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2020年9月17日 (木)

個の時代

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


個の時代。

  そう言われて久しい。

個人が組織という大船に乗っているという鎧を脱ぎ捨て、自己責任で自分の人生を切り開いていくという気概と行動を伴った生き方をしていく時代であるという生き方のスタイル。

しかしなかなか概念的には理解しても我が事として捉えられない時が過ぎていったように思う。

  更に到底我々世代には概念的にも理解できない思想であろう(笑)。

ましてや「働き方改革」という言葉によって、企業内での就業時間も長かろうが短かろうが企業としては従業員を守らざるを得ない時代になってくると、自らの価値観を持って企業内で就業しようという気概も持ち合わせない従業員も逆に増加したような気もするのだが。

  しかしコロナ禍がそんな時代も早めたような気がするのである。

従来であれば、企業側が従業員の成長を願っていろいろな研修会に派遣または自社に研修会を招いて交流の場を提供していきたのだが、このコロナ禍以降はそれも停滞、または停止している状況であろうか。

  そしてそれもいつ再開するのかしないのか。

逆に言えば、従業員がそのことを期待していては、個人としての成長に個々の差が生まれていく時代になっていったと捉えるべきなのではないか。

  企業内での自分の成長。

それは以前にも記したと思うが、集合研修と現場でのOJTがメインであると思う。
そしてその一つの集合研修が停滞している現状。

  残るは現場でのOJT。

しかし、それを再び提唱しても、従来と何も変わらないのが現実ではないだろうか。
ある教育機関の事例では、コロナ禍以来集合研修等は現在はほとんど延期か停止状態という。

  逆に通信教育が伸びているという。

それを企業側が集合研修から通信教育に切り替えて従業員教育を図っているのか、個人が自己責任において自ら通信教育という学びの場を得ているのかはわからない。

  その両方だとしても自ら学ぶという手法を選択した個人も多いという事だ。

自ら学ぶ場を選択し、行動し、実践していく時代。

  それが「個の時代」という事なのであろう。

よって、企業側から一律に教育の場を提供し、ある意味強制的に従業員の教育を実行していた時代から、個々人が自らの判断で現場のOJTでは学べない学びの場を自分で模索しながら参加していく時代に急速になってきているということであろう。

  そういう視点でこの業界の教育システムを見てみると。

たくさんの学びの場が提供されているのである。
企業側が用意した教育の場の提供ではない為、なかなかそのような場を模索することは無いかもしれないが、本当に現場の仕事に対しての疑問を自社の解決システムだけでなく、より開かれた学びの場において、より解放された思考風土に触れることによって同じ学ぶ仲間とともに学び合える場というものがたくさん提供されているように思うのであるが。

  が、・・・ 。

やはり企業相手に提供されている教育プランであるが故に、コスト的には相当高額になっているのも事実であろうか。

  そして通信教育やリモート教育というシステム。

どちらかというと、企業側が全般的な基礎知識の習得の為の教育システムという兼ね合いが強い。
それを望む個人もいるかもしれないが、外部研修で一番楽しみなのは他流試合である(笑)。

  同業他社の企業人との交流を通しての情報交換。

何より、この部分が外部研修での一番の楽しみであり、価値観の違う他企業との交流からの情報交換の場が一番の学びの場となるのである。

  そしてそれは同じ現場で働く者同士のOJTそのものでもある。

そのような他流試合を積極的に提供している場での学びが個人としても継続的に参加できる環境のあるのではないだろうか。

  自社以外の人間との他流試合。

できればこのような場により多く足を踏み入れていきたいものである。









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コメント

まっちゃんさん、コメントありがとうございます。
今までのやり方とは真逆。
それは転職せずに転職と同等の経験をされているとうことです。
新たな資本の下で新たな価値観で仕事をしていくという不安と発見。
違う価値観から生まれていく売場とその数値検証。そして変えていくべきことと変えないで現場で試行錯誤しならが進めていく変化対応。等、今現時点で非常に貴重な体験をされているのは間違い無いでしょう。

投稿: てっちゃん | 2020年9月17日 (木) 20時20分

交流会、実際お会いしてお話しさせていただいたりはありましたが、いつかあの会に参加したいです。今、システム変更、売場変更、商品変更を一度にやるため、トラブル続きです(笑)しかし、以前の売場ではないし、商品も違う。だから違う視野で見れるようになり、感じ方も変わってきました。売場は店の為ではなく、あくまで、お客様が快適にお買い物できるかということを再度考えることができました。今までのやり方とは真逆です。しかし、お客様が快適にお買い物され、喜んでいただけるならそれが全てで、それが良いと思っております。コトPOPや楽しいイベントはそのまま実施していこうとも考えております。

投稿: まっちゃん | 2020年9月17日 (木) 19時25分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
意外に他流試合をしていない従業員や店長は、自社の強みを客観的に理解していない方が多いようで、もっと自社の強みや商品の強みを前面に押し出して、その強みを競合対策に当てればいいのにと思うことが多いですね。そういう意味でdadamaさんも試用期間を有効に利用して他流試合を挑んでいってください。
永久試用社員という肩書でもいいのでは(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年9月17日 (木) 15時07分

てっちゃんから始まった他社交流。確かに当時は緊張しまくりでしたね(笑)。交流する事で自社の弱みはもちろん、自分では意外と気が付かない自社の強みを認識する事で競合対策にも結びつきますね。更には他社に転職してもあまり違和感を感じないのも他社交流を当たり前として来たお陰でしょうか。今日も試用期間パートが店長にアドバイスしております(笑)。

投稿: dadama | 2020年9月17日 (木) 13時29分

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