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2020年10月 2日 (金)

それぞれの競合対策

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この時代に業績を左右する最大の要因は?。

  それは競合店の存在であることは間違いない。

個店によって若干の差異はあろうが、業績の差異の最たるものはなんといっても競合店の存在であることを認識しなければならない。

  競合店の出店によるその直後からの影響度は甚大である。

そしてその影響度はその後永遠に続いていくのである。
よって、競合店が出店した段階で、長い長い競合店との戦いの幕が切って落とされたと言ってもいいであろう。

  そしてその競合店だけではなくその他諸々と競合店は存在する。

特に半径3k以内にはそれ相応の競合店が多数存在することであろう。
3k圏内であれば、その影響度は明らかに自店の業績に影響していくるものだ。

  最も最大の競合店は一番近くに立地する競合店。

その一番近い競合店に対しての対応によって、直近の業績が大きく左右されていくのも、これまた事実。
しかし、3k先の競合店が改装の為営業を停止したり、更には閉店したりしたら、それはそれで影響度も甚大である。

  それはそれで大きな影響度となって帰ってくるということだ。

いくら遠方の競合店とは言えども、そのお店が無くなるということは、そのお店が営業していた売上の何割かは得られるということであり、この競合店が改装で休業するというよりも永遠にその売上がプラスになり続けるということである。

  そしてその競合店が何の業種によっても影響度は異なるであろう。

やはり同じ食品スーパーという業種の影響度は一番高く、その次には生鮮+ドラッグ、そしてドラッグ、コンビニ等と続くであろうか。

  同じ食品スーパーの出店における影響度はやはり甚大である。

しかし逆にその食品スーパーが閉店したとすると、これも甚大に売上加算されることになる。

  それが生鮮無しのドラッグとなると、その影響度は限定される。

それはそうであろう。食品スーパーにおける生鮮の構成比は高い。
更にお客様の食品スーパーに来店する来店動機も、生鮮目的で来店され、ワンストップショッピングにてグロサリー系の商品もついでに購入していくというパターンであろうから。

  よって食品スーパーでより近い店舗が最大の競合店といえようか。

更に生鮮+のドラックストアも驚異であろう。

  従来であればドラッグ+グロサリーだけの存在であった。

しかし、そこに生鮮が加わるのであれば、食品スーパーとして生鮮を持つ強みが解消されてしまうからであろう。

  そして、最後はドラッグストアとしての対応。

競合店として捉えるならば、上記3業種に絞って考えて良いであろう。

  やはり一番数多くの対応を迫れるのが食品スーパーであろう。

しっかりと相手の強み、弱みを見極め、自社の強み弱みから、何をどう対応していくのか。

  品揃えの強化カテゴリーは?。
  価格対応の強化カテゴリーは?。

更に、鮮度、品質、旬、イベント、話題等を部門別にどう対応していくのかが求められる。

  この領域で勝てるか否かが競合に強いか弱いかの瀬戸際となる。

どうせなら、「競合に強い店長」と言われたい。

  その為には食品スーパーに強くならなければならない。

特に生鮮で負けない店舗を作り上げなければならない。

  その為に、日々をどのように自らをルーチン化していくか。

そこから生鮮を見る目を養っていく必要はあろう。









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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
自称新米社員としては、強烈なインパクトを早々に発揮したいところですね。
そして勝手知ったる競合店への出店となれば、その企業の強み弱みも勝手知ったるもの。これはもう最高にワクワクドキドキでしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年10月 2日 (金) 20時39分

競合に対しての自社の強み弱みを知ることは不可欠ですが、勝てる見込みがある項目に如何に徹底的に差別化しているのか。競合対策は実践、行動してナンボですね。失敗も有れば成功もあり、失敗を恐ない図太い試用パートを貫きますよ(笑)。現会社はこちらの地域への出店にも前向きなようですから是非とも前職企業店舗の近くに出店して頂きたいですね。恩返しならぬしっぺ返ししてやりますよ(笑)。

投稿: dadama | 2020年10月 2日 (金) 08時05分

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