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2020年8月12日 (水)

手本を持つ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


理想の売場。

  皆さんそれを目標に売場作りをする。

それでは理想の売場とは具体的にどのような売場を言うのか。

  しかしなかなか自分でもそれを表現することは難しい。

表現しようとすれば、具体性に欠け概念的な言葉で網羅しようとすることになる。
よって、現実に存在する「ある売場」を目標にしている場合が多いのではないだろうか。

  例えば自社他店舗で良い売り場を作っているお店。
  例えば競合他社で憧れてしまうような売場のお店。

特に自店から近場にあるお店であれば、競合店であろうとなかろうと自分の「手本」として日々MRしているお店があろう。

  それも時系列的に参考にしているお店である。

それは、その日のその瞬間の売場だけではなく、時系列的に毎週毎週の売場が相場や旬、イベント等の歳時記に合わせてダイナミックに変化しながらも効率的に関連性の高い商品群が一堂に集められた展開をしているお店であったり、常に売場の縦割りがしっかりと維持されながら鮮度感のある陳列をしているお店等であろうか。

  自分の手本。

その存在は非常に大切であろう。
身近なところに、これからの売場作りにおいて自分が参考になる売場の現物を直接、そして時系列的に勉強できるのであるから。

  百聞は一見に如かず。

よく言われる言葉であるが、それを地でいくのが実際に存在する売場を自分の目で直接見ることである。
それによって、いくらいろいろな情報が耳に入り込んできたところで、一回その売場を見たら全てが理解できると言うことだ。

  そんな自分にとっての手本であり見本のお店を作っておきたいものである。

それも時系列的に52週毎に見続けることが大切だ。

 それを定点観測という。

同じお店の同じ時間帯で同じ曜日を毎週見続けること。
それによって、そのお店の考え方や販売手法が常に変化しながら「今」を追い求めていく姿が見えるのである。

  そこで見えてくるのは「タイミング」。

いつどのタイミングでそれを打ち出すのか、それもどれだけのボリュームで、展開方法は、等の生の情報がその売場から入手できるのである。
特に、その地域での出店が先輩格の企業や店舗であればそれは自店にも大いに参考にできる生の情報と言える。

  特にイベント時の売り場の変化を把握することは有効であろう。

お店の顔である店舗入口の売場展開。
青果のトップ平台の旬の果実の展開。
鮮魚のイベント時の刺身売場の展開。

  等々、店長として参考にする部分もあろう。

ただし、上記のように各部門の担当者がそのまま自らの展開手法に取り入れやすい職位の人間が直接見に行ってくることも大切である。
自社の模範店舗を視察することも重要であろうが、競合他社の模範店もを視察することも重要。

  違うDNAを持つ企業の売場ほど参考になるものはない。

自分の売場作りにおける「手本」の存在。

  この手本の存在が自分の売場の進化を決めるのであろう。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

自ら作る売場と他人から作らされる売場。
決定的な違いは作る人間の意志。
本部主導でもバイヤーの意志が現場に伝われば現場の意志として機能するし、現場の意志で異常値を作った時も本部バイヤーがその良さを素直に吸収するという本部と現場のスタンスがお互いの信頼を生み、あのバイヤーの為ならという現場の意志を誘導できれば最強の「作」と「演」の関係になるのではないかと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2020年8月13日 (木) 06時00分

私も他社のお店を拝見する機会が増えましたが、売場だけ見るだけでなくその売場が出来過程を知る事が出来るのがあの会の凄さですね。
更には皆んなであるべき売場の議論をし検証まで行う。残念ながら今はコロナで中断となってしまいましたが是非とも復活してあるべき売場やお店について語りたいですね。最近思うのは作る売場と作らされる売場は見た目は同じでも売上、利益は大きく異なると言う事でしょうか。まずはここを新天地でトライしてみたいですね。

投稿: dadama | 2020年8月12日 (水) 18時14分

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