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2020年8月25日 (火)

本部の視点・現場の視点

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


チェーンストアとしての本部機能と店舗機能。

  どうしても分断されてデメリットとなる場合も多い。

効率を求めれば縦割りの組織運営となり、店長の能力無視という視点へ向かう。
連携を求めれば横割りの組織運営となり、店長の能力次第という視点へ向かう。

  今日は本部の視点、店舗の視点というテーマを設定した。

企業理念を策定し、自社の社会的な役割を想定し、その役割にて社会的貢献を果たし利益を生み、地域の人々から必要とされる企業として存続していく。

  そして昨今は働き方改革によりより一層効率化には知りざるを得ない環境であろうか。

しかし現場の店舗としてはそう簡単に働き方改革がスムーズに進められるものではない。

  お客様優先の売場維持。
  人材不足での作業遅延。
  高齢化による人材退職。
  
なんと言っても、集客のピーク時の売場とその後の売り切りという、日々の同じ作業とは言え日々異なるお客様の来店動機と来店行動により、外部与件に左右される客数と時間帯によってその対応に追われる毎日でもある。

  そんな中でも予想外の商品の大量入荷。

それはバイヤーにとっては宝であろうがお店にとってはただのゴミ。
現場の人間からすると、そう言い切っても許されるのではないだろか(笑)

しかし、送り込みに関しては大手の鮮魚専門店ではそれが当たり前の様に毎日大量の送り込みがあり、それを平然と?店長(部門責任者)が捌き、展開し、売り切っているのである。

  逆に我々は鮮魚専門店から「作」と「演」のノウハウを学ぶ必要があろうか。

それほど、本部目線と現場目線では見る視点が違うのであろうか。

  先ほども述べた様に本部は全体から個店へ向かう目線であろう。
  しかし現場は「その日」「その時間」「その瞬間」の目線となる。

お客様がその商品を取る、そして置く、更に再び同じ商品を取って、買い物カゴに入れる瞬間を見るのである。

  この瞬間を確認できるのは大きな武器と言えよう。

以前から何度もこのブログでは書いてきたと思うが、それが現場の強みであり大きな武器となるのだ。

  その瞬間は本部の誰もが見ることの出来ない現場だけの瞬間。

例えそれがある一人のお客様の行動だとしても、そのリアルな行動から現場は何を得るのか、得られたのか。
そしてそれらのお客様の行動を一番目にしているのは現場のパートさんでありレジ担当者なのである。

  彼女らの最大の武器はその瞬間を何度も目にしていることだ。

その瞬間の情報を武器に如何に売るという視点に転換できるか。

  ここに現場のパートさん教育の本質があるのではないだろうか。






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コメント

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
グロサリーや店長から睨まれる。
午後3時以降は相当な視線なのでしょうね(笑)。
しかしこればかりは部門間ギャップがどの企業も相当大きな問題になっているのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2020年8月25日 (火) 23時31分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
失うものが無いという強み。
企業というバックがなくなるということは全てが自分という組織体。
今まで身につけた能力や技術を企業の枠に縛られることなく如何なく発揮できるというのは羨ましくもあり果てしないリスクもあり、でしょうか。
何れにしても、組織が変わっても自らの信念がどれほど人の胸を打つか、という試練がこれから待っているのでしょう。その時になって初めて自らの本当の実力を知るのだろうと思います。
試用期間を終えて本領を発揮していただきたいと思います。

投稿: てっちゃん | 2020年8月25日 (火) 23時26分

うちの鮮魚は仕入れの魚が入るのがお昼の3時過ぎなので、どうしても新鮮な魚がすぐに出ないから
朝は、売場がスカスカの解凍品のスタートを切って柵したものが昼間で並んで、15時過ぎに刺身にして半額売りで飛ばすを鮮魚のB/Yらはしてます。
もっぱら、魚を買いにこようという客は少なく、寿司を買いにくる客がいるかなという感じです。

鮮魚の皆さんが15時くらいで皆帰ったあとで
精肉の私は17時過ぎまで事務作業に追われている現状がずっと続いています。
グロサリー、店長から睨まれています。

投稿: 第01肉屋 | 2020年8月25日 (火) 13時59分

コロナ禍で業績が上振れしているのであまり話題になりませんが、少子高齢化、業態の多様化、更にはコロナ不況と取り巻く環境は日毎厳しさを増していく中、今何をすべきかを企業全体として考える貴重な時期だと思うのです。
ピンチをチャンスと捉えて将来に向けてきっちりと社内を固める事が出来るのか。2年、3年後には結果は必ず出てるでしょう。
本部と現場が啀み合ってる企業は果たして存続しているのでしょうか(笑)。
どこまで出来るかは分かりませんが守ったり失う物が無い身、やらされ感と闘ってみますよ。
本部も現場の楽しくなくちゃです(笑)。

投稿: dadama | 2020年8月25日 (火) 12時07分

k,kさん、コメントありがとうございます。
→売る方もこんな良い魚だからお客様に喜んで買ってもらおう、まずは見てもらおうとのスタンス
なるほど、逆に言うと現場の商品に対する目利きもバイヤー同様に備わっていたということですね。
そして送り込みも商品自体のものの良し悪しを現場が判断して宝にもなるし商品自体がタイムリーでもなく鮮度品質的にも劣っていればゴミと化してしまう。
現場の生鮮各部も作業量目線で送り込みを見るのではなく、お客様目線で商品と量を見てチャンスと捉えられる感度が求められますね。

投稿: てっちゃん | 2020年8月25日 (火) 06時16分

鮮魚専門店経験者ですが送り込みに関しては質が違いました。よくあるお付き合いやオッツケ、売れ残り残品、リベート絡みの品はほとんどありません。鮮魚だからメーカーが作った既製品でもないし新商品もありません。市場で良い魚が大量に揚がったから競り落として買ってくるだけです(笑)青果も同じではないでしょうか? 売る方もこんな良い魚だからお客様に喜んで買ってもらおう、まずは見てもらおうとのスタンスでしたね。切り方も気が短いけど繊細なパワフルマンが多かったです、今でいうパワハラは日常茶飯事。喧嘩もよくありました(^_^;)私はいつも仲裁役でした。目先を変えれば送り込みは宝にもゴミにもなります。利権や忖度、自己満足な送り込みは現場で見破ってしまいゴミになります。小回りを効かせるのは大手では厳しいかもしれませんね

投稿: k,k | 2020年8月25日 (火) 05時41分

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