今思う媒体の効果
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
コロナ禍によって大きく変わった店舗運営。
一番大きく変わったものは?。
確かにお客様と接する場面での、レジ精算時の透明シートが設置されたり釣り銭をお渡しするのに直接素手を使わないような仕組みを作ったり等の変化は外部から見ていても大きな変化であろうか。
内部的にも、従業員同士の感染を予防する目的で休憩室内の人数制限をしたり更衣室での人数制限をしたりと生活様式がガラッと変わりました。
そして私的に大きく変化したのは販売促進活動であろうか。
3密防止対策がいまだに続いており、従来から続けてきたサービスや号外チラシが休止され瞬間的なお客様の集中を避けるための配慮が維持されている。
感染リスクを考慮すれば当面は継続されていくであろう。
更に、店内のマイク放送も現在は休止状態。
よって、従来は惣菜やベーカリーで出来立て商品が陳列されるごとにマイクにて店内のお客様にアピールしていた賑わいも現在は一切なくなってしまった。
よって淡々と店内の時間が過ぎていく。
チラシを中心とした強烈な販促が出来ない。
タイムサービス等のマイク販促が出来ない。
更には・・・ 。
レジでの透明シート設置の為にPOPスタンドを使用しているが、それは緊急の場合の用途であって、本来はPOPスタンドとはPOPを掲示する用途のための備品である。
それが本来の用途から外れてコロナ対策に使用されている。
私的にはそのPOPスタンドを使用して、単品量販に売場であったり旬やイベントの売場のアピールとして使用していたのである。
その販促の強調が出来なくなったのである。
そんな店内でのアピールが出来なくなったというデメリットは、私的には非常にやりきれないものがある。
思えばこのPOPスタンドを使用した媒体活用は多岐を極めた。
まずは遠方から店内を歩いてきたお客様に対して、その売場は何を目的に設置された売り場なのかをお知らせする目的だった。
今から思えばその効果は絶大であった。
その媒体の提示があるかどうかでお客様がその売場で立ち止まる効果が絶大だったのである。
その効果が現在はほとんど見られない。
それでも全般的な客数と点数拡大により売上は好調をキープしているからあまり問題視はしていないが、私的にはこのストレスは意外に高い(笑)。
5メートル前からお客様の視点をとらえるためのPOPスタンド。
そして足を止めたお客様へ手書きの筆POPにより価値を伝える。
そんな流れからお客様の買い物行動が以前は見られた。
しかし現在はそのようなお客様の買い物の瞬間を見ることは出来ない。
そのことで何を失ったのか?。
他店との単品量販力での差別化が出来なくなってきたことである。
以前であれば、POPスタンドを利用してお客様への単品訴求効果が絶大であったのだが、そんな効果も半減してしまったようだ。
集客する為のチラシ対策や価格対策。
しかし今後このような販促はやりたくてもやれない環境になっていくのかもしれない。
そこで威力を発揮するのは「説明POP」や「コトPOP」であろうか。
チラシも打たず、価格訴求もせず、マイク放送も無い中での単品量販。
そこでは所謂「コトPOP」という役割はますます大きくなっていくのであろう。
そこが競合他社との差別化になるであろう。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
→幸いにも研修期間の身(笑)
そのような遠慮深い行動とは程遠いように見えるのですが😓。
宝の山が見えるか否か。
それも外部目線の客観的な感どころでしょうか。是非研修の身ということを忘れることなく行動されることを願っております🙇♂️。
投稿: てっちゃん | 2020年9月10日 (木) 15時17分
本来ならてっちゃんがストレスを感じるならば私は発狂してますが、幸いにも研修期間の身(笑)なので半年後を見据えての動きをしています。
コロナ特需も1年周れば前年の好調だった数値に追われるのですから今から何をすべきか。
幸いにも宝の山は眠っている予感がするので如何に理解実行してもらうかの信頼関係構築が目下の課題ですね。
投稿: dadama | 2020年9月10日 (木) 14時59分