隣の芝生
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長を食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
隣の芝生は青く見える。
他の環境や他人の持ち物は良く見える、の例え。
転職も数カ月を経過すると、当初は「隣の芝生は青く見える」もので他社に転職したものの、実際に隣の芝生に立ってみると意外に隣からは見えなかった「アラ」がいろいろと見えてくるもの。
“思っていた以上にアラが見えるなぁ~”
“実際に働いてみると荒れているなぁ~”
隣の青々とした芝生で働いてみたいと願い、隣の芝生に立ってみたら、意外にモグラの穴や鶏の糞や至る所に芝以外の雑草が生えていたりしていて、隣からは青々としていたその芝も実際は真上から見てみると不備なところが目立つという経験は転職組ならだれでも経験するものであろう。
そして自社も他社から見ればそう思われているのである。
そうやって転職組は自社で問題解決してきた課題に対して、他社でも同様の課題を抱えることになるのである。
よって自社で課題解決出来なかった部分は他社でも同様に出来ないのである。
あくまでも、自社で起こっている事はどの企業でも同様に起こっている課題であるということだ。
よって、そこから逃げるように他社へ行っても、同じ課題自分に付いて回るということであり、結果としてその連鎖によって転職組の一部は挫折していくのである。
そう考えると課題は目の前に常に横たわっているのである。
そしてそれをその場で解決出来ない限り、どこへ行っても同様に解決できないということだ。
よって、今まで解決できた課題だけが自分の財産であり、それを引っ提げて他社へ行くことになるのであり、決して隣の芝生が真上から見たときに同じように青いことは決してないのである。
身近なところでもそれを体験し解決しようとしている仲間がたくさんいる。
そしてそれを地道に解決していく人間は、他社に移っても周囲からの信頼を得、現在の職位以上の仕事が回ってくるのである。
これこそが転職の醍醐味とでも言えようか。
そこに、その転職組の存在価値があるのである。
そして、そんな企業を選択できたことが、その人間の幸せな部分であり、既存の社員には見えない隣の芝生のアラが見えるのである。
よって転職組は既存社員の中に溶け込んではいけないのである。
あくまでも外様の異様さを活かして尖っていなければならない、と私は思うのである。
尖るとは態度のことではない(笑)。
その仕事ぶりであり、着眼点であり、業績の作り方である。
その異質さに既存社員は注目するのである。
ただし、その異質さを受け入れる企業と、なかなか受け入れられない企業があることも事実。
そして、受け入れられない企業に入り込んでも失望してはいけない。
必ず評価される人間はいるものだ。
人間の価値とは、必ず誰かが見えないところで見ているもの。
それを信じて今目の前の課題を乗り越えることだ。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
転職としては理想的な環境にあったと思われます。
それだけ周囲の目も注目度が高まると言うことですから、しっかりとアウトローとしての実績だけは積み上げていかねばですね。
点数拡大策の今後が楽しみです。
投稿: てっちゃん | 2020年10月20日 (火) 19時45分
私の場合、自社の芝生が強力な除草剤で不要な雑草は枯らされちゃいましたが幸い隣の芝生は除草剤が撒かれて無かったのでしぶとく生き延びてます(笑)。
他社の違いも自社が変化し過ぎたお陰抵抗なく受け入れられています。
一番のきっかけは人のご縁ですね。
それも会社を動かせる立場の方々とのご縁。
転職すると外様の孤立感から思うように動けないのでしょうがその点は非常に恵まれていたと感じます。尤もそれが無ければ決断出来なかったと思います。先日も私が動き易くなるように色々と配慮して頂いたのでその恩に報いるべくこれからも持ち前のアウトローに徹したいですね(笑)。
投稿: dadama | 2020年10月20日 (火) 18時03分