伝説のコンサート1980年10月5日
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日は日曜日、では無いが、
芸能ネタでお送りしたい(笑)。
先日、ある女性歌手の引退コンサートが放映されていた。
彼女はその日から数日間は数本の歌謡番組には登場したが、それ以来、一切の芸能活動をせずに今に至っている。
山口百恵。
弱冠21歳で芸能界の頂点に上り詰め、その頂点で芸能界を引退。
その後は一切の芸能活動をせずに三浦友和の妻を全う。
まさに伝説の歌手であり、伝説のコンサートが解禁となり、今回の放映となった訳である。
当然その番組を録画された方は多いであろう。
私もその一人である。
あのマイクを置いて去っていく印象のシーン。
そのラストコンサートが全て放映されるのであるから、山口百恵を知る当時の人間の多くはそのシーンを見たいと思うのではないだろうか。
という訳で、10月3日の夜にNHK BSプレミアムにて放映されたのを録画した。
山口百恵のラストコンサート 。
それは、10月の5日。
40年前の昨日がその日であったのだ。
流石に当時の画像だけあって、多少のボヤケはあるが、彼女の圧倒的な歌唱力と表情は時代の格差を超えて視聴者にしっかりと伝わったのではないだろうか。
そして改めて想うのは彼女の偉大さ。
それはそのラストコンサートを見ているだけでも伝わってくる。
そしてその時の彼女は21歳ということ。
コンサートに映る彼女の仕草であり表現であり、更には会場の視聴者との会話。
会話と言っても直接に言葉をやり取りするのではなく、歌いながら会場の方々と態度であり表情でありで会話をしているのである。
会場との一体感。
特別に激しいリズムや踊りの入る楽曲はなく、客席でも大声で声援するということも無い(一回だけ会場から「友和さ〜ん」との掛け声が掛かり本人も苦笑いはあったが(笑))が、それでも会場の人たちとの一体感が感じられるコンサートであった。
このコンサートで歌う楽曲の多くは、阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲
プレイバックパートⅡ
絶体絶命
イミテーションゴールド
愛の嵐
夢先案内人
謝肉祭
横須賀ストーリー
ロックンロール・ウィドウ
曼珠沙華
不死鳥伝説
歌い継がれていく歌のように
さよならの向こう側
最後のさよならの向こう側は涙で歌えなかったが、その後にマイクを目の前の床に置いて去っていく姿が、伝説のコンサートの所以であろうか。
当方もさよならの向こう側以降は涙が止まらないほどの感動。
人気絶頂にありながら今までの全ての栄光を捨てて一人の女性として伴侶を支えて生きることを選択する。
そこに彼女のブレない強さがあるのであろう。
その強さが40年後に伝説から神話となって蘇ってきたのである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
→私も酒瓶置いてみようかな・・・
奥方に蹴飛ばされるだけかと🤑
投稿: てっちゃん | 2020年10月 8日 (木) 00時01分
私も酒瓶置いてみようかな・・・
投稿: dadama | 2020年10月 7日 (水) 14時10分
かおるさん、コメントありがとうございます。
山口百恵という人間の魅力を理解するにはそれ相応の人生を経験しないと見えてこないのだろうと思うのです。
よって、当時の山口百恵を評価していたファンというのはどちらかというと成熟した男性ファンだったのではないでしょうか。そして同年代の若者達はもっとアイドル然とした芸能人に寄って行ったのだと思います。
投稿: てっちゃん | 2020年10月 6日 (火) 23時52分
kazuさん、コメントありがとうございます。
そして二度と芸能界に戻らずに自らの意思を全うする人生に拍手を送りたいですね。
投稿: てっちゃん | 2020年10月 6日 (火) 23時46分
かおるです。
もう40年も経つのですね。
当時、私は17歳でしたので勿論よく覚えております。
残念ながらアイドルとして僕の琴線にふれる部分があまりなく、なぜあんなに人気があり、引退があんなに騒がれたのか、いまだによく分かりません。
ただ、その後現れた歌姫たちが絶頂期以後、彼女ほど幸福そうに見えないところをみると、彼女はとても聡明だったのだなあと思います。
投稿: かおる | 2020年10月 6日 (火) 18時47分
kazuです
同感で有ります。
ラストコンサートの最終、マイクを置くシーンは日本の芸能界の中でも最も心に残る名シーンだと思います。
投稿: kazu | 2020年10月 6日 (火) 08時24分