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2020年8月17日 (月)

自信という武器

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の土曜日は「基本の進化」を記した。

  https://app.cocolog-nifty.com/cms/blogs/600797/entries/92115727

導入された基本を組織が仕組み化し、定着していくと次の段階へ向かう深堀が始まり、深掘りによって更に基本の仕組み化が為されていけば、深掘りもまたその組織や個人にとっては基本として定着していくのである。

  これが基本の進化。

そしてそれらの基本が維持継続されていくと、必ずタイムラグを生みながら結果が伴っていくものである。

  基本の継続からもたらされる結果とは必ずタイムラグが生まれるもの。

しかし、基本をスタートした段階から結果が出るまでには、どの程度の時間を要するのかは誰にもわからない。

  それは置かれた条件が異なるからである。

一週間で結果が出る場合もあれば、一年から数年の年月を要する場合もあろう。
しかし、その基本をやり続けてきた人間には、必ずその結果が後々にもたらされると信じているのである。

  それは基本を継続してきた経験からもたらされるものである。

その経験と知恵が、自信を生むのである。

  その自信が継続していく信念となるのである。

その自信からくる信念は、自分にとっての大きな武器となろう。

  大抵の人間は半年で結果が出なければ止めてしまうもの。

それよりももっと簡単に短時間で結果が出せる手法はいくらでもあるからだ。

  チラシの価格やポイントサービス等。

その日のうちに結果が出るから楽しいし、止められなくなってしまうもの。

  “基本なんかやってられねぇ〜よ(笑)”

となってしまう。

しかし基本の重要性を知る人間は上記のような止められない販促サービスを経験し苦い思い出を持つものでもある。

  販促サービスというアリ地獄。

簡単に結果が出るが、簡単にお客様が離れてしまう最大の武器。

  これが基本を忘れた組織の末路である。

お客様の信頼とは、価格やポイントではなく、「また行きたい」というお店への信頼である。

  いつ行っても鮮度の良い商品が置いてある。
  いつ行っても従業員が気持ちよく挨拶してくれる。
  いつ行っても清潔なお店で安心して買い物ができる。

それを獲得出来るには、それ相応の時間を要さねばならない。

このように、一年以上やり続けられるのは上記のような信念を持っているか否かであろう。

  自信という武器をなんとしても獲得したいものである。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
企業のレベルとしてチェーンストアとして、ある一定のその企業が提示する基本ができていてこその応用であり深掘りであることをまずは全社員が共通認識を持つことが大切なのではないでしょうか。
しっかりした基本という土台の上にそこからの応用を深掘りしていくと安定した成長が数年は継続していくと思いますが、土台の無いところに深掘りしてもすぐに底が尽きてしまうものです。
深掘りするためには土台という積み上げを高く積まなければ掘れないということを認識することが大切なのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2020年8月18日 (火) 06時11分

販促予算にしてもチラシ一辺倒の基本で行くのか、チラシエリアや回数を見直して他の販促手段にトライしてみるのか?経験的には自ら考えた販促手段の方が効果はありましたね。但し応用のノウハウは個に留まる事が多く店長や管理職が交代すると継続出来ないのが難点ですね。引継ぎ書類で残しても自ら知恵を絞って実行した事は次の店長にすれば「やらせ」にもなり兼ねませんから。
店舗の継続的成長と携わるメンバーの異動による応用の格差。なかなか悩ましい課題ですね。

投稿: dadama | 2020年8月17日 (月) 16時16分

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