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2020年9月 9日 (水)

負け戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、「負け戦(いくさ)」という言葉をよく耳にする。

  ご存知「政局」の話。

石破氏、菅氏、岸田氏の三つ巴の総裁選。

  石破氏、岸田氏は「負け戦」。

そこから伝わる、負け戦という言葉。

  負けを承知で敢えて戦うという意味。

これが大河ドラマの「麒麟がくる」の時代背景であれば、自国や自分の命すら掛けて負け戦をするという手法は絶対に有り得ないであろう。

  勝てると見込んでいるから戦うのである。

しかし見込み違いから、仲間と思っていた軍に裏切られたり、敵と見ていた軍を味方に出来たりして戦いは流れ、そして最後まで戦って死するか、ある時点で妥協をして敗走するか。

  いずれにしても最終的には命懸けである。

しかし、総裁選という自らの命までも懸けるわけでは無い戦いであれば、敢えて負けると分かっていても戦う場面はいくらでもあろう。

  負けると分かっていても敢えて出馬する。

それが、石破氏であり岸田氏であろうか。

  目的は?。

今回の総裁選は、その両者の出馬の目的に迫る事が重要なのではないかと私は思う。

  なぜ、両名は負け戦に出馬したのか。

私はそこに、政治家として、男として、そして自民党議員としての生き方を見るような気がするのである。

  政治家として叩き上げの菅氏。
  地方議員に絶対的人気の石破氏。
  最も地味で存在感の薄い岸田氏。

私の印象は上記の通りであるが、この総裁選でこの印象は大きく変わっていくであろうと思っている。
それは、3氏の総裁選での戦いとその過程において、国民の前にしっかりと晒されるであろうからだ。

  国民の前に自らを曝け出す。

それが負け戦を敢えて選択した石破氏、岸田氏の洗濯ではなかったのであろうか。

  今まで安倍一強の中で見えなかった3氏の思想。

それが今回の総裁選で白実のものとなろう。
そして、そこからスタートをしていくという決意。

  要は、自ら同じステージに上がるという決意。

そして最後は数の論理で一人の総裁が決定する。

  しかしそこからまた別のレースがスタートするのである。

そこに各人がどのような武器をどのタイミングで行使するのか。

  大変失礼な言い方かも知れないが、そこから人生を学びたいものである。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
確かに現場でお客様とその瞬間を向き合っている我々の感覚とはステージが違い過ぎる今回の総裁選。
この総裁選が半沢直樹のドラマと相通ずるように感じるのは私だけでしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年9月 9日 (水) 07時22分

冷ややかな言い方をすれば民衆の意向が反映され難い党内選挙ですから中長期的な戦略とか派閥勢力の駆引とか支持団体とか私達には見えない水面下での動きが色々とあるのでしょうね。
正直私には自分が直接接する事が出来ない雲上の方にはあまり興味が湧かないのです。非国民ですね(笑)。

投稿: dadama | 2020年9月 9日 (水) 07時03分

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