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2020年11月23日 (月)

ボジョレヌーボー2020

皆さん、こんにちは。
 食品すーぱーで店長をしている「てっちゃん」です。


ボジョレ・ヌーボーの幕が切って落とされた。

  “てっちゃん、今更ボジョレ・ヌーボー?”

おそらく、読者のほとんどの方の感想であろうか(笑)。

  年々ダウントレンドではあったボジョレ・ヌーボー商戦。

しかしここ5年ほどでのスーパーでの取り扱い量と販売量は激減しているといっても良いだろう。

  理由は簡単。

ワイン自体が普段の食卓にごく当たり前に乗るようになり、ボジョレ・ヌーボーというお祭りが今更のイベントになってしまったのである。

  まして舌の肥えた日本人である。

“なぜ、アルコール臭い新酒のワインを高額な価格で購入しなくちゃならんの?”

  それだけコスパの高いワインがありふれているということだろう。

日本におけるボジョレ・ヌーボーの輸入量のピークは2003年。

  この時のはキャッチコピーが「100年に一度の出来」。

今から17年前の事である。
その後数年間はピーク時と同等の輸入量を誇ったが、その後は急速に減少していくのである。

  それは100年に一度と言ってしまったは後が続かないであろう。

そういう意味では、このキャッチコピーの文句も一考の余地はあったであろうか。
しかし、そうは言ってもボジョレ・ヌーボーが日本に与えた影響は偉大であっと言わざるを得ないであろう。

  ここまで急速に日本人の暮らしに入り込んだ要因はボジョレ・ヌーボーのおかげ。

それも事実であろう。
このイベントの盛り上がりにより、多くの日本人は(特に若年世代)はワインを嗜むようになる。

  そこに健康ブームも到来し尚更ブームに火が付いた。

そしてチリ産ワインの登場により、コストパフォーマンスの高いワインが普段の食卓に上るようにあるにつれて、徐々にボジョレ・ヌーボーの役割は終焉へ向かうのである。

  特に今年はコロナ禍という環境下。

マスメディアのボジョレ・ヌーボーの報道もほとんどなかったように思える。
ましてコロナ感染者数が急激に増加の一途をたどり、第三波の到来と化して、とてもとてもボジョレ解禁に浮かれている場合でもなかったのは確かではあるが。

  しかし私はこのボジョレ・ヌーボー解禁を一つの目安としている。

それはこの解禁により、人々の暮らしが大きくワインをメインにした食卓に変化するのである。

  というより、変化させていくべきタイミングであると思っている。

そして、ここからクリスマスまでは一気に洋風メニューとワインという暮らしを推し進め、クリスマス商戦を優位戦える環境にしていくべきと考えていた。

  そしてここから一気に売場もクリスマスムードに変化していく。

まさに、ワインという武器を利用してクリスマス商戦を迎える波に乗れるのである。
しかしそれもまた、普段の食卓になりつつあるワインとケーキとご馳走商材であり、クリスマス商戦という波も徐々に衰退の流れになっていくような気がするのであるが。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
上記の記事のような流れが続いていたのですが、どうやら今年は巣篭もりという環境にあり、ボジョレ・ヌーボーもその他のワインも意外に好調のようですね。
但しそれも今年は特異な年と言えるのでしょうか。
そして洋風メニュー。これも洋風メニューを打ち出そうと必死に展開している時は売れないと諦めてしまうものですが、問題はそれ以降の段階でお客様は覚えているもの。定番での商品動向が如何に重要かということを、前面で展開した後に追いかける習慣も大切かと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2020年11月24日 (火) 06時25分

ワインの日常化が進んでいるのなら洋メニューの提案もして行かねばなりませんね。ちなみに某洋風唐揚げ屋はクリスマスに大行列ですが本国ではお休みだそうです。何故か?チキンはファストフードでクリスマスに食卓に上る事はあり得ないらしいですね。確かにワインには唐揚げよりローストビーフかサーモンが合いますね。

投稿: dadama | 2020年11月23日 (月) 14時14分

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