密になりたい
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
コロナ 禍によって受ける従業員への負担。
コロナ感染リスクの高い業界。
と言われながら、ソーシャルディスタンスを図り、透明シートにて防御したりと店内での対策は功を奏しているようで、スーパーマーケット内でのクラスターという話は聞かない。
そして従業員の食事の際の休憩室の使用も1テーブル当たり2名限定の使用であったり、休憩室の利用の総人数を限定したりと売場の裏側での対応も継続して実施しているのが現場である。
あるパートさんに聞いてみた。
「この環境で何が一番不満かな?。」
そのパートさんは即答した。
「休憩室で密になりたい(笑)。」
要は、コロナ以前のように、休憩室で1テーブルに4人〜6人で密集になりながら食事をし、その後のお喋りをしたいということである。
パートさんにとってはそれが唯一の癒しの時間なのである。
その唯一の癒しの時間をコロナ対応という一言で抹消され、残るは黙々と飛沫を飛ばさぬように食事をしたら沈黙の休憩時間と化してしまったのである。
店内で働くパートさんの一番の不満はここに尽きる(笑)。
本当にささやかな願いなのである。
それだけ職場のパートさん達の日々の楽しみが休憩室での会話。
しかしそれはパートさん達だけの不満では無いはずだ。
我々男性だって「密」になりたい気持ちは山々である。
“飲み仲間と思いっきり飲み明かしたい!”
“てっちゃん会メンバーと語り合いたい!”
“親戚一同が集まってワイワイ騒ぎたい!”
そのような欲求が溜まってきているのである。
しかし、そこはガマンガマンである。
当初はそれでもなんとか我慢ができた。
コロナ感染者も一気に急増し、重傷者や死亡者も出て、芸能人達も亡くなったことで明日は我が身かと疑うような状況に陥ったからである。
そこから、なんとしても自分がコロナに感染してはならぬという固い決意の下に生活するよう意志を固めたからである。
しかし、長すぎる・・・ 。
もう、いい加減、密になりたい(笑)。
密になりたいと書くと語弊があろう。
言い換えれば、仲間と飲みたい。
飲んで仕事について語り合いたい。
酔って語り合って意見交換したい。
そんな欲求は日に日に高まるばかりである。
そんな環境は、いつになったら我々の前に訪れるのであろうか。
効果的なワクチンが開発されなければ無理であろうか。
それまでのこの時間のロスは我々に何をおもたらすのであろうか。
それが時間だけのロスに止まれればいいのであるが、時間のロスと同時に今までの築いてきた仲間や繋がり、そして今後のそのようなチャンスまで奪われてしまうのではないかという恐怖心もある。
その為にも早く仲間たちと交流したいものである。
交流した結果の密状態。
早く密になって戯れたいものである(笑)。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
最近、リモートも疎遠になっていましたね。反省です(笑)。
思えばリモートには密も疎も無い。
そんなリモートを今は徹底して活用する時なのでしょうから、また復活していきましょう。
投稿: てっちゃん | 2020年9月 3日 (木) 08時04分
密になる事が商売繁盛の証であったのですから安全の為と理解してても制限は寂しいですね。
お客様とのキャッチボールの会話は今はよく見られない。従業員の会話も然り。
飲みニケーションも会社のコンプライアンス的によく見られない。段々と人の繋がりが疎になってしまったのは寂しいですね。
一刻も早くてっちゃん会再開となる日が待ち遠しい・・・最近リモートも中断してるのでリモートから定例復活も良いのかと!
投稿: dadama | 2020年9月 2日 (水) 22時30分