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2020年10月17日 (土)

店舗レイアウト考察

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗レイアウト。

  新店開設時に本部が設計したレイアウト。

新店時に設定された店舗内の売場レイアウトには我々が俗に言う「特設企画コーナー」は設定されていない。
概ね、そのスペースは実際には空きスペースであり、そこはどんなカテゴリーの商品を展開しようがお店の自由であったり、本部指定のカテゴリーを展開するよう指示されているのが通常である。

  そして日々の中で特設コーナーの展開を通して経験値が蓄積されていく。

そんな中で、特設コーナーがある一定のカテゴリーで定着してくるようになると、その特設コーナーのカテゴリーとその前後のカテゴリーの連動性の食い違いが生まれてくるときが時として発生する。

  “この特設をこっちに移動したいなぁ〜”

そんな欲求が生まれていくるものだ。

  “その方がもっと買いやすくなるなぁ〜”

そんな経験は現場で店長やチーフをやっていると何度も遭遇するものである。

  現場力を高めるとは?。

このような時の現場での対応力なのではないだろうか。

  現場は器を与えられる。

その器とは、店舗であり売場であり商品である。
そして、その与えられた器をいかにして有効に活かしていくか。

  器の大きさは変えられない。

しかし、器の中は現場が自由裁量によって如何様にも変えていく。

  それが顧客中心の思考であれば。

要は、顧客にとってその売場、そのレイアウト、その商品が買いやすくなるかどうか。

  そこに店舗レイアウトの意味があるのである。

お客様にとって買いやすいレイアウトであり、商品カテゴリーの連動がされているかどうか。
それを与えられた器と割り切らずに、その器を成長させていくのが現場であるという視点に立つことが大切であろう。

  その信念が現場での行動を促すのである。

今回もある一部のレイアウトを変更してみた。
その売場を担当するパートさんとの打ち合わせの結果から。

  「このように変えた方が商品の連動性が出るよな?」

そんな問いかけから同意を得、即バイヤーと交渉した。

  「その方がお客様の買いやすさにつながるのであれば」

そんな条件でバイヤーの了解を得て、即売場のレイアウトを変更。

  仮説と検証。

仮説は終了した。

  後は検証を積み重ねるだけ。

この検証の時間が最高の楽しさなのである(笑)。






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コメント

てつろうさん、コメントありがとうございます。
長年青果物に携わってくると、どうしてもそんな目で売場を見てしまうもの。それはそれで致し方ないことではないでしょうか。
更に若手の従業員を捕まえて、講釈の一つや二つ垂れておくんなまし(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年10月18日 (日) 00時05分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
早速新店舗のレイアウトですか?。
そう言えば、先ほどもある方が改装オープンのレイアウトを受け持つそうな。
それもこれも信頼関係の証であるということでしょうね。おそらく新たな視点、既存社員には無い視点を期待されてのご依頼かと思われますので、dadamaさんが現在の企業の強みを更に伸ばして、更に点数拡大をdadamaさんならではの視点で付け加えることが必要でしょうか。
その為にはどんどん悩んで欲しいものです(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年10月18日 (日) 00時00分

スーパーのお仕事をやめているにもかかわらずなんでかしらんけど売り場の手直しをしているてつろうです(笑)。フリースペースに陳列されているものを見ていると作った人の思いが見えてきますね。なんてことを考えながら買い物しております。

投稿: てつろう | 2020年10月17日 (土) 22時47分

昨日も新店舗のレイアウトに悩まされておりました(笑)。斬新なレイアウトと言われても色々な柵があり難しいですね。
私もキチキチのレイアウト組むよりも現場裁量が出来るフリースペースは大切ではないかと提案だけはしておきました。まだまだひよっこで裏のお家事情を理解してないので(笑)。
今は既存店の買上点数を上げる=売場の密度を上げる事に専念したいと思います。たかが1点されど1点、数値に落とし込むと1点どころか0.1点上げるのが如何に高い壁であるかが分かりますね。
そこに醍醐味があるのですが(笑)。

投稿: dadama | 2020年10月17日 (土) 09時41分

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