« 本部の視点・現場の視点 | トップページ | 秋刀魚の不漁2020 »

2020年8月26日 (水)

部下への問いかけ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


OJTによる部下育成。

  最近はこのテーマが多い様な(笑)。

それだけ、皆さん部下育成には大きな課題を抱いているということでもあろう。
そして、部下が上司の思う様な行動をし、仕事をし、結果を残してくれるかどうかで自店の自部門の業績が大きく変わってくるのであるから、どうしても上司は部下をその様に見てしまうものである。

  そのように見てしまう?。

そのようにとは、初めから出来る存在でありはじめから何も教えなくてもこちらが思っているような情報受容能力が備わっており、上司の一挙手一投足に学び、何も言わなくても勝手に成長してくれる存在であるということ。

  確かにそのような部下が居ないわけではない。

しかしそんな人間はほとんど稀な存在であり、相当上司がしっかりと部下の成長管理をしているか部下が高い成長意欲を持ち、相応に考えて行動し常に学んでいる人間であろう。

  そんな稀な部下に巡り会えたらそれは幸せだ。

しかしそんな部下ほど自分の手元から早々に離れ、もっと優秀な上司の元に異動となるか、はたまた自分と同等の職位に昇格してしまうものである。

  よって概ねの部下は自らが手掛けなくてはならないのである。

そしてよく言われるのは、部下への「質問」のしかた。

  YES、NO、が簡単に返答できる質問は避ける。

確かにその通りだと思う。
OJTとは普段の上司と部下との会話ややりとりから生まれていくものである。

  よって普段の部下との会話を意識するだけでも部下の考える力は養われるもの。

部下とて、自分の実力が将来の自分を変えていくわけであるから、自分を変え、成長に導いてくれる上司との巡り合いは嬉しいものである。
しかし上司にその意識がなければ、部下は単なる奴隷であり使い捨ての労働力に過ぎなくなってしまう。

  上司の思惑と部下の思惑。

そこにギャップが生じれば、これは信頼関係とは無縁の関係となっていくであろう。

  信頼関係とは育成と成長の二つの意志が交錯する関係でもあろうか。

そこをまずは上司が意識してこそ、いずれは部下にも伝わっていくのである。
そんな意識を持って、部下との会話を意識してみたいものである。

  まずは、YES、NO、が簡単に返答できる質問は避ける。

例えば、今月の荒利率の状況を部下に聞いてみよう。

  「今月は荒利率予算は出せそうか?。」
    
これでは、YES、NOの世界である。

  「今月は荒利率は何%出そうだ?。」

確かにこの質問ではYES、NOから一歩進んで、具体的な荒利率という数値への回答を求めている。
しかしこれでもまだ弱い。

  現実の現在推移を回答させようとしているに過ぎないから。

部下の考える力と創造力を育成しよいうとしたなら、

  「今月の荒利率の計画は何%だ?。」

こうなると、荒利率の現在の推移からどう荒利額予算に合わせて結果としての荒利率を自ら導き出そうとしているのかの考えを普段から用意しておかねばならない。

  ここまでの突っ込んだ会話を普段から交わしているかどうかであろう。

何も難しいことではない。

  これが普段の会話として成り立っているかどうか。

それだけで部下の思考能力は相当に高まるのではないだろうか。

  あくまでもOJTとは普段の会話の積み重ねなのである。






|

« 本部の視点・現場の視点 | トップページ | 秋刀魚の不漁2020 »

部下育成」カテゴリの記事

コメント

sakaeさん、コメントありがとございます。
今も昔も、ほっておいても自らの意志で成長する部下もいれば手取り足取り関わっても意を解せず停滞する部下もいるもの。よって部下に厳しい言葉で叱咤するチーフもいますよ。店長としてチーフが部下に叱咤したい気持ちもわかるため、その場は見守りますが、あとで必ずいうことは
「叱咤する気持ちもわかるが、後で必ずフォローしてやれよ。」
そのフォローがあるかないかで叱咤された部下の叱咤された意味を理解する熟度が増していくものです。
そんなやり取りをリアルにやれる時が待ち遠しいですね。

投稿: てっちゃん | 2020年8月28日 (金) 08時38分

このコメント欄では、書ききれないことがたくさんあるので部下育成については一度あちらの会で話し合いたいですね。
部下が成長するきっかけを上司は与えることはできますが、成長するかどうかは部下本人の意欲だと思います。
若い人を見ていると、ハラスメントの問題もあり上司が強く言わないので、自分はできているという変な有能感を持っているように見受けられます。若い時には誰でもありますが、上司からボロクソに言われその有能感もなくなっていくものですが、現在はボロクソに言われる機会もないので、勘違いを起こすのかもしれませんね。
ハラスメントの問題もあり、部下育成は部下優位に働いていると思います。だからこそ、部下側でしっかりとした成長意識を持って仕事に励んでほしいですね。

投稿: sakae | 2020年8月27日 (木) 18時48分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
肩書。
良くも悪くも肩書という大きな武器は自分も周囲をも錯覚に陥れてしまうもの。
それを乱用するか、肩書に頼らずに人間性を磨いていくか。
そこには肩書に振り回されないという確固たる決意が求められますね。
但し、肩書には必ず責任がつきまといますから、その責任を果たすという決意も求められますから、いざとなったらいつでもその肩書を捨てる覚悟を持ち合わせていないと軸の通った行動はできないと思います。それは肩書があろうと無かろうと同じことかと思います。
肩書の無い一パート。
周囲がそう思うかどうかはわかりませんが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年8月27日 (木) 07時21分

「私には肩書が存在しなくなったどころか」の誤りでした。何故か部活のまま気がつかずアップしてしまい申し訳けありません。

投稿: dadama | 2020年8月26日 (水) 20時21分

地位的には私には部活は存在しなくなったところか完全な外様新参者。この立場で如何に信用を得ていくのかは悩ましい所ですね。
唯一の武器は柵から解放されたので顧客目線で純粋に語れる事でしょうか。企業の考え方や事情はあるのは百も承知。然しながら全ての評価はお客様が下す事実。このブログやあちらの会で学んだ集大成を私なりに築き上げ、更には次世代に繋げていきたいですね。たかがパートされどパートです(笑)。

投稿: dadama | 2020年8月26日 (水) 20時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 本部の視点・現場の視点 | トップページ | 秋刀魚の不漁2020 »