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2020年9月11日 (金)

スタートライン

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スタートラインに立つ。

  イメージとしては100メートル走。

私もボート競技をしていた為、競争前に競争者が一斉にスタートライに立ち、スターターのスタートを切る声や音声を待つときの緊張感と言ったら堪らない。

  人生においてスタートラインに立つということは緊張するものだ。

スタートラインに立つといことは、競争の世界に身を委ねるということ。
今までの練習等で苦労してきた結果が、そのレースで試されるということでもある。
 
  しかしスタートラインに立つとは何も競技上のことではない。

日常的にも、例えば出社時を一日のスタートラインと捉えることもできる。
月間においては月初の一日を月間業績のスタートラインと捉える仕事人は多い。
また、競合店の出店においてはその出店日が競争のスタートラインということもあろう。
更には、就職が決まり、初出社の日が新たな人生のスタートラインと捉えて走り始める場合もあろう。

  自分の人生という視点で再びスタートラインを捉えてみると。

この業界に入社して、担当者から部門チーフ、副店長やバイヤー、そして店長、更には上へ。
そんなステップを踏んで、その企業における自分のキャリアを積んでいくわけである。

  とりあえず入社をして当面は担当者として活躍していく。

そしてその仕事ぶりを任されて、いずれチーフという声が掛かるであろう。

  そして部門チーフとしてどこかのお店でチーフデビューするのである。

この業界においては、部門チーフがスタートラインと言っても過言では無いのだ。

  なぜか?。

企業のトップや幹部が店舗巡回をして、店舗内の各部門毎に売場を視察していく。

  いい売り場、ひどい売り場等の評価を得るであろう。

その時に必ず店長が問われるのは、「チーフは誰だ?」。
それが、いくらいい売場を作っていても、「担当者は誰だ?」とは問われない。

  要はチーフが一番目立つのである。

むしろ副店長よりも部門チーフの方が店舗巡回時にはトップから評価される確率は高いであろう。
企業人生においては、その企業の部門チーフとしてのデビューがスタートラインと言ってもいいのではないだろうか。

  そこで明らかに出来るチーフ出来ないチーフの烙印が押されるのである。

それだけ、部門チーフの腕次第で売場も業績も変わるのである。

  よって人生のスタートを切るためにも「部門チーフ」の登ることである。

そこからが本当の意味でのその企業、この業界でのスタートラインであり、そこで自らの商売や管理を学び、行使し、お客様に評価される売場を作り業績を伴わせていくこと。

  そこからが本人の公での評価が下される職位となる。

そのためにも、しっかりと担当者として基本を学び、その基本と業績の因果関係を学び、そしてチームとしてのパートさんとの関係を学んでいく必要があるのである。









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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
間違っても逆方向に吹っ飛んで行かぬようお祈り申し上げます。

投稿: てっちゃん | 2020年9月12日 (土) 21時30分

私もこの歳になってスタートラインに立てたのは感謝すべきなのでしょうね(笑)。短距離走の一発勝負!結果を残すのみです。

投稿: dadama | 2020年9月12日 (土) 20時28分

sakaeさん、コメントありがとうございます。
まずはスタートラインに立つことでしょうか。ただし、それ以前にどんな能力を携えてスタートラインに立つか否かで、その後のロケットスタートになるのか亀さんダッシュになるのかが分かれるところでしょうか。更にスタートダッシュよろしくその後の大型店や新店へとステップアップしていくには初めが肝心だと思います。
絶対に妥協せずに偉い方が目指すいい売場を自分の価値観に置き換えて理解することが大切でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2020年9月11日 (金) 21時09分

私はまだスタートラインにすら立てていない周回遅れの人間ですが、いつかスタートラインに立ったら後続から一気に捲りあげたいですね。最近は環境に慣れてきたせいか、余裕がでてきて仕事内容に物足りなさを感じています。
話は変わりますが、会社の偉い方々が言う良い売場とお客様にとっての良い売場には大きな隔たりがあるように感じるのは私だけでしょうか?私がお客様目線で売場を見ると、偉い人たちが言う良い売場はただの自己満足の売場にしか映りません。反対に悪い売場を見てもそこまで悪くないのでは?と疑問が残ります。これは普段、お店で買い物をしているパートさんも同じようなことを言っていたので間違いないと思います。

投稿: sakae | 2020年9月11日 (金) 20時58分

k,kさん、コメントありがとうございます。
チーフをスタートラインとして、その後副店長、店長、またはバイヤー、チーフバイヤー等へと昇格していくのでしょうが、どこかで自分の能力以上の職位についてしまうことが多々あるもの。
チーフという職位で自分の能力を存分に発揮して周囲から評価されるのか、自分の能力以上の職位に就いてしまって酷評されるのか、ここが難しいところでしょうか。むしろk,kさんはその道で専門性を発揮して上司やバイヤーから学びの視点を浴びた方が周囲への波及効果が高まるのかもしれませんね。

投稿: てっちゃん | 2020年9月11日 (金) 20時50分

スタートラインから10年以上動けない駄目男ですが(笑)面白いデータがあったので聞いてください。私の会社の地域ブロック上半期鮮魚の粗高予算比を見ていたら中途チーフの店がトップ3でした。売り上げ至上主義でロスまみれでもやるチーフ。近海魚の調理を駆使して売上はソコソコでも逆ロスを毎月出しまくるチーフ。本部の企画無視して勝手な企画立てて売るチーフ。コレは私です(笑)部長が来て小言は言われますが独自路線曲げないで結果を出す。皆ゴールは一緒でも手法が違う。トレーナー来ても技術面では何も言われません。出世は皆揃って出来ませんが楽しいです。ひがみにも聞こえそうですが割り切って走り続けますよー   悪い見本として発表します(^^)

投稿: k,k | 2020年9月11日 (金) 18時37分

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