑)。
売れる商品をしっかりと見極め、お客様がついつい手に取ってしまうような売場密度に上げる・・・もちろん通路や横出し、ロードラインを越す事なく定位置での売場密度をですが。「見やすく選びやすく買いやすく」を追求する事がお客様の期待値に繋がる売場であると信じています。

投稿: dadama | 2020年12月22日 (火) 12時58分

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