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2020年11月 4日 (水)

気がつけばアウトロー?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパー店長をしている「てっちゃん」です。


アウトロー。

  訳して「はみ出し者」。

以前にも「アウトー論」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-eac047.html

  いつの間にか縮小されてしまった行動規範。

その規範を本来の位置まで広げよとするといつの間にかアウトローの道を歩むことになる。
そんな内容であったと思う。

  そして今日もアウトローに関しての話題。

先日の記事で「土台」を記した。

  企業としての基本の上に立つのが店長の仕事。

そんな記事を載せた。

  そして基本の上に立つとは。

それは、店舗のリーダーとして常に自店を客観的な視点に立って、お客様視点に立って自店を冷静に見なければならない存在であるということだ。

  自店の強み、弱み。

それを競合店と比較したり、お客様の立場に立った時にどこに自店の隙間があるのか、アラがあるのかを発見する為には、土台そのものなっていては絶対に見れないということだ。

  土台そのものとは基本を遂行するだけの立場。

その立場になる限りは、土台から自店をみるだけの視点に過ぎず、結局は隣の芝生と同じ青々とした芝生としてしか自店の庭を感じることができないのである。

  重要なのは自店を真上から見る視点である。

真上から見る視点を持つには、どうしても土台の上に両足を伸ばして見なければならない。

  場合によっては脚立から自店を見る勇気も必要であろう。

しかし、そんな視点に立つということは、土台から距離を置くということでもあるため、一歩間違うとそれ自体がアウトロー(はみ出し者)として写ってしまう可能性もあろう。

  逆にいうと自らをアウトローとして位置付けられるかが重要であろうか。

世に言うアウトロードと呼ばれる連中とて、好きでアウトローになっているわけではないです。

  いつの間にか「アウトロー」としてに位置になっていたと言うことである。

しかしその使命感に照らして自らの使命を果たそうとすれば、そんな視点で自店を見れる位置にいなければならない。

  自店の土台から離れると言う勇気。

これこそがリーダーの立ち位置ではないのだろうか。
そして、そこに立てばいろいろな景色が見えてくるものである。

  それが従来では得られなかった有益な情報である。

また、自社のネットワークから飛び出し、外部の研修会やセミナー等への参加へ繋がり、そこからの繋がりから新たな自分の世界を構築していくのである。

  そしてそんな人材が自企業へ戻り再び活躍を果たす。

それは、結局は自店の土台を更に高く積み上げた結果であると言えよう。









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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
肩書きに固執される方々へのインハイ攻め。結果これがトップに対してのアウトロー戦略となるのでしょうか。
いずれにしてもアウトロー戦略ではdadamaさんに右倣えして行きますよ(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年11月 5日 (木) 08時08分

k,kさん、コメントありがとうございます。
外角低めを攻める。それが正しいアウトロー戦略ではないでしょうか。アウトローであればバッターは見逃してくれますが、インハイは相手は避ける、ぶつかる、最悪はホームラン。いずれにしてもリスクの高い選択ですので最悪はレッドカードをいただくことになりかねませんよ(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年11月 5日 (木) 08時02分

アウトロー張りで存在出来る会社自体少ないのでしょうね。大概は左遷の運命でしょうか。トップに対してイエスマンでいる事が保身には一番ですから。然しながらトップ次第で会社が転覆する現実。その時のイエスマンは悲劇ですよ。アウトローと言われるにはそれなりの意見を持ちその意見の根拠となる学びを持ってなければなりませんしトップの目指すべき方向と一致してねばなりませんね。私も意見したのはトップでは無く肩書きに固執されてる方々でしたよ(笑)。

投稿: dadama | 2020年11月 4日 (水) 22時34分

このブログを見つけて、生意気コメント書いて、素敵な心休まるお返事頂いて癒やされております(笑)私だけではないのも解りました。私は雑種のアウトローでしょうか(^^) あちらの会の皆様は本物。それに近つけるよう尖っていきます。それと私は違う意味で皆様よりアウトロー派です。野球で例えると店長や幹部、役員のアウトローの皆様は会社に対して限りなくインハイを攻めてますが私は立場上外角低めいっぱいいっぱいを投げ込んでます(笑)インハイ投げてみたいな〜

投稿: k,k | 2020年11月 4日 (水) 18時37分

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